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. そんなデカイの入るわけない!! ~チャンミンの憂鬱~ 21
~Yside~
「早く一つになりたいのに……」
「ん、慌てなくても僕はユノのものだから///」
「……すげー殺し文句///」
結局、あの日俺達は最後までは出来なかった……
でも、お互いに触れ合って熱を放ちあって
なんだろう、2人で高め合う事で一体感を得られたような気がした
うまく言えないけど、最初からうまく行くわけないし、俺達はまだ始まったばかりなわけだし
何もかもが手探りで、お互いがお互いをリードしていけばいいって納得できたんだ
とはいえ他のやつの前で可愛く酔っ払うのは勘弁して欲しい
それは次の日にキュヒョンさんにもキツく釘を刺しておいた
あんなに無自覚に可愛いのに酔っ払