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苺な彼とビールな僕

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. 僕のムソク様 ~あのとき~ 2




~Cside~






事務所の休憩室で打ち合わせ前だった僕、ひょんと喧嘩して電話を切って力なくソファに座った、ノックして入ってきたのはいつものスタッフ



「チャンミン差し入れだって!!もうすぐマネヒョンも来るから」



目の前に紙袋が置かれる、中からはホットドッグのいい匂いがした



気も滅入るけど腹も減ったし、コーヒーでも淹れて食べようかと立ち上がった瞬間ふらりとよろけてしまった


ヤバいコケる!!



前のテーブルで足を強打し、咄嗟に伸ばした手はさっきの紙袋を掴んだ



バターーーン!!



そして派手に転んでしまった(泣)デカイ図体してなにやってんだと情けなくてしばらく寝転がったまま動けなかった



しかも差し入れのホットドッグが外に飛び出して顔の横にあるの見えるし、頭にはなにかペチャリと付いているようだ



手で拭ってみるとそれはケチャップだった




…げっ!!マジか、最悪!!




ひょんと喧嘩してその後転んでケチャップにまみれてるとかどういう日なんだまったく(泣)



コンコン




「失礼しまーす」



ぐるぐるとそのまま考えているとスタッフの女の子が入ってきた、やばい起きなきゃ!!



僕はむくりと起き上がった、その瞬間!!



「きゃーーーーーー!!!」




彼女はものすごい悲鳴をあげて部屋から出て行ってしまったんだ





























. 空色の調べにのせて 31






~Yside~






チャンミンとリウと一緒に食べる飯は本当にうまい、ドンへも交えて久しぶりに楽しい食事を済ませた



『ユノ、うまいことやったな』



ドンへがニヤニヤと小声で俺に言ってくる、どうやら親友には色々とバレてしまっているようだ(笑)



『お前の元気そうな顔が見れてよかった、また来いよ!!』



満面の笑みで送ってくれるドンへ、いつの間にかチャンミンの膝で寝てしまったリウを抱っこして車に乗り込む、帰りはミノに迎えを頼んだ



「…すいません、近いのに////」



「なに言ってるんだ、付き合わせて悪かったね」



「いえ、楽しかったです、いつもご馳走になってばかりで申し訳ないです///」



先生の家に着いてミノがドアを開ける、ペコリと頭を下げて車から降りようとする君をぐっと引き寄せた



…ちゅっ



頬にキスをすると溢れそうな瞳を更に大きくする



「…っ!!…チョンさん!!/////」


「ユノ」


「…ユ、ユノさん/////」


「また連絡する、おやすみ」


「お、おやすみなさい…///」




真っ赤に染まった君、そっと耳に触れると恥ずかしそうに俯いた



「…あ、じゃあ…/////」



小さく手を振って細い身体を滑らせるように車を降りて行った








~Mside~







今日はスホさんの変わりに社長をお送りする、入社したばかりの僕はスホさんのピンチヒッターだ



Magicに迎えに行くとシム先生も一緒におられた、そういえば家がこの近くだった



リウ様の教室で何度かお見かけしたことがあるが先日社長のお宅から車でお送りしたんだ



…とても綺麗な人だと思った、そしとても優しい方だった



社長はいつの間にか『チャンミン』と呼び、シム先生は『ユノさん』と呼び合うようになっていて…なんだか僕はショックだった



スホさんから聞いてたとおりだ…



シム先生のお宅で車のドアを開けると、降りようとする先生は一度中へと引っ張られ、そして頬を赤く染めて降りてこられた




…それってどういう////




ああ、社長が相手じゃ太刀打ちできないじゃん





どうやら僕は告白もしないうちに失恋したらしい(泣)



























. 僕のムソク様 ~あのとき~ 1







拍手60000回リクエスト

teru-cya様大変お待たせいたしました( *ˊᵕˋ)✩‧₊







~Cside~







きっかけはほんの些細なことだった…




『ひょんのバカバカバカバカ!!勝手に誰とでも食事でもホテルでも行ってこーーーい!!』



ブチッ!!




