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. 鈴カステラのお店やさん 1
~Cside~
「うん、これでよし!!」
「おっ、うまくできたなチャンミン」
「あ、ドンへさん、ありがとうございます///」
「それにしても頑張るなぁ、尊敬するよ~、いやあ、いい奥さんになれるよ、うん」
そう言ってしみじみと僕を見つめるドンへさん、最近髪を伸ばしてイケメン度が上がったって評判なんだよね
今日はバイト終わりに厨房を借りて鈴カステラのアレンジにチャレンジ
スポンジの周りに生クリームを塗って鈴カステラをデコレーションして苺を飾る
うん、うまく出来た気がする!!
「すげーうまそう、チャンミンの鈴カステラはうまいからな」
「……え?ほんとですか?飽きちゃってませんか?///」
「いやぁ、こないだのみかん味もうまかったし、こんな風にアレンジできるとか、ユノも幸せもんだな」
……そう、全てはユンホさんのために///
僕の缶詰からは毎日ポコポコと鈴カステラが生まれて、バイト先に持ってきても余るくらいの量になってきちゃって
いっそお店でも開いたら、なんて言われたりする程で
ドンへさんのお店で鈴カステラコーナーを大きくしてもらう事になったんだ
でも……いっぱい生まれるのは僕がいっぱい愛された後のことだから
次の日とかはあんまり動けなかったりするんだけど///
とにかく!!
ユンホさんも応援してくれてるし、ドンへさんせっかくの好意を無駄にしないよう頑張んなきゃ
僕は出来たてのケーキの写真を撮ると、メッセージを添えてユンホさんへと送ったんだ
. 奥様はご多忙につき 1
~Yside~
「あれ?チーフ、今日は早く帰んないんですか?」
「ああ、もう少しで終わるからな」
「いつもなら家に持って帰るのに、さては奥さんにふられました?」
「ちげーよ!!今日は友達とメシに行くんだってさ」
「おお、随分と寛大になりましたね~じゃ、僕は帰ります、お先です~」
ヒラヒラと手を振って部屋を出て行くテミンに大きく溜息をつく
ったく、好き勝手なことばっか言いやがって……
寛大ってなんなんだよ!!寛大って!!
そりゃ確かに結婚当初の頃よりは落ち着いてきた気もするけど、やれゼミの集まりだのバイトだのって忙しくなっちまって
最近は2人でゆっくり過ごせていないのに…
おまけに筋トレまで始めちまって、まあ、それは俺の体力についていくためらしいが
俺としてはもっと二人でまったりしたいっていうか、早く最後まで………
今日は今日でキュヒョンの悩みを聞いてやるんだって意気込んでたし
『れ、練習は週末まで待って下さいね?///』
なんて上目遣いで言われちまったら……!!
悶悶としながらパソコンに向かうと、俺はもう一度盛大に溜息をついたんだ
. もう一つのバレンタイン after おまけ
~Sside~
「おはようございますスホです、社長、お迎えにあがりました」
『あ、スホおはよ~パパがあがってきてってほしいっていってるよ』
「へ?あ!!リウ様おはようございます!!承知いたしました!!」
いつも通りの朝、社長をお迎えにあがるとインターホン越しに聞こえたのはリウ様の声で
さてはまた………?
嫌な予感を胸にエレベーターに乗り込み、襟を正してドア前のインターホンを押す
そして扉の向こうからパタパタと足音が聞こえると、現れたのは予想通りのリウ様!!
「リウ様?えっと……」
「あのね、パパがなかにはいってまっててほしいんだって」
「は、はあ///」
「うふふ、きょうはチャンミンがおねぼうしちゃったんだよ」
「あ、こら!!リウ君///」
「チ、チャンミン様、おはようございます///」
「スホさんおはようございます、すいませんがソファで待ってて下さい///」
「チャンミン、ちょっと頼む」
「あ、はい///」
社長に呼ばれてパタパタと駆けていくチャンミン様、なんだか動きがぎこちないような……
仕方なくソファに座って社長を待っていると聞こえてくるのはボソボソと聞こえるお二人の会話
「ふふ、君が寝坊するなんてね」
「だ、誰のせいですか///」
「だって君が可愛いのが悪い」
「あ……ユノさん、ダメ///」
「ん、誰も見てないよ」
「……あ……ん///」
………やっぱりそうきたか(泣)
ええ!!確かに見えませんけどしっかり聞こえておりますから!!
