. スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
. 夜咲く華は蝶のように 20
*ちょっとR18です♡
~Cside~
クチュクチュと音を立ててユノヒョンが僕のソレを口内に咥えこんでいて、目の前の光景に愕然としながらも確実に追い詰められていく
「…や…ヒョン…離せっ…んぁっ…/////」
…何か怒ってる?いつもと様子が?最初こそ強引だったけど、いつもは焦れったいくらいに優しいのに
「…あっ、や……出ちゃう…からっ…/////」
「イケよ」
「…あっ…ああああっ!!/////」
急激に強い刺激を与えられて、僕は….あっという間にヒョンの口の中に熱を放ってしまった
ハアハアと肩で息をしながらヒョンの様子を伺うと、切なげに見つめるアーモンドアイ
赤いドレスのままベッドに横たわる僕、なんだか急に恥ずかしくなってシャワーを浴びようと上半身を起こした
「ダメ、行かせない」
「…ヒョン?」
「このまま抱きたい」
…女装したまま抱かれろってこと!?そんなの嫌だ!!/////
「…や、やだっ!!」
「チャンミン!!」
泣きたくないのに涙が奥からこみ上げて来る、悔しいっ…!!
「…コ、コスプレでSEXしたいなら他をあたれよっ!!い、いくら…借金があるからって…!!」
「……」
ユノヒョンは押さえつけていた力を一旦緩めた、と、ふわりと抱き上げられてそのまま乱暴にバスルームへと僕を押し込んだ
「…ちょっ!!…んっ!!/////」
無理やり服を剥ぎ取るとまた噛み付くような口付けて、そのまま熱いシャワーを僕に浴びせたんだ
. 空色の調べにのせて ~リウの風~ 2
リウの番外編、アメリカ留学のお話です⑅◡̈*
~15years after~
~Rside~
今日の午前中は休講だったからカフェテリアで少し勉強してからマークとの待ち合わせ場所に向かった
大学構内にあるカフェテリアは俺のバイト先、留学生は許可がないと外では働けないからキャンパスで働いてる生徒が殆どで、他には図書館やファーストフード店、留学生向けのスタッフ、プロフェッサーのアシスタントなんかもある
結構競争率も高いけど俺はタイミングがよかったみたいなんだ
「ハイ、リウ、今度サーフィン見に行ってもいい?」
「ああ、いいよ」
キャンパス内に併設してる語学学校で知り合ったサンディがパチンとウィンクをして通り過ぎる、こっちの学生は露出度が高いよな、ほんと目のやり場に困るんだって/////
ここの大学は各国からの留学生に対して制度がとても整っていて、語学学校では履修登録やキャンパス内での相談も受けてくれる
交流会やイベントなんかも沢山あって、スタッフもいい人ばっかりなんだ
親友のマークともここで知り合った、彼はアメリカ在住の韓国人、留学生向けのスタッフのバイトをしていて同じ学部の二年生
…やっぱりさすがはカリフォルニア、留学生が多いのも頷ける
大学から自転車で五分ほどの海沿いの公園、マークとの待ち合わせの時間に着いてキョロキョロと辺りを見回す、確かこの辺だよな?
…確か噴水の前….あれ…!?
噴水の前に座るその横顔、少し伸びた髪を耳にかけるその仕草、大きな瞳を縁取る睫毛、思わず駆け寄って肩を掴む
「チャンミン!?」
「…へっ!?/////…あ!!わっわわっ! 」
「あ…っ!!危ないっ!!」
俺に驚いたその人はバランスを崩してしまい、助けようとした俺も一緒に噴水へとダイブしてしまったんだ
. 夜咲く華は蝶のように 19
~Yside~
あれからチャンミンはやる気を出したみたいでコスプレバーの評判はうなぎ登り、前の店の話も聞いてたからうまくやれるとは思ってたけどここまでとは
根が真面目っていうか、負けず嫌いっていうか
大学も行ってうちの家事もこなし、夜は週に4回は店にでてる、お陰で家政婦としてバッチリなんだが家性婦としてはまだ…
だって帰ったら熟睡してて…あまりに無防備な寝顔に何にもできないなんて、俺らしくねぇ
おまけにヒチョルヒョンと親しげに話すチャンミンに妬いてるとか
店の入口で待ち伏せて強引に奪う唇、キッと睨み返す瞳が堪らない、ああ、いいねそれ、余計に俺を煽ってんの気づかない?