僕の叫び声とともに切れた電話、あとから襲ってくる後悔の波、ああ、やっちゃったよ(泣)




ひょんには初めての時代劇ドラマ、暑い夏を超え秋まで続く過酷な撮影、加えて東方神起としての活動もあって2人で会える時間は激減していた



…それでもやっぱり会いたくて、こっそり会いに行ったり、ひょんも耐えきれずに家に来たりもしていたけど、みるみる痩せていくひょんが心配でセーブしていたのも事実だった



そんなときにふって湧いたひょんの熱愛報道!!



こんなことはドラマの撮影ではよくあることで、ましてやカリスマリーダーチョン・ユンホなんて格好のネタなわけで



僕だって本気にしたわけじゃない、そんな事実がないのは一番よくわかってる、でも…



ひょんの口から何も聞かされず、報道が出る前日にマネヒョンから知らされて



….ショックだったんだ



だってお似合いの2人だった、僕と違って柔らかそうな肌、長い髪、細い体



ゴツゴツした僕とは比べ物にならない本物の女性がひょんの横に並んでいるのは、僕にとってやっぱりかなり辛かったんだ






~Yside~






『クソッ!!』




思わずスマホをぐっと握った、なんなんだチャンミナの奴!!食事だのホテルだの熱愛だの勝手なこと言いやがって!!




イライラして楽屋の中をウロウロと歩き回る




喧嘩がしたかったわけじゃない、チャンミナの声が聴きたいと思って電話したのに、当の本人は不機嫌そうに電話口でありもしない熱愛報道のことを話し始めて…




椅子にドカッと座って腕を組む、だって最近全然会えてなかったんだ、少し前はなんだかんだと理由をつけて会いにきたりしていたのに!!



『もうすぐクランクアップですし、体力的にも限界じゃないですか?無理して会わなくてもいいですから!!』



イライラした口調でそんなこと言われたらカチンときてしまう、俺に会いたくないのか!?寂しくないのか!?




…いや、わかってるんだ




チャンミナは俺が無理してでも会おうとするのを止めさせたかったんだ、この撮影で体重はぐっと落ちてしまって、俺の体のことをとても心配していて…



そんなときにこの熱愛報道とか、ほんと勘弁してほしい




「チャンミナ、会いたいよ」




俺は大きく溜息をついて目を瞑った






















. 空色の調べにのせて 30






~Cside~






「チャンミン終わったよ/////」



個室から小さな声が聞こえて扉が開いた、僕は慌ててユノさんから体を離した



「あれ?パパ?」



「こら、リウ、先生って呼ばなきゃだめだろ?」



「あっ、僕がいいって言ったんです/////」



「そーだよ!!おやくそくしたもん!!」



睨み合うユノさんとリウ君、ちょっとハラハラしたけどプッとどちらからともなく吹き出ししまった、やっぱり仲良し親子だよね///



チョンさんはリウ君を抱っこすると



「リウもなかなかやるな、さ、手を洗って、ドンへが待ってるよ」


「はーい♡」




僕らはレストルームをでて店内へと戻った






~Rside~





ドンへさんのおみせのごはんはとってもおいしくて、パパとせんせぇとでいっぱいたべたんだけど、ぼくはいろいろかんがえてたんだ




せんせぇとトイレにいって、まってもらってるあいだにパパがきたみたい



ボソボソとはなしごえがする、なにをいってるのかすごくきになった、かべにみみをあてようとしたけどとどかなかった



ちょっとはずかしいけど、せんせぇにおわったっていってドアをあけたらふたりでたっていて



…なんかせんせぇおかおあかい、いつものせんせぇじゃないみたい///



ぼくはパパにだっこされててをあらった、そしたらわかっちゃったんだ



パパからせんせぇのにおいがする!!




ぎゅーってしたのかな?/////





…パパずるい!!!





僕だってぎゅーっしたい!!!

































