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. 最上級のチャラい奴 20
~Yside~
こんなにゆっくりしているのは何年振りだろう
チャンドラと付き合い始めてからやたらと健全な生活を送るようになって
こうして温もりに触れて甘い溜息をついている
自由気ままに生きてきた俺に、こんな日々が訪れるとか……
「……ユノ?起きなくていいの?」
「ん、まだいい」
「あのね、さっきお母さんが心配して……」
「ほっとけよ、お前に構いたいだけだ」
「………うん///」
腕の中で擦り寄るふわふわの髪が擽ったくてそっとキスを落とす
なんだか柄にもなく感傷的になっちまう、よな
ここに連れてきたのは先々のことを考えてのこと、そう俺とチャンドラの……
「チャンドラ、チャンミン」
「………何?」
「ずっと、そばに居てくれよな」
「何、急に///」
「ん、なんとなく、だ」
「ええ?なんとなく?」
「チャンドラがいないと息が出来ない」
「………ずっと、ユノの側にいるよ?決まってるじゃん///」
そう言ってふにゃりと笑ったバンビアイが愛おしくて、擦り寄る体を強く抱き締める俺だったんだ
. コメントお礼及びお知らせ
皆さまこんばんは、このブログの管理人紫苑☆です
いつも私の拙いお話を読んでくださりありがとうございます^^
そして温かいコメントも沢山いただきありがとうございます!!
いつも大切に読ませて頂いてます♡
さて、昨日はトンペン界に激震が走りましたね
まさかの熱愛報道に動揺を隠せませんが、2人の幸せを願う気持ちに変わりはありません
そしてホミンペンであることにも……
他のブログも多数閉鎖されていると聞きましたが、私はこのまま続けようかと思っています
私の中のホミンはラブラブですし、なんら変わる事はありません
ただ、鍵付きのお部屋になる事はご了承下さい
パスワードはトンペンさんなら誰でもわかるようなものにしておきますのでご安心くださいね
誰も来なかったらどうしようかしらwww
仕事が忙しく、最近は更新もままならない私なのでうまく書けるかまだわかりませんが←弱気
だってね、ショックですよね
きっと眠れないトンペンさんも多数おられるかと思います
でもユノさんとチャンミンはお互い唯一無二の存在で、そこは何も変わらないはず
ホミンは永遠に不滅ですよね!!
トン沼にはまったきっかけもホミン小説でしたし、兵役中もホミン小説でなんとか生きてきたんです
やっぱり無しでは生きていけないなぁ、と思ってます
ただ甘いだけのホミンブログですが、これからもよろしくお願いします(*´ー`*人)
読者の皆様サランへ•*¨*•.¸¸♬
紫苑☆でした
. 僕はバンビじゃない 13
~Yside~
「バンビ君今日の飯何?」
「あ、えっと今日はオムライスにしようかと」
「オムライスか、いいね」
「ふふ、サラダとスープも作っときますね///」
「ああ、サンキュー」
事務所から繋がる部屋へ顔を覗かせると、エプロンをつけていそいそと料理に励むバンビ君の姿
うん、こういうのっていいね
ネットでのやり取りが多くて殆ど外に出ない日もあるけど、人がいるだけでこんなにも癒されるのか
いや、人にもよる、かな(笑)
……バンビ君がここに住み始めて2週間が過ぎた
最初は怪しんでいたようだし、すぐに出て行くかと思ったが、どうやら慣れてくれたようで
目の保養兼、腹も満たしてくれるとか
あとは………
「あの、チョンさん」
「ん、何?」
「僕、明日から休みに入るんで何か他にお手伝いする事があれば、その///」
「ああ、そうなんだね、じゃあ頼もうかな」
「あ、えっと……僕に出来ることなら///」
「とっても簡単な事だよ」
「は、はい///」
キッチンカウンターに肘をついて見つめる先の大きな瞳が、ゆらゆらと揺れるのを満足げに眺める俺だったんだ
. 最上級のチャラい奴 19
~Cside~
「あら、チャンミンさん大丈夫?なんだかお顔が赤いけど……」
「あ、いえ、大丈夫、です///」
「そう?飲ませ過ぎちゃったかしらね、ごめんなさいね、つい嬉しくて」