『続きは家に帰ってから』
なんて、余裕ブッこいてるように見せといて、ほんとは心臓が飛び出しそうになってるなんてカッコ悪ぃな俺
リョウギに言って少し早めに仕事を終わらせて、チャンスニのまま家に連れて帰った
「…っ!!ユノさん!?…んっ…/////」
半ば強引にベッドルームへ連れて行き上から覆い被さると、暴れる腕をシーツへと縫い付けて唇を塞いだ
「…んっ…やだっ…」
「体は嫌だって言ってないけど?」
「……っ!!!/////」
チャンミンのソレは既に熱を持ち、肌蹴たスリットから手を差し入れゆっくりと撫で上げる
ピクンと体を反らした隙に俺はチャンミンのソレをパクリと口に含んだんだ
. 空色の調べにのせて ~リウの風~ 1
リウの番外編、アメリカ留学のお話しです⑅◡̈*
~15yeas after~
~Rside~
『おーい、リウ!!そろそろ上がれー!!』
ビーチから誰かがデカイ声で俺を呼ぶ、やばい、夢中になりすぎて陽も傾き始めてるじゃないか
「悪りぃ、呼んでくれて助かったよ」
「…たく、夜は冷えるんだ、早くシャワー浴びて帰れよ、あ、メシ余ってるから持って帰れ」
「まじ!?サンキュー」
「早く彼女作れよな?」
トニーはいつも俺のこと気にかけてくれるビーチ近くのサーフショップのオーナー、そう、最近の俺は毎日のようにサーフィンをしてるんだ
人もまばらになったビーチを出て自転車でアパートへと向かった
この街にきて数ヶ月、快適だった家とは違って慣れない留学生活にやっと慣れてきた、メシは簡単なものなら作れるけどほぼ外食、それでも太らないのはサーフィンのお陰かな
こういう時思い出すのは母の味なんだろうけど、俺が思い出すのはチャンミンの味、一人で食べるメシにも慣れたけど、俺って甘えてんな(笑)
チャンミンからは毎日のようにメッセージが届いて、ちゃんとご飯は食べてるか、だの、友達はできたか、だの
連日のサーフィンで日焼けしたセルカ送ったら数日後には大量の日焼け止めが送られてきたし(笑)
彼の中では俺はいつまでたっても子供なんだろうな、いや、吹っ切れた筈なんだ、でもまだ好きなのは変わんないんだよね
…そういや明日だっけ、ルームメイトが引っ越してくるの
カリフォルニアは留学生の多い所、学生達が住まうアパートも数多くあるし、設備も整ってる、ただ家賃が結構高い、だからルームシェアしてるのが多いんだ
父さんは家賃なんて気にするなって言ってたけど、俺はそういうの嫌だったからルームメイトを探してた、友達のマークが紹介してくれた奴はまだ高校に在籍中で大学にも籍を置く頭のいい奴らしいんだ
ハン・ミヌ
…どっかで聞いたような?
俺は甘いカフェオレを飲みながら、名前の書かれたメモをテーブルへと置いたんだ
. 拍手コメントお礼と雑談
読者の皆様こんにちは、このブログの管理人紫苑☆です⑅◡̈*
本日は拍手コメントお礼と雑談を少し*ˊᵕˋ)੭
♡ち****様
コメントありがとうございます(*´∀︎`)人(´∀︎`*)
その言葉が何より嬉しいです♡
またまた調子に乗って書いちゃいますよ~♪
♡み***様
コメントありがとうございます♡
最近知ってくださったんですね(*´ー`*人)
どれもこれも甘々なお話ばかりでお恥ずかしいのですが、新しい読者様とても嬉しいです♡
またコメントお待ちしでおります*ˊᵕˋ)੭
そしてまた空色続きますので(●´艸`)ムフフ←
♡ち***様
コメントありがとうございます♡そして教えていただいて助かりました!!