. デザートな君 おまけ







~Mside~







せっかくのギュラインの飲み会だったのに、何故か目覚めるとソファで寝ていて、体を起こすと筋肉痛のような謎の痛みがあって



…いてててて、寝違えたかな、なんか体が痛いんだけど



「ミノ起きたんだ、大丈夫?」



チャンミニヒョンはシャワーから出たところなのかタオルで頭をガシガシと拭きながらミネラルウォーターを取ってくれた



「…おはようございます、なんか寝違えたみたいで」



ちょっと複雑な顔をしたチャンミニヒョン、どうしたんだろ



「シャワー浴びる?」


「いや、顔洗ったら帰ります、また近々来ていいですか?僕寝ちゃったし(泣)」



クスクス笑いながらいいよって言ってくれるチャンミニヒョン、やっぱり大好きだ♡



ヒョンに囲まれるギュラインの飲み会ってほんと楽しいのにあんまり覚えてないとか



「昨日結局ユノヒョンも来たんですか?」



目を丸くするチャンミニヒョン、僕おかしなこと言った?



「覚えてないんだ?」


「…あ、はい」


「ミノ、お前はほんとにいい子だね」



頭をなでなでとされる、なんだこれ?///あ、ヒョンの首のあたり赤くなってる



「チャンミニヒョン、ここ虫に刺されてますよ、赤くなってる」


「…えっ!?/////////」



見る見る赤くなるとチャンミニヒョン、なんで?



「…あのバカひょん!///」



「…えっ?」



「あ、コーヒーいれるね///」




何故か慌てて逃げるように行ってしまった




「お前は凄いね」




いつの間にか起きたキュヒョニヒョンに何故かしきりに感心された、なんなんだ?






…ま、いっか(笑)





























. 空色の調べにのせて 29






~Yside~






「あっ、パパーーー!!♡」



Magicに着くと顔を見るなり飛び出ついてくるリウ、出張もあって三日ほど会えてなかった



小さい体を抱き上げるとぎゅううと抱きついてくる、ごめん、寂しかったね



「おじいちゃんとおばあちゃんは元気だった?」


「うん、はやめにくりすますしたのー♡」



暴れる小さな頬にキスしてチャンミンのいるカウンターに向かった、リウを挟んで三人で席に着く


「あの、お仕事お疲れ様です…き、昨日はありがとうございました/////」


「ん、良かった、なにか飲んでる?病み上がりはやめておいたほうがいい?」


「シムさんビールがお好きなんですよね、どうですか一杯、いつも頼まれてますよね!!」



リョウクがグラスをチラリと見せて誘惑する、そう、ここのビールは泡がクリーミーでとてもうまいんだ



「チャンミンここ来たことあるの?」


「あ、はい、友達と何度か、では一杯だけ」



俺もビールを頼んでリウはオレンジジュースで乾杯した



…友達、ね、まあ家の近くだもんな、モヤモヤと胸の中に黒い感情が生まれる



「パパトイレー」


「あ、僕が行きますよ」



チャンミンがすかさずリウを連れていってくれた、チラリとこちらを見たのは気のせいか?



「ユノさん、心配しなくてもお友達は男の方でしたよ」



ニヤニヤとしながらリョウクが俺を見る、まいったな、そんなに顔に出てるのか



俺は苦笑いしながらビールに口をつけた、たわいもない話をしながら二人を待った




「…遅いですね」


「そうだな、ちょっと見てくるよ」



レストルームに入ると個室の前に立つチャンミン、リウは今がんばってるとこらしい(笑)



「あ、僕待ってますから…えっ…!/////」



近すぎるこの距離に自制ができない、俺はチャンミンを壁に押し付けた



チャンミンの肩口に顔を埋める、俺のつけた印に気づいただろうか?



「チョンさ…/////」


「ユノ」


「…ユノさん///ほんと強引です、リウくん出てきちゃいますよ?」


「ん、ごめん、でも君が悪い」


「…なっ!/////…んっ/////」



軽く何度か口付けて、昨日とは反対側の首筋に印をつけた



「…あっ、ダメ…/////」





慌てて体を離す君、真っ赤に染まった顔が堪らなく色っぽいよ




俺はもう一度細い体を腕の中に閉じ込めたんだ


























. 空色の調べにのせて 28






~Cside~





昨日の熱も下がってどうにか教室に行くことが出来た、ほんとチョンさんのお陰だよ/////





…ユノって呼んで





やっぱり夢のような昨日の夜の出来事、ユ、ユノさんが朝に帰るとき『夢じゃないよ』ってキスされて/////



…ああもう動悸が激しいよ/////



暑くなった顔をパタパタと扇いだ、マスクしてるから余計に暑いのかも(笑)



