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. 好きがとまらない 43
~Cside~
「チャンミンなんか変わった!!」
「な、何がだよ///」
「飲み会の時と全然違うじゃん!!この週末何があったのさ!?」
「な、何もないってば///」
あの日………ユノさんと初めて迎えた朝は体のあちこちが痛くて動きもおかしかったけど
1日経っての出社だったから誰にもバレないって思ってたのに
朝からミノに詰め寄られちゃって本当に困ってしまう///
流石に本当のことは言えないけど、どうしても緩んでしまう口元とか、気怠さの残る体とか
隠しきれない幸せオーラが出ちゃってるのは否めないんだよね
だって朝見たときの自分の顔はまるで別人だったもの……!!///
出社してちらりと目を合わせたユノさんは、蕩けそうに甘い視線をくれるから、体の奥がジンとしちゃって、暫くそっちを見れなかった
あれだけ会社では普通にしてって言っておいたのに、あんな顔で見つめられたら………///
「なあ!!チャンミン!!」
「おいミノ、いい加減にしろ」
「あっ!!ユノさんなんか知ってんでしょ!!」
「ふふん、お前には教えてやんねー」
「ええ!?狡い!!」
「ちょ……ユノさ///」
「こいつはもう俺のものってこと!!」
「は、はああああ!?/////」
途中から割り込んできたユノさんの爆弾発言に、社内全部に響き渡る大声で反応してしまって
暫く立ち直れないくらい落ち込んでしまった僕だったんだ
. 好きがとまらない 42
~Yside~
「チャンミン歩き方おかしい」
「う、煩い!!誰のせいだと!!///」
「ん、手貸してやるからさ、ほら」
「………///」
いつだって素直じゃない君が今日はやけにしおらしい
ベッドから起き上がってシャワー浴びて、ちょっと不恰好だけど俺の作った飯を一緒に食べて
ついつい見惚れちまうから終いには怒られてしまったけど
今日の君は特別に綺麗で……
「………あんまり見ないで///」
「ふふ、なんで?」
「し、視線が甘すぎる、から///」
「ん、無理」
「………なっ!!///」
「甘いのは君だよ、チャンミン」
「………バカ///」
その日、俺達は一日中離れることなくくっついて過ごした
時々は邪魔だって押しやられるけど、目は嫌がってないからいいよな
何度もキスをして、何度も微笑みあって
なあチャンミン
俺達はまだ始まったばかりで、やっと一つになれた
これからも一緒にいて時を過ごせたらって
ずっと君を愛していけたらってそう思ってる
一緒に暮らしたいって言いたいけど、君はOKしてくれるかな
微睡みの中蕩けそうに甘い朝を迎えながら、2人の未来を思い描かずにはいられない俺だったんだ
. 好きがとまらない 41
~Cside~
「………ん…いたた………」
目を覚ませばいつもとは違う天井、あ……れ……ここって……?
僕……?
「チャンミン起きたのか!?」
「……え?ユノさ……わっ!!///」
いきなりドアが開いて飛び込んできたユノさん、そのままの勢いでベッドにダイブしてくるから寝起きの頭はとてもついていかない!!
「チャンミン、チャンミン、チャンミン!!」
「わっ!!や、やめろっ!!///」
まるで犬みたいに僕の肩にグリグリと頭を擦り寄せてくるとか
まったく、あなたって人は……
真っ直ぐに見下ろすアーモンドの瞳、そうだ、僕ってば昨日……///
「チャンミンおはよ」
「……おはよ、ございます///」
「体、痛い?」
「……す、少し///」
「そっか、ごめんな?」
「……あ、謝らなくていい///」
「ん、飯できてんぞ?起きれるか?」
「はい///」
起きるために離れた体が寂しくて思わずTシャツの裾を掴む、そんな自分の行動に驚いてしまうけど
目の前のあなたは満面の笑みを浮かべていて……
「何、離れたくない?」
「………///」
「もう少しこうしていようか」
強く抱き締めるあなたの腕が心地よくて、そっと厚い胸に顔を埋めたんだ
. 好きがとまらない 40
*ちょいR18です♡
~Yside~
正直これ程とは思わなかった……
甘すぎる体にカケラほど残った理性も全部持っていかれそうだ
触れるたびに跳ねる体はまるで絹のように滑らかで、余すところなくキスを落としていく
刺激に耐えられず逃げようとするけど、こんなにしてるのに真っ赤になってイヤイヤと首を横に振るとか
どれだけ俺を煽るつもり?
夢の中で何度も君を抱いたのに余裕なんて一つもなくて
ああ、本物の威力には到底敵わない、なんて……
胸の突起を口に含んで固く閉ざされたソコをゆっくりと開いていく
ねえ、ちゃんと俺をみて?
ちゃんと俺を感じて?
ローションの冷たさに驚く仕草さえ、愛しく思えて仕方ないよ
「………あっ……ああっ!!///」
「こら、ちゃん目開けろって」
「………ん、ぜん……ぶ?///」
「ん、全部入ったよ」
「……ユノさ……きもち……い?///」
「バカ、当たり前だろ?」
「………ん……す…き///」
「!!///ったく、知らねーぞ!!」
「………え?……あああっ!!///」
トロトロに蕩かして力も全て抜け切った頃、俺達はやっと一つになった
2人とも汗だくで、ロマンチックなんてとても言えそうにないけど
一つになるっていうこと
愛してるっていうこと
全部君が教えてくれたんだ
俺を見上げる宝石みたいな瞳にキスを落として、君の中へと熱を放ったんだ
. 好きがとまらない 39
~Cside~
「………あっ……待って……や///」
「バカ、力抜けって」
「………む…りっ///」
「ちゃんと俺を感じて?ほら、こっち向いて」
「……ん………///」
……何がどうなっているんだろう
顔中にキスをされたかと思ったら、今度はねっとりと蕩けるようなキス
絡み合う舌についていくのが必死で、全然余裕なんてないのに
体だけは素直に反応しちゃってもう恥ずかしくて堪らない///
最初にその……ソレに触れられた時は飛び起きちゃって、でもすぐにキスで押し戻すとか
どれだけ慣れてるのって思っちゃうじゃん///
「チャンミン濡れてる」
「!!!!/////」
「ふふ、可愛い」
そんなことわざわざ口に出して言うとか本当に酷いと思う
じわりと浮かぶ涙は頬を伝う前に唇で拭われて……
ああ、好き
大好き……
言葉にならない喘ぎは容赦なく唇で塞がれて、僕はあなたに身を任せることしか出来なかったんだ