ああ、そっちで知られたんですね、すいません、自分で言ったような気がしてました_(:3」∠)_
ち***さんには何もかも話してるような気持ちがしておりまして、お礼も兼ねてリクエストにお答えしたいと思います←え?いらんって言わないで(笑)
また連絡先教えてくださいね←
あと、沢山のコメント下さったt***様、全てにお返事できなくて申し訳ないです( ˃ ⌑︎ ˂ )
散弾銃コメント嬉しかったですよ♡
またいらしてくださいね(*´∀︎`)人(´∀︎`*)
さてさて、GW突入いたしましたねぇ\♡/
お休みの方もおられますが勿論お仕事の方もおられますよね
主婦や子育てしてる方は旦那様や子供が家にいる方が忙しかったりしますし、なかなか女って休めないもんです_(:3」∠)_
だから独身のうち遊ばなきゃ!!←何の話
毎日沢山のポチポチやコメント本当に感謝しております、私事ですが二週間ほど前から仕事が仕切る方に変わってしまって、人を使うってこんなにしんどいことだったのかと痛感している次第です。・(ノД`)・。
更新が遅れる時には連絡を…とか言いながら昨日寝ちゃってたし(汗)←
あんまりキツかったらちょっと考えます( ꒪⌓꒪)←既に弱気
今日から空色はリウの番外編です•*¨*•.¸¸♬
またまたお付き合いくださいね!!
ではでは、四日ぐらい連続でソファで寝落ちして腰をいわしてる紫苑☆でした_(:3」∠)_
いわしてる←これ関西の人時間がわからへんかな?
. 夜咲く華は蝶のように 18
~Cside~
ユノヒョンに諭されて、まあ…ついでにキスもされちゃったけどちょっと反省した
ここに雇われたのは僕の意思ではないけど、ここのバイト代は大学生僕にとってはとっても有り難い金額だったし、接客業で働く以上は笑顔は大切なわけだし
コスプレは抵抗あるけど期間限定、一ヶ月精一杯やろうって決めたんだ
元々人見知りだったけど接客業は嫌いじゃなかった、お客様の行動を予測してちょっとしたサービスをするととても気分を良くしてくれる、そういう先読みの能力が僕にはあるみたいで
…まあ、自己満とも言えるかもしれないけど
とにかく、その日から僕はせっせとコスして働き始めた、お客さんにも大好評のチャンスニ、吹っ切れると人間こんなに楽なもんなんだな(笑)
カラン♪
店の入り口からひょっこりと顔を覗かせたのはヒチョルヒョン、クイクイと手招きをして僕を呼んでる?