「「「せんせ~かぜひいたの?」」」


「ん、ありがと♡大丈夫だよ~」



心配してくれる生徒達がかわいい、僕達の少しの変化も見逃さないっていうか、子供ってよく見てるなぁ…



遠巻きに見ていたリウくんがそっと近寄ってきて僕のシャツの裾を引っ張る



「…せんせぇ、あの、おねつだいじょうぶ?/////」



小声で僕に耳打ちする、誰かに聞いたのかな?ふふ、優しいなあ、パパと一緒だね



「大丈夫だよ、ありがとう」



僕はリウくんをぎゅっと抱きしめた



『あっ!!リウずるいー!!シムせんせいひとりじめしてるー!!』



きゃーきゃーと走り回る子供達に飛びつかれて潰されながらその日は仕事をどうにか終えたんだ








~Sside~






社長から連絡を受けてシム先生とリウ様をお迎えに上がった、先生は相変わらず遠慮なさっていたがリウ様がおられたので最後には大人しく言うことを聞いてくれた



…よかった、社長から絶対に車で送るように命令されてたんだ



僕はお二人を乗せてドンへ様のカフェレストランへと向かう、バックミラーに映るお二人は、親子のような、兄弟のような…



とにかく仲良くしておられて微笑ましかった



「…あの、せんせぇぼくおねがいがあるの/////」


「ん、何?僕にできることならなんでも言って」


「……あの、あのね…あの/////」




後ろから聞こえるお二人の会話が気になりすぎる!!



「…おっ、おなまえでよんでもいい!?」



「…はっ!?///な、なまえ?」



悪いとは思うがバックミラーでチラチラと確認する、真剣な表情のリウ様、なんだか応援したくなる!!がんばれ!!



「…あの…チャンミンってよんでもいい?/////」



….なにそれ可愛すぎる/////



シム先生はクスクスと笑ってリウ様の頭をくしゃくしゃと撫でている



「もちろんいいよ!でも教室ではちゃんと先生って呼んでね、それが約束出来るなら」



「うん!!おやすそくする!!」



リウ様はさも嬉しそうに大きな声で返事をする、なんだ親子で先生にメロメロじゃないか、まったく罪な人だなシム先生も////





やれやれと溜息を一つついて僕はハンドルを握りなおしたんだ
















. 空色の調べにのせて 27






~Yside~








ぐっすりと眠るチャンミンの横で朝まで仮眠をとり、早朝にタクシーで家に戻った



スホには家に戻ったことを連絡して、昼過ぎに迎えにくるように伝えてシャワーを浴びる




チャンミンの家を出るとき起こしてしまったようで、やはり抱き締めてキスをしてしまった



『あの、チョンさ…』


『ユノだろ?』


『……あ、はい///ユノ…さん』


『仕事は行くんだ?大丈夫なの?』


『はい、もうすっかり、あの…帰りにお店にお礼をいいに行ってきます、助けてくれたんですよね』


『ああ、俺も行くよ、昨日支払いしてないし(笑)』


『…えっ!?す、すいません//////』




クックックッと思い出し笑いをする、ほんとに可愛い人だ



…無理してないだろうか



今朝別れたばかりの君のことをずっと考えている、柔らかい唇とか、綺麗な首筋とか…



そして、服を着替えさせたときに見た、まるでシルクのような滑らかな肌、思わず唇を寄せたがそれ以上は思いとどまった



…我ながら我慢強いな



自分でも強引だとは思う、でもこの思いは止められそうもないよチャンミン




少し仮眠を取って会社へと向かった、今日はリウも連れてMagicで晩飯でも食うか




俺は溜まっている書類に目を通した





































. デザートな君 10







~Kside~








目の前で起こったことが理解できずにスホと二人フリーズする、今の何だったの?



