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苺な彼とビールな僕

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. Puppy Love ~モデルな君に恋してる~ 34













~Yside~










恋人になった途端歯止めが効かなくなるとか、まったく、自分に呆れてしまうよ






いや、それほど君を欲していたんだと逆に納得もしたんだ







ちょっと気がつくのに時間がかかったけどね







二人で熱を放った後、君は逃げるようにバスルームへと行ってしまったから、ちょっぴり残念な気持ちになった








ま、確かに感じた二人の絆はこれから深めていけばいいか、なんて








「…ユノヒョンって積極的だったんだ///」




「ん、チャンミニ限定のな」




「……っ!!///」







ずっと俺のことを好きだったと言ってくれた君に報いたいと思う






離れていた二人の時間を少しずつ埋めていけたら、なんて






耳を赤く染めながら、俺の為にキッチンに立つ姿が愛おしくて






きっとテミンが見たら笑ってしまうほど緩んだ顔をしているんだろうな







男同士の恋愛なんて、これまでの俺の人生の中で考えたこともなかったのに、こんなにすんなりと受け入れられるとは






これこそが運命ってやつなのかも…






くるりと振り返ったチャンミニは怪訝そうに俺を見つめる、そんな顔も可愛くて仕方ないんだが






「ユ、ユノヒョン、一人で笑ってる」




「ん、そうか?幸せだって思ってたから」




「……し、幸せ?///」




「ああ、チャンミニといられて幸せだ」



「……ぼ、ぼくも/////」




「ん?」







おたまを持ったままくるりと背を向ける恋人






そっと近づいて後ろから抱きしめる、首筋からは甘い匂いを漂わせて…






「聞こえなかった、もう一回言って?」



「……まって!!…は、恥ずかしい///」



「ん」



「……………ぼ、僕も幸せ……です/////」



「愛してる」



「ヒョン…///」







俺達の時間は今、また動き始める







丸くなった背中を抱き締めて、二度と離さないようにぎゅっと腕の中に閉じ込めたんだ

























. Puppy Love ~モデルな君に恋してる~ 33












*R18です♡


~Cside~







恋人の腕の中で目覚める朝は、穏やかさから一転して極上に甘いものとなる






朝の生理現象だから仕方ないけど、大好きな人に触られるなんて……






考えただけで眩暈がするのに!!///







布一枚を隔てているのに全身痺れたように動けない、そして熱の篭る体……





「……んっ…ユノヒョン……あのっ…///」




「気持ちいい?」






……そんなこと聞かないで欲しい、思わずじわりと涙が浮かんでしまうよ



 
 


そんな僕の様子に心配そうに覗き込む黒目がちな瞳






べ、別に嫌がってるわけじゃないけど







「ユノヒョン………恥ずかしい///」




「俺しかいないよ?」




「……でも…あっ///」






ユノヒョンの大きな手はするりと下着の中へと滑り込み、僕のソレをゆっくりとスライドし始める






Tシャツは捲られて、ユノヒョンの舌が僕の胸をペロリと舐めた






「チャンミニ可愛い」




「……やっ…あっ///」






コリコリと甘噛みされて硬くなった突起を思いきり吸われ、ピクンと体が反り返る





ユノヒョンの手は確実に僕を絶頂へと導いていく






でも……一人じゃ嫌だ!!