「チャンミナ、久しぶりだな」
「ヒチョルヒョン、どうしたんです?」
「いや、ちょっとユノに話があったからさ、なんだチャンスニがすっかり板についてきてるじゃん(笑)」
「…開き直りですよ」
クックッと可笑しそうに笑うヒチョルヒョン、思えばあのイベントでチャンスニになったのが始まりだった
「いや、借金のカタに拘束されてるって聞いたから、元気そうでよかった」
ポンポンと僕の肩をたたくヒチョルヒョン、心配してくれてたんだ、なんだかんだ言って面倒見がいいんだこの人は
「まあ、また飯でも行こう」
「はい!!」
ヒチョルヒョンをビルのエントランスまで送って戻ると店の入り口にユノヒョンが不機嫌そうな顔で壁に凭れて立っていた
「…随分嬉しそうだな」
「…は?」
「なあ、ヒチョルヒョンってお前の何?」
「…んっ…やめ……/////」
ドンッ、と壁に押し付けられて、噛み付くように口付けられたんだ
. 僕のご主人様♡ ~チャンミナの温泉旅行~ 後編
☆日本デビュー11周年記念企画☆
『TVXQ11th Anniversary』参加•*¨*•.¸¸♬
*R18です♡
~Cside~
『チャンミナはぁん、私も連れてってぇなあ~ずっこいは二人でとか、ランプとランプの精は一心同体離れとーても離れられへん運命やねんでぇ?(泣)』
散々文句を云うランプをドンへ様に無理やり預けて、僕らは東方温泉へとやってきたんだ
案内されたお部屋は和風のお部屋で、続き部屋が二つ、外には石造りの露天風呂があった
竹の筒からはお湯が惜しげもなく流れており、あたりには湯気がふわふわと漂っていた
「ユノ様!!素敵です、ほら見てください!!」
「ん、ほんとだ、早速入んなきゃな」
「…へっ?…ユノ様…あっ、何して!?」
「脱がせてるに決まってんだろ?とりあえず風呂だ、風呂!!」
ユノ様は驚きの早業で僕の服をポイポイと剥ぎ取って、あっという間に露天風呂の湯船にちゃぽん、と入れられてしまった/////
あとから入ってくるユノ様は…やっぱりかっこいいんだけど、その…なんでそんなに臨戦態勢なんだろうってほどの、その…ア、アソコが/////
「チャンミナ見すぎ」
「…だ、だって/////」
ユノ様は僕の背中から抱えるように湯船に入ると、僕の胸をさわさわと撫で始める
「…んっ…あ…」
「もうこんなにしちゃって、ほら、ここも…」
「…あああんっ!!/////」
僕は、夕食が運ばれてくる前にユノ様にぱくんと食べられてしまったんだ/////
~Yside~
少し逆上せてしまったチャンミナ、おまけに俺にイカされてくってりと横になっていたが、超絶豪勢な晩飯が運ばれてきて瞬時に復活を遂げた(笑)
まずはビールで乾杯、チャンミナは軽めのチューハイにしてもらい二人で夕食を楽しんだ
楽しみすぎて眠れなかったと言っていたチャンミナ、そんなときは酔いが早く回るんだよな
…たまには酔ったチャンミナも見てみたい♡
風呂上がりに着せてやった浴衣は早くも乱れ気味、暑いのか胸をはだけてパタパタと手で扇いでるし
「…ん、ゆのしゃま…あつい」
「そう?もう全部脱いじゃう?」
「…や、らめれす、だってゆのしゃまおそうもん」
「襲っちゃダメなの?」
ふにゃふにゃと俺に凭れ掛かるチャンミナ、浴衣の合わせから手を差し入れて、胸の突起を摘まむと可愛い声で啼くからたまんない、そのまま突起を弄びつつ、左手で奥の蕾にそっと触れた
「…あん、…やっ…/////」
「もう解れてる、ね、挿れてもいい?」
「…らめ…あっ…ああっ…ん…/////」
指でしっかりと柔らかさを確かめてチャンミナを自分の膝に跨らせた、しっかり解れたそこはゆっくりと俺自身を飲み込んでいって…くっ…もってかれないようにするのは結構大変なんだって!!