ソファに投げ飛ばされたミノはちょっと変な体勢のまま安らかに眠っている



…ある意味すごい(笑)




顔面蒼白なスホを呼んで僕らはゲームを再開した、チャンミナが結構いい線までいってたからそのままステージをクリアしていく




しばらく無言だったスホがポツリと言った




「…ほんと溺愛なんですね///」


「ああ、ちょっとこっちが恥ずかしくなるほどね///…悪かったねスホ」


「いえ、懲りずにまた呼んで下さい(笑)」


「……あのさ、ここ防音だから大丈夫だから(笑)」




一瞬ギョッとした顔をしたスホ




「ななななななに言ってんスか、あはあはあは」



「そそそそーだな、ほら!!ゲームゲーム!!」





僕らは無心で画面に集中した







~Sside~







「…うーん」



あれからキュヒョニヒョンと無心にゲームをして、また呑みなおして、そしていつの間にか寝てしまったらしい



トイレに行こうとリビングを出るとボソボソと話し声が聞こえた、寝室のドアからぼんやりと灯りがもれていた




「…水飲みたい」


「ん、ちょっと待ってな、ちゅっ♡」





…え?



今ちゅっ♡!?って聞こえなかった….?チャンミニヒョンの声だよね、す、すごく甘えたような…///



ドアが大きく開いて僕は咄嗟に玄関に隠れた、何やってんだ(泣)



上半身裸のユノヒョンが頭をボリボリと掻きながらキッチンへと向かうのが見えた



こ、こんなとこに隠れてちゃ余計におかしい…トイレにいたことにしよう!!いやっ、ほんとに行こうとしてたんだから、うん



わけのわからない言い訳を自分にしながら
とりあえずはトイレに入る



ザーッ、ガチャ



な、なんとか用を足してトイレから出たところでユノヒョンと鉢合わせになってしまった(泣)



「スホ、毛布出しといたからな、風邪引くなよ」


「…あ、ありがとうございます」


「ん、おやすみ」


「お、おやすみなさい」



チャンミニヒョンの部屋に入っていくユノヒョン



ゆっくりとドアが閉まる、その隙間から白くて細い腕が伸びてユノヒョンに絡まるのが見えた



…うわ!!//////




その瞬間ユノヒョンが振り返ってニヤリと笑った



「…ひっ」




僕は慌ててリビングに戻り毛布にくるまってグルグルと考えた、やっぱりそういうことなんだな///




噂では聞いていたけどなんて生々しい/////




で、溺愛にもほどがある






で、でも二人が幸せならいいんだよね!!






























. デザートな君 9





~Cside~









ぴぎゃっ!!




背中に張り付いていたミノが一瞬にして消えたと思ったらドサッという音と共に潰れたような声が聞こえてきた



何事かと振り返ると今度はすごい力で体が浮いた



コントローラーは吹っ飛びキュヒョナの大きな目がさらに開ききっているのがスローモーションで視界に入る



見上げると真顔のユノひょん?いったい何がおこってるんだ、酔いが回った頭はなかなか働いてはくれない



引き摺られるように自分の部屋に連れて行かれてベッドに組み敷かれた、後頭部を掴まれ、噛み付くように口を塞がれる



「…んっ…ひょ…なに…んーんーっ!///」



そんなキスされたら体が熱くなるじゃないか!!キュヒョナ達がいるっていうのに!!/////


胸をトントンと叩くと視線はそのままにゆっくりと体が離れた、やっぱり怒ってるよね?



「…ひょ…」


「お前無防備すぎ!!!!」


「…え?…あっ///…やめっ…!!」



ものすごい速さで服を服を剥ぎ取られ、ひょんの手は僕の体を這い回る



「…ちょっ!!///…なにやって…やっ…あっ///」



だから皆いるんだってば!!///



「無理!!抱く!!」



「…はぁ!?無理に決まってるだろ!?ききききき聞こえるじゃん!!…あっ/////」



ひょんは上半身を起こして自分の服を脱ぎ捨てたと思ったら僕の体をグイッと引っ張りあっという間に膝の上に乗せた



「俺も無理、防音だろ?」


「…あっ///…やめっ…ああっ…///」



ひょんの手は容赦なく僕自身を強く扱き始める、腰はガッチリと固定されてすぐに後ろを弄りはじめて…



「…んっ…あっんっ…くっ…/////」



「声我慢できない?チャンミナ可愛い」



「んっ…!!…んんんーっ!!/////」





ひょんにキスで口を塞がれて、結局僕は友達が家にいるのに襲われてしまった(泣)


























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紫苑☆

Author:紫苑☆
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