「あ、いえ///」
「ユンホさんが誰かを連れてくるなんて本当に初めてなのよ~私達のことは気にせずゆっくりしてらして?」
「あ、ありがとうございます///」
二階の客間からトイレに向かう途中、様子を見にきたユノのお母さんに見つかって心配されてしまった
でも……何があったかなんて、とても言えない、よね///
ユノはといえば散々僕を啼かせた挙句、ベッドで横になるとすうすうと眠ってしまって
そういやこの日のスケジュールを空けるために忙しくしてたっけ、なんて……
起こさないようにそっと部屋に戻ると、客間にある小さな冷蔵庫を開けてみる
中には飲み物や食べ物がどっさりと入れてあって、きっとお母さんが入れておいてくれたんだろう
距離は近いけど凄くいい人、だよね
それにしてもユノの家ってお金持ちだったんだ……僕の家とは全然違うよ
ま、ご両親自身も普通じゃない気もする、かな(笑)
「………チャンドラ?」
「あ、ユノ、起きたんだ」
「どこ行ってたの?」
シーツの合間から不機嫌そうに顔を覗かせるアーモンドアイにゾクゾクとしちゃう
そう、最近は目が覚めたら側にいないと怒られるんだった……
「チャンドラ、来て?」
「……はい///」
低い声に吸い寄せられるようにベッドへ近づくと、あっという間に腕を引かれて腕の中へと閉じ込められてしまったんだ
. 僕はバンビじゃない 12
~Cside~
「……それって大丈夫なの?」
「へっ?」
「なんか……やばそうな匂いがするんだけど」
「や、やばそう?」
大学の構内にあるカフェで親友のキュヒョンと待ち合わせて、引っ越したこと話したのはいいけど
随分と怪しまれて心配されてしまった……!!
チョンさんからは余計なことは話さないように言われているし、せっかく見つけた住むところを手放したくもないし
……あんまり詳しくは話せないんだよね
だって凄く居心地のいいところなんだ
住み込みっていうと店舗の二階の狭い部屋くらいしか思い浮かばないのに!!
あの広さにあの快適さ!!
食材も使い放題とか、食いしん坊の僕にはもってこいじゃないか!!
「大学の寮とかの方が良かったんじゃない?」
「あー、うん」
「そんな得体の知れない『何でも屋』だなんて、一体何をさせられるのかわかったもんじゃないよ?」
そう、チョンさんからは名刺を渡されたものの、人には『何でも屋』って言うように言われている
探偵事務所っていってもでっかい看板を掲げているわけじゃないし、相変わらず検索でもヒットしない
確かに怪しいっちゃ怪しい………よね
「この先の事ともあるんだからちゃんと聞いておいた方がいいよ!!」
「……あ、うん///」
真面目な顔してキュヒョンにそんな事を言われて、今更ながらに不安になってしまう僕だったんだ
. 最上級のチャラい奴 18
*ちょっとR18です♡
~Yside~
「………やっ……ダ、ダメ……あっ…///」
「もう諦めろって、な?」
「だ、だって!!……シーツ汚しちゃ……あっ…ん///」
「ん~しょうがないな」
「………んんーーっ!!///」
跳ねる体をベッドに沈めて首筋をなぞるようにキスを落としていく
左手に握られたチャンドラのソレは痛いほどに膨らんで、スライドするたびに蜜を垂らしていて
………最近ますますエロくなった気がする
それもこれも俺のせいだってチャンドラは怒るけど、そりゃ素質があるからに決まってる
チャンドラの艶っぽさと儚さは天性のもの……
「チャンドラエロい」
「………もう、やだって///」
「ん、イきたい?」
「………ユ、ユノの意地悪///」
「チャンドラが可愛いのが悪い」
「なっ!!///」
怒って睨み返す仕草さえ愛おしいとか、俺も相当なもんだけど
「声、抑えとけよ」
「えっ?あっ、ああっ!!///」
ぬらぬらと蜜を垂らすチャンドラのソレを口に加えると、一気に絶頂へと追い込んでやったんだ
. 僕はバンビじゃない 11
~Yside~
「だから、ユノってばなんで僕のこと雇ってくれなかったのさ!!」
「煩いよテミン、お前の料理は壊滅的だろ?」