「…あっ…ゆのしゃま…おっきい…ん/////」
「チャンミナがエロいから、ね?」
「…やっ…あっ…あああっ!!」
結局チャンミナを膝に乗せたまま何度もシてしまって…その、露天風呂でも(笑)
嫌がるチャンミナが可愛すぎてついバックで/////
ほろ酔いチャンミナの破壊力は絶大で、せっかくの二泊三日の温泉旅行は、2日目の夜にちょこっと温泉街を見たくらいで、全く何しに行ってんだか…
三日目の朝は露天風呂に入りながら、チャンミナの肩に顎を乗せて、やっと温泉を堪能することができたんだ、なのに
『癒しの湯を思い出しますね/////』
なんて耳を真っ赤にして言われたら、またスイッチが入っちゃうわけで…
俺達の二回目のハネムーンは、やっぱり甘くて幸せいっぱいの旅行だったんだ
「ただいま~ドンへ様ランプのお世話ありがとうございます♡迎えに来ました!!」
「お~チャンミナ、温泉は楽しかったか?」
「……あ、はい/////」
『チャンミナはん、おかえりいぃ~留守番寂しかったあ~(泣)』
「おお、ドンへ悪かったな、こいつの世話任しちゃって」
『もうドンへはんエロいDVDばっかり見てはるから付き合わされて大変やったわ~』
「…ばっ!!余計なこと言うなっつーの!!…で、高級旅館はどうだった?あそこの温泉街、色々店あるから面白かっただろ?」
「……あ、で、ですかね?ユノ様?/////」
「ん、ああ!!そうだったかな~?/////」
「……お前らナニしに行ったワケ?(笑)」
「……/////」
. 夜咲く華は蝶のように 17
~Yside~
コスプレバーの話は前々からあった、なんせヒチョルヒョンがノリノリで、『俺がマスターになる』なんて言ってたけど、モデル事務所をかかえる中では無理な話で…ま、俺の新店が落ち着くまではと保留にしてあった
そんな中コスプレイベントで出会ったチャンミン、おかしな流れでなぜか借金のカタに彼を自由にできる権利を与えられて、彼のバイト先に交渉してこちらで働けるようにしたんだ
今日は初出勤の日だから様子を見に行ってやらないとな、まあ、チャンミンのドレス姿が見たいだけなんだけど(笑)
裏から店に入ると早い時間にも関わらず店内はコスプレの客で溢れていて、カウンターの隅でリョウギに睨まれるチャンミンが目に入った
大方、愛想よくしろ、とかなんとか怒られてるんだろう、前のバイト先の話を聞くと、クールなバーテンで通っていたらしいから
まあ、ショットバーとかはいいんだろうけど、ここじゃあそうはいかないよな
「チャンスニお疲れ!!」
声をかけるとギロリと思いっきり睨まれた、可愛い姿に不似合いだけど仕方ないか
「なんで女装なんですか!?/////」
「ん?俺が見たかったから♡」
「はあ~!?ぜんっぜん可愛くねーです!!背だってデカイし、似合ってない!!」
俺はリョウギに目配せしてチャンミンを奥へと連れて行った、興奮するのはいいけどお客さんの前ではちょっとね
バックヤードの狭い廊下で壁にもたれるチャンミン、そんな仏頂面じゃせっかくのドレスが台無しだ
「誰が似合ってないって?すげぇ可愛いけど?」
「……/////」
プイ、と視線を逸らすその顎を掬って唇を奪う、驚いて逃げようとするから壁に両手をついて閉じ込めた
「……こっ、こんなとこでっ!!/////」
「君は可愛いよ、今すぐ襲いたいくらい、だから自分に自信持って?」
「で、でも!!」
「ここで雇われてる以上君には責任があるんだよ?」
ハッと顔を上げて申し訳なさそうな顔をする君、リョウギには悪いがもう少しだけ
「……んっ/////」
今度は両頬を手で包んで宥めるように優しいキスをしたんだ
. 僕のご主人様♡ ~チャンミナの温泉旅行~ 前編
☆日本デビュー11周年記念企画☆
『TVXQ11th Anniversary』参加•*¨*•.¸¸♬
こちらのお話は『僕のご主人様♡』の続編です⑅◡̈*
~Cside~
カランカランカランカラン♪
『あた~りぃ~♪チャンミナちゃんおめでとう!!特賞だよ!!』