「スホ?おかおあかいよ?」
「へっ?あ、いや、今日は暑いですね~あはあは」
「へんなスホ、ああ~ぼくもはやくほいくえんいきたいな」
「はは、ですね」
なかなか部屋から出てこないお二人に呆れながらもこんな日常も悪くないなんて
そんな風に思える平和な朝だったんだ
. 奥様は18才 44
~Cside~
「チャンミン筋トレ始めたんだって?」
「あ、うん///」
「なんでまた急に?珍しいなぁ?」
「べっ、別に、ほら流行ってるから///」
「ふうん?」
そう言って訝しげに僕を見つめるキュヒョンから慌てて目を逸らす
そう、今週から僕は筋トレを始めたんだ
何から始めて良いかわからないからシンドンさんに相談したら
『うちに使ってない器具あるからあげるよ』
なんて言ってくれて、ユンホさんの許可を貰って色々と貰ってきたんだ
中にはバランスボールもあって、シンドンさんが使ってるのを想像したら笑っちゃったけど
とりあえずはダンベルとか、ケトルベルとかあまり場所を取らないものを選んで
シンドンさんはすぐに挫折しちゃって、お腹を摩りながら俺には向いてないってしきりに頷いていた(笑)
ほんと面白い人、だよね!!
え?
なんで急に筋トレかって?
それはその………この前バスルームでそういうことになって、その後ヘロヘロになって大変だったし
やっぱりアレの練習は体力がいるんだって実感したから
ユンホさんのために頑張っちゃう!!
ユンホさんの体力についていくには僕も少しでも鍛えないと!!
「………チャンミン顔赤いけど」
「へっ?///」
「なんかその顔、エロい」
「なっ!!キュヒョン!!///」
カラカラと僕を指差して笑うキュヒョンを睨んでやったのに、遂には吹き出してしまった僕だったんだ
. もう一つのバレンタイン after 後編
*R18です♡
~Yside~
「そう、そのままゆっくり降りておいで」
「………む、無理……です…あっ///」
「大丈夫、昨日いっぱい柔らかくしたから、ほら」
「…………んっ……ふ……あっ、ん///」
俺の肩に手を置いてゆっくりと腰を下ろす君を支えてやる
圧迫感に眉をひそめる姿にさえ煽られるとか……まったく、どこまで君に夢中なんだか
眠ってしまったリウには悪いが今夜もチャンミンを独り占めさせてもらおう
だってね、こんなにも俺を求めてくれるから
「…………んっ///」
「いい子だ、全部入ったね」
「……や、そんなこと……言わないで///」
「顔見せて、ほら」
「……ま、待って、まだ………あっ///」
そう言って俯いてしまった顔を覗き込む、ああ、目尻に光る透明な雫が堪らない
「……も、大丈夫///」
「うん?良くなってきた?」
「!!!!///」
「だってほら、チャンミンのココ、締め付けてくるよ」
「………や、言わな……で……ああっ///」
耳朶に舌を這わせながら可愛い突起を爪で弾く、途端に跳ねる体をホールドして下から突き上げた
「あっ……ふぅ……はぁっ///」
「ああ、良いよ、もっと動いて?」
「………や……あふっ……ああっ///」
強い刺激に離れようとする腰をがっしりと掴んで、快感だけを与えるようにゆっくりとグラインドしたんだ
. 奥様は18才 43
~Yside~
「チャンミン大丈夫?」
「ん、も……本当にダメ………でも、ご飯が…」
「俺が用意するよ、な?」
「………ユンホさん///」
チャンミンの不意な行動に俺のカケラほどあった理性は見事に吹っ飛んじまった
ま、あの上目遣いは腰に良くない、よな
バスルームに連れ込んで一緒にシャワーを浴びるとか!!大した進歩じゃないか!!
とにかく恥ずかしがりなチャンミンのことだから、全力で嫌がると思っていたのに
俺の為に頑張ってくれたんだ///
とんでもなくエロい状況な頭がどうにかなってしまいそうだったけど
流石に立ったまま最後までは無理だから今日は素股で
いつかバスルームでってのもアリだな、なんて考えてる俺って我ながらエロいと思うよ
イッた後は逆上せちまったチャンミンを抱えるようにバスルームから出て、ふわふわのタオルで拭いてやって
宝物みたいに運んでベッドに寝かせてやった
そんな状況でも飯のこと気にしてくれるとか、どれだけいい奥さんなんだよ……
くだらないヤキモチとかカッコ悪くて言えないけど、愛情のバロメーターなんだから仕方ない
「愛してるよチャンミン」
「………ん」
スヤスヤと寝息を立てる君にキスを落として、その寝顔を暫く見つめていたんだ
. もう一つのバレンタイン after 前編
~Cside~
「なんだ、リウはもう寝たのか?」
「ふふ、そうなんです、ちょっとはしゃぎ過ぎたみたいで」
「そうか、ジヘから連絡があったよ、凄く頑張って作ってたから褒めてやって欲しいってさ」
今日の夕方にスホさんに連れられて帰ってきたリウ君は、手作りのクッキーを沢山持って帰ってきて
どうやらバレンタインのリベンジらしくて、僕には本命なの、なんて言っちゃって(笑)
パパにもあげるんだってさっきまで頑張って起きていたけど流石に限界だったみたい
今日はユノさんも遅くなるって言っていたから
手にはクッキーの袋を握りしめたまま眠ってしまうとか
本当に可愛い……
そして、ネクタイを緩めながらリウ君の髪を撫でるあなたの横顔が優しくてドキドキしてしまう
だって昨日の余韻がまだ体の芯に残っていて……///
「チャンミン」
「……あ!!はいっ!!///」
「そんな顔したらまた襲うよ?」
「……え?///」
「先にシャワーを浴びる、待ってて?」
「……///」
そう言って軽くキスをしてバスルームへと消えていくあなたに胸がキュッと音を立てる
最近は僕の体を気遣ってか毎日求められることはなくなったけど、でも……
まさか今夜も………?///
そんなはずはないと首を横に振りながらも、熱くなる体を止めることが出来ない僕だったんだ
. 奥様は18才 42
*R18です♡
~Cside~
………確かに煽ったのは僕の方かもしれない、でもまさかこんな……!!///
「………んっ……あっ……ああっ///」
「チャンミンもっと腰上げて?」
「……む、無理っ……はっ……ふぁ///」
「ん、可愛いよ、ほらちゃんと足締めて?」
「……ふぅ…あっ……ああっ///」
引き摺られるようにしてバスルームに連れてこられて、あっという間に服も剥ぎ取られちゃって
そして今僕はバスルームの壁に手をついて有り得ない態勢でユンホさんのソレを………あ、足の間で!!///
「はあっ、いいよチャンミン、最高だ」
「………ユ、ユンホさんっ……僕もうっ///」
ユンホさんの手が僕のソレをボディーソープの泡でスライドさせるからたまったもんじゃない
気持ちよくてどうにかなってしまいそう
そして足の間に感じるユンホさんの熱、ああ、こんな風にされて興奮しちゃうなんて///
「………や……イっちゃう///」
「ん、俺も」
ユンホさんの律動が一際激しくなった後、先に熱を放った僕のすぐ後に、ユンホさんも僕の足の間に熱を放ったんだ
. もう一つのバレンタイン 7
~Cside~
「チャンミンただいまー!!」
「おかえりリウ君、お泊まりは大丈夫だった?」
「うんっ、おおきいおばあちゃまおかぜひいたんだって、だからね、さみしくなっちゃってね」
「そうなんだ、だからリウ君にきて欲しかったんだね、後で電話してみようかな」
「うんっ、でももうなおったからきょうはおでかけするんだって!!」
「ふふ、そっか」
玄関から入ってくるなり飛びついてくるリウ君を思い切り抱きしめる
ユノさんと2人きりもいいけどやっぱりリウ君が居ないと寂しくて
昨日の夜はユノさんにたっぷりと愛されて少し体が怠いけど
……こんな風に余韻に浸れるのは本当に久しぶりで
『チャンミン、もっと声聞かせて』
そう言って僕を追い詰めるあなたが頭から離れない
あの熱っぽい瞳を思い出すだけで体の奥がジンとしてきちゃって///
………わ、真昼間から何考えてるんだ僕///
「チャンミンおかおあかい?おねつ?」
「ち、違うよ!!リウ君が帰ってきて嬉しかったから暑くなっちゃった」
「うふふ、あ!!おみやげ!!あのね、バレンタインのおかしなの!!」
「バ、バレンタイン?」
「そうなの、ジヘちゃんとつくったクッキーと、バレンタインのおかし、このまえつくったのしっぱいしたから、もういっかいバレンタイン!!」
ああ、そうだった………
この前のバレンタインに作ったクッキーは焦がしちゃったから食べられなかったんだ
僕があらかじめ作っておいたチョコレートケーキを3人で食べたけど、リウ君、気にしてたんだ……
「ともちょこっていうんだって!!」
「うん?お友達のとも、かな?」
「でもね、チャンミンにはほんめいだからね!!あれえ?でもクッキーだからちがうのかな?あれえ?」
「ふふ、リウ君たら!!あ、ソラちゃんからプレゼントもあるよ」
「えっ?ソラちゃんから!!やったー!!」
きゃっきゃとはしゃぐリウ君にホットミルクをいれてあげると、僕らは少し早めティータイムを迎えたんだ
. 奥様は18才 41
~Yside~
『………ユンホさん?謝らなくていいんです、だって……僕もその……き、気持ちよかったし///』
そう言って俺を抱きしめる細い腕、ああ、うちの奥さんは世界一優しい
首筋に顔を埋めてじんわりと温もりに浸っていたのに、そっと胸を押して体を離すからもう一度強く抱き締める
「ユ、ユンホさん///」
「何?もう少しこのまま」
「シャワー浴びたいです、それに……///」
「……それに?」
「ユ、ユンホさんはその……///」
「………え?おわっ!!///」
背中に回した手がそろりと俺のソレを撫でる、思わず腰が引けて後ろにひっくり返りそうになっちまう!!
まさかチャンミンが触れてくるなんて……!!///
「ぼ、僕だけ気持ちいいの……嫌、だから///」
「!!!!///」
「ユ、ユンホさんも……わっ!!///」
「チャンミンチャンミン!!」
「く、くるしっ……んんっ///」
自分から爆弾投げてきたクセに真っ赤になって俯いてしまう君をぎゅうぎゅうに抱き寄せて
息もできないほどのキスをたっぷりとしてやったんだ