「ええ~?イェソンさん掃除は得意だよ?ねえ、ユノ?」
「はは、貴重な情報屋を失うことになるからそれはできないな」
「ちぇっ、つまんない~」
そう言ってデスクに突っ伏して拗ねるテミンの頭をガシガシと撫でてやる
路頭に迷っていたところを助けてやった縁で知り合ったテミン
昔は生意気なだけなガキだったのに、今じゃいっぱしの情報屋になって
イェソンも俺も助けられてる、よな
「それにしても随分可愛い子を雇ったもんだな」
「ん?ああ」
「おお、随分な気に入りようだ、今度会わせてくれよ?」
「まあ、気が向いたらね」
「ええ~僕やだ、失恋じゃん」
「テミン、お前は黙っとけって」
ブツブツ言いながら俺にじゃれてくるテミンを見つめがら、バンビ君のことばかり考えてしまう俺だったんだ
. 最上級のチャラい奴 17
*ほんの少しR18です♡
~Cside~
「……ちょっ!!ユノ!!///」
「ん~?」
「バ、バカ!!何考えて……あっ///」
信じられないくらいの速さで服を脱がされてベッドに沈められると、蕩けるようなキスが落ちてくる
あ、サラサラの前髪が艶っぽい……
なんて思ってる間に胸の突起を抓られて、思わず甘い声を上げてしまった
さっきの余韻がまだ残る身体は簡単に熱くなっちゃって、このままじゃどうしようもなくなってしまう!!
下にユノのご両親だっているのに!!
妹のジヘさんだって!!!!
「チャンドラ、観念して?」
「………む、無理っ///」
「こら、そんなに暴れるなら腕縛るよ?」
「なっ!!!!///」
「おっ?チャンドラの息子がでっかくなった」
「!!!!///」
すっかり硬くなったソレをぎゅっと握られて、あまりの気持ちよさに息もできないほどだったんだ
. 僕はバンビじゃない 10
~Cside~
「ん、美味い!!」
「あ、良かったです///」
そう言って次々に料理を口に運ぶチョンさんの顔を見てホッと胸をなで下ろす
男の僕が作ったものなんて食べて貰えるのかとドキドキだったけど
………だ、大丈夫そう、かな?///
雇い主がご飯を食べてる時ってどうすればいいんだろう
家政婦とかならやっぱりキッチンにいるべきだろうか
所在無げにウロウロとしているとクスクスと笑う声が聞こえてふと振り返る
そこにはジャケットを脱いでシャツの腕をまくるイケメンの姿があって!!
「何やってんの?一緒に食わないのか?」
「へ?///」
「どっからどう見ても不審者だ、ほら、箸持ってきて、そこ座って」
「ああ、えっと///」
チョンさんに急かされて慌ててテーブルについたものの、なんだか落ち着かなくて箸を持ったままソワソワとしてしまう
探偵って本当だろうか………
怪しいって思うけど悪い人には見えないし
ち、超絶にイケメン、だし///
それにそんな風に見つめられたらドキドキしちゃって目も見れないじゃないか!!
「バンビ君」
「うわ、はいっ!!///」
「ほら、食べて?」
にっこりと笑うアーモンドの瞳に見惚れちゃって、ちっとも味がしなくなってしまった僕だったんだ
. 最上級のチャラい奴 16
~Yside~
「ちょ……ユノ?///」
「二階の客間だろ?少し休もう、な?」
ったく!!
何考えてんだあのエロオヤジ!!
息子の恋人と一緒にサウナだとか、そんなのダメに決まってんだろ!!
きっとあれは俺をからかって喜んでいるんだ、ほんと昔から変わんねぇ
我が親父ながら食えない奴!!
ちょっと強引だとは思ったがチャンドラの腕を引いて階段を上がると、奥の客間へとなだれ込む
どうせ泊まるならちょっとくらい休憩したっていいだろう
「ユノったら、話の途中だったのに……」
「バカ、あんな誘いに乗らなくていいんだって」
「もう、久しぶりに会ったのにあんな言い方ないよ?」
まるで幼い子を諭すように顔を覗き込むからグイと引き寄せて思い切り抱きしめる
ああ、首筋から香る甘い香りが堪んない
耳に触れるとピクンと跳ねるから止まんなくなる
「ユ、ユノ!?///」
「ん、ちょっとだけ、な」
「な、何?……んっ//」
腕の中から逃げようとする細い体をがっしりと掴んで、文句を言う唇をねっとりと塞いでやったんだ