「……へっ!?…あ、あの?/////」
「当たったんだよ!!東方温泉二泊三日ご招待♡よかったねぇ~」
…温泉旅行!?なにそれ!?/////
今日は近くの商店街のガラガラ抽選会、お買い物券10枚で一回の抽選にチャレンジしたんだけど…どうやら当たってしまった?…パン屋のおばさんがそっと僕に耳打ちする
「……部屋に露天風呂付いてるってさ、ユノさんも喜んじゃうねぇ♡二人でしっぽり浸かっちゃってさ、後は……ってね、グフフ♡」
「…おっ、おばさん何言って!!/////」
「やだよこの子は!!真っ赤になっちゃってぇ♡ハネムーンだね、ハネムーン♡」
『おっ、チャンミナちゃんハネムーンか、子供が出来ねーようにしろよ!!』
「馬鹿だねアンタ!!できちまってもいいに決まってるじゃん、ねーチャンミナ♡」
「……/////」
散々冷やかされて、真っ赤になって汗いっぱいかいちゃったんだけど……ハネムーンとか/////
…ユ、ユノ様と旅行とか久しぶり♡喜んでくれるかな?/////
「…え?今なんて?」
仕事から帰ってきたユノ様のジャケットを掛けながら今日の報告をしてみる、な、なんだか…恥ずかしい/////
「…あ、あのっ…商店街のガラガラ抽選会で…温泉旅行が…当たっちゃって/////」
「チャンミナスゲーじゃん!!おおっ!!神起閣だって!!超高級なとこだよここ!!」
「…あ、あの、お部屋に露天風呂もついてるって/////」
「ろっ、露天風呂!?/////」
「…は、はい/////」
チラリと見上げるユノ様の顔は、今までにないくらいふにゃりと緩んでいたんだ
~Yside~
チャンミナが当ててきた東方温泉ご招待!!しかも露天風呂付きとかやばくね?
温泉で浴衣姿のチャンミナの胸の合わせから手を忍び込ませて……とか、肌蹴た浴衣から覗く白い足…とか、瞬間的に色々妄想しちゃって止まらなくなってきた
フリーズする俺の顔はさぞかし緩んだオヤジ顔だったことだろう、チラリと俺の顔を覗いたチャンミナはぎょっとして、また顔を赤らめて背中を向けてしまった
思わず細い肩を抱きしめて、耳にキスをする、ああこのまま襲いたいよ
「…あん…ダメです……ご飯が…/////」
「ん、我慢出来そうもない」
「…わっ!!ユノ様!!/////」
後ろから抱え上げてベッドへと雪崩れ込む、見上げるバンビアイはもう既に熱を帯びていて
「…ユノ様?」
「…ん?」
「……パン屋のおばさんがハネムーンだねって/////」
「チャンミナ!!」
「…えっ…ユノさ…ダメ…あぁん!!/////」
結局、晩飯前にチャンミナを美味しくいただいてしまった俺なんだ(笑)
. 夜咲く華は蝶のように 16
~Cside~
『チャンスニ、こっち、ほらこれ運んで!!』
リョウクさんの声が響き渡るバーカウンターの中、僕は何故か赤いドレスを身に纏い、慣れないヒールでお客様に飲み物を運ぶ
「お待たせしました」
「ああ、ありがとうチャンスニ」
ひくっとひきつった笑顔で応対する僕、カウンターからはリョウクさんの鋭い視線が突き刺さってる(泣)
ここはおかまバー…ではなくて、期間限定のコスプレバー、ユノヒョンとヒチョルヒョンの提案で一か月間試験的にオープンした店なんだ
場所はドンへさんの店の近く、ユノヒョンの持つビルの地下にあるんだ
ヒチョルヒョンの宣伝効果は抜群で、ここぞとばかりに思い思いのコスに身を包んだ客で店は大盛況、僕は…バーテンのバイトだって聞いたのにしっかり女装させられちゃって…
「チャンスニ、笑顔笑顔!!顔ひきつってるよ!!」
リョウクさんが可愛らしい何かのキャラクターのコスで腕組みして睨みつける、背も小さいしすごく似合ってると思う
「ね、聞いてんの!?」
…それに比べて僕ときたら背はヒールで誰よりも高いし、体もゴツゴツしてドレスなんて超絶に似合わないのに…
「おい、チャンスニ!!」
「…は、はいいっ!!ごめんなさいっ!!」
…あれ?この声って!?
くるりと振り返ると、僕の後ろでクスクスと肩を揺らして笑うユノヒョンがいたんだ