「……ユ、ユノッヒョ……待って…あっ……ヒョンも…一緒に……」






僕の言葉に驚いたように目をみはるユノヒョン






ふわりと笑うと僕の手をとって自分のソコを握らせた






初めて触れるユノヒョン自身は熱くて大きくて、今にも弾けてしまいそうだった






「一緒にイこう」



「……あっ…あああっ!!/////」







二人で口付けながらお互いを扱き合う








あまりの気持ちよさに力の抜けてしまった僕のソレはユノヒョンの手に一緒に握り込まれ、僕らは同時に熱を放ったんだ

























. Puppy Love ~モデルな君に恋してる~ 32
















~Yside~










微睡みの中唇に触れる感覚に夢のような気がして、擦り寄る体を確かめるように抱き寄せた







男同士の恋愛なんてどうしていいかわからなかったけれど







こうして抱き締めたいと思ったり、キスしたいと思ったり







女の子の時となにも変わらないんだな……







しばらく君の香りを胸に抱き締めていたけど、これはどうにも落ち着かない





……まいったな







朝だから仕方ない、俺も男だし



まあ……チャンミニもそうなんだが……






「……ん」





暑かったのかくるりと寝返りを打つチャンミニ、露わになる首筋のラインが綺麗で思わずゴクリと喉を鳴らした






吸い寄せられるように唇を寄せると、ピクンと跳ねるから堪らなくなる






「……ん…ユノヒョン?」




「おはよ、チャンミニ」




「ふふ、擽ったい///」




「いい匂いだ、甘くて優しい」




「……あ…ヒョン……あの?/////」




「ごめん、朝だからさ」




「……///」








隙間なく体を寄せているから反応しているのが当然わかってしまうよな






告白してすぐこんな調子じゃ誤解されてしまいそうだよ







「……ぼ、僕も」



「……え?」



「……お、同じ…あの///」



「チャンミニ!!」



「……わっ!!///」








体を起こして組み敷くと揺らめく二つの宝石、これはどうにも我慢できそうもない






「……触っていい?」




 
 

俺の言葉に薔薇色に染まる頬を撫でて、小さく頷く君に優しくキスをしたんだ
























. Puppy Love ~モデルな君に恋してる~ 31














~Cside~









『泊まっていきませんか?』








自分で言ったくせに居た堪れない






………でも今だけはユノヒョンと離れたくなかった!!






ああ、恥ずかしくて顔が上げられない、どうしよう、こんなワガママ呆れちゃったかな
 





そーっもユノヒョンを盗み見る、ユノヒョンは手を口元に当てて赤くなっていた






「チャンミニ….やばいよ?」



「……ユノヒョン?///」






ふわりと視界が遮られ僕はユノヒョンの腕の中






トクトクと聞こえるのは心臓の音……?ヒョンもドキドキしてるの、かな






「すげー緊張してる」




「…ぼ、僕も///」




「ね、抱きしめて寝ていい?」




「!!!!……はい///」








それから僕らは交代でシャワーを浴びて、じゃれ合うようにベッドへと入った






クスクスと笑いながら顔じゅうにキスをして、二人で抱きしめあって眠ったんだ






朝起きたら目の前にユノヒョンの顔があって、驚いて声をあげそうになったけど、慌てて口を押さえて我慢した






伏せるとわかる長い睫毛、綺麗な鼻筋にぷっくりした下唇






幼い頃から憧れていたその人が目の前で眠っているなんて







半開きの唇を指でなぞると、不意に抱き寄せられてまた腕の中






もしかしてまだ寝ぼけてる?ちゃんと僕だってわかってるのかな






「……チャンミニ」





名前を呼ばれて胸がじわりと熱くなる、どうしよう、心が溢れてしまいそう






……好き






まだ夢の中にいるであろうヒョンの胸に擦り寄って、この幸せを噛み締めるように目を閉じたんだ


























. Puppy Love ~モデルな君に恋してる~ 30















~Yside~









『好きだ』






俺の言葉に涙をポロポロと零しながら応えてくれる君





ただ、愛おしくて






腕の中で震える体、濡れる頬を撫でて優しく口付ける






一度見開いた瞳はふわりと閉じられ、濡れた睫毛が妖艶に揺れていた






……これ以上はやばいな







もう一度腕にしまい込み、ずっと背中を撫でて泣き止むのを待った







ふと体を離すと不安げに見上げるバンビアイ







「……ヒョン?あの…///」



「ん?」



「……やっぱり夢みたいで、あの……だから」



「だから?」



「さ、さっきのもう一度……///」





……愕然!!







潤んだ瞳で、でも恥ずかしそうに視線を泳がせてそんな事言うとか!!






君の前では俺の理性の糸なんて簡単に切れてしまうみたいだ







「こら、そんなこと言って……責任とれよ?」



「……せ、責任?…んっ……あ…///」







不思議そうに首を傾げるバンビアイ、両頬を包んで最初は啄むように、段々と深く熱く口付けた






「……んっ……はっ…ん…」






静かな部屋に漏れるのは苦しげな吐息と水音だけ、ああ、このまま2人蕩けてしまいそうだ






ちゅっと音を立てて離れると、熱っぽい瞳で俺を見つめる君







「……ユノヒョンのキスエロい///」




「ふふ、知らなかった?俺ってチャンミニが思ってるよりエロいんだよ?」




「……ぼ、僕もそうかも///」






自分で言ったくせに頬を赤く染め、俯いてしまうなんて





……先が、思いやられるな






「そろそろ帰るよ、このままじゃほんとに襲ってしまいそうだ」





ここからなら家まで歩いて帰れる、どうしてもチャンミニを家の中まで送らないと心配で、タクシーをこっちにつけてもらったから






「…ユ、ユノヒョン……待って!!………あの、泊まって行く?///」









チャンミニはそう言って俺の服を掴むと、耳まで真っ赤に染めて俯いてしまったんだ


























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紫苑☆

Author:紫苑☆
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