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苺な彼とビールな僕

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. 奥様は床上手 21












~Cside~










「で、結局あれから仲直りしたんだ?」




「あ、うん、一応」




「そっか、ちゃんと話せたんだ」





「うん、ありがとね、チャンミン」








そう言ってキュヒョンは穏やかな表情で笑った







そこまで詳しくは聞いてないけど、どうやら丸く収まった感じ?






恋人同士の感情のもつれとか、他人が口を挟むのは良くない気もしてたし






本当に良かったよ






ま、僕もキュヒョンも男の人と付き合うのは初めてだから、正直戸惑いもあるよね





僕に至っては結婚までしちゃってるし///







で、僕のスキルアップの件だけど、僕が最初にどう頑張ったところで途中からユノに主導権を握られちゃうし







多分、何かスイッチが入っちゃうみたい///







普段は優しいのにアノ時だけは射るようにみつめられて、結局は揺らされてしまう







『チャンミンはそのままでいいんだよ』







そう言ってくれる僕の優しい旦那様、これからも色々とあると思うけど







うん、僕はユノがいれば大丈夫








でも、こっそりエッチな下着を買ってることはまだ内緒にしておこう







でないと一晩中離して貰えないからね








僕のスキルアップはまだまだ始まったばかり!!






























. 奥様は床上手 20










*R18です♡


~Yside~














「実地でやんないとね」





「じ、実地!?///あっ……や///」










これはかなり期待できそうな予感








だって最近のチャンミンのエロさときたら半端じゃないから!!









しっとりとした素肌に指を這わせるだけでピクピクと反応しちゃって







胸の突起は触れる前からピンと立って主張しているし







いやいやと首を横に振る割には熱っぽい瞳をして見上げてくるし







もしかしてスキルアップしなきゃいけないのは俺のほうなんじゃないかって……








「………んっ……あんっ///」





「ん、上手に動けてる、ほら、もっと腰振って?」





「………こ、こう?……ふっ……あっ///」





「ああ、いいよチャンミン、キュウキュウ締め付けてくる」




「………や、ユノのエッチ……あっ///」









俺の上に跨ってゆらゆらと腰を揺らす可愛い奥さん





 
いつもなら恥ずかしいと断られてばかりだけど、今夜ばかりは乗り気な感じだし







スキルアップと称して色んな体位を試してみてもいいかも









「……ユノ、笑ってる」




「そりゃだってチャンミンが可愛いからさ」




「か、可愛いだけ?///」




「ん?可愛いだけじゃなくて、エロい」




「………だ、誰のせいだと……あっ……ああっ///」









細い腰を掴んでガツガツと腰を打ち付ければ、体を反らして必死に快感に耐える姿とか







ああ、正に最高の嫁


そして最高の床上手!!








向上心が旺盛なくせに、モジモジと恥ずかしがる姿も最高でしかない!!









「しっかり掴まってろよ?」





「え?わ…………あっ、ああっ!!///」









細い体をくるりと返して体勢を入れ替えると、ヒクヒクと俺を待ちわびる蕾に自分の熱を突き立てたんだ





















. 奥様は床上手 19













~Cside~









「だから会いたくないって!!」





「キュヒョン~そんな事言うなよ~」





「いつも強引で僕の話聞いてくれないし!!」





「ダメな所は直すから考え直してくれよぉ」










そんなわけで、うちで繰り広げられたキュヒョンとシウォンさんの揉め事は1時間にも及ぶものになった






まさかシウォンさんが着いてきちゃうなんて思いもよらなかったけど






ちゃんと話をした方がいいって思っていたから、まあ、これで良かったのかも






散々言い合い、というか、シウォンさんが謝り倒してようやく2人は帰っていった







ユノと僕といえば呆然として、ただただ見守っていただけ








「ようやく落ち着いたな」





「本当に、まさかシウォンさんを連れて帰ってくるなんて」




「いやぁ、しつこくて参ったよ」




「ふふ、本当に」









これでようやく仲直りしてくれるかな?


僕も肩の荷が降りた気がするよ……







やっぱり親友カップルには仲良くしてて欲しいしね

 





「チャンミン」





「え?」




「あの2人も元に戻ったことだし、俺達も仲良くしようか?」




「な、仲良く?わ///」







出しっぱなしのゲームを片付けようとテレビの前に蹲み込んでいると、背中から抱き寄せられてバランスを崩した







気がつけばがっしりと腰を掴まれてユノの腕の中








わ……そんなに近くから見つめられた恥ずかしくて蕩けてしまいそう///










「スキルアップ、だろ?」





「えっ?あっん///」





「実地でやんないとね」





「じ、実地!?///あっ……や///」









Tシャツの隙間からスルリと素肌を撫でられて、体の奥がジンと熱くなってしまう僕にだったんだ

































. 奥様は床上手 18













~Yside~









「………おい、なんで着いてくんだ」





「えっ?別にいいじゃん」





「はあ!?良くないっての、早く帰れよ!!」





「そんな冷たい事言うなよ~お前んちにキュヒョンがいることはわかってんだからさ」

 





そう言って俺の肩をがっしりと掴むシウォンに溜息をつく







出先での打ち合わせで一緒だったし、取引先の人も含めての会食もあったから帰りが同じなのは仕方がない


 




が、酒も入って余計に絡んでくるっていうか、しつこさに度が増している気がする







………てか、すっかりバレてんじゃん







チャンミンからはキュヒョンの近況は知らせないでほしいって言われているから、シウォンに問い詰められても知らんぷりを決め込んでいたけど






俺って元々嘘がつけない性格らしく、顔にでちまうっていうか……





まあ、気の毒といえば気の毒、なんだよな






あんまり他人の事に首を突っ込みたくはないが、あっちからズカズカとやってこられたらどうしようもない






あんまりしつこいから諦めて連れて帰ってきたものの、こりゃチャンミンに怒られちまうかも……








「ただいま」




「お邪魔しまーす!!」




「えっ?シウォンさん!?」




「ちょ!!ユノ!!」




「あーーー成り行きで悪い!!」




「キュヒョンーー!!」








バタバタと上がり込むシウォンに後退りするキュヒョン






ああ、こりゃ修羅場のはじまりじゃねーのか!!







「ユノ、なんでうちにシウォンさんが……」




「いや、本当に悪い」




「ん、でもいい機会かも」




「ああ」








うちのリビングで睨み合うキュヒョンとシウォンに、ゴクリと唾を飲む俺とチャンミンだったんだ



































. 奥様は床上手 17
















~Cside~













「ねえキュヒョン、電話鳴ってるよ?」





「ああ、いいのいいの」





「でも、メッセージもいっぱい来てるみたいだし」





「いいんだってば、ほら、余計なこと言ってるとチャンミンやられちゃうよ?」






「えっ?わわ、ああーーーー!!(泣)」





「だから言ったじゃん」










そう言ってゲラゲラと笑うキュヒョンをチラリと盗み見る







呑気にビールなんて飲んじゃって、まったくいい気なもんだよ







今日はユノが遅くなるからキュヒョンが遊びに来ていて、当然の如くゲーム三昧ってわけだけど






………本当に別れるつもりなのかな?




 


ユノからシウォンさんが酷く落ち込んでるって話を聞いたばかりなのに






シウォンさんが可愛そうになってしまう






でも、キュヒョンからは口止めされてるし……








「で?チャンミンの方は大丈夫だったわけ?」




「へっ?な、何が?」




「なんかほら、悩んでたじゃん?」




「あ、あーー///」







ス、スキルアップか、そうだ、うん、そうだよね







詳しくは伝えてないけど、悩んでることはバレちゃってたんだ///






流石親友、いや、それより……







「ねえ、キュヒョン」




「何?あ、チャンミン小腹減った!!」




「ええ!?さっきピザ食べたばっかじゃん!!」




「ラーメン食べたい!!」




「ええーーー!?」








ゲームのコントローラーを放り投げて飛びついてくるキュヒョンに、ため息しか出ない僕だったんだ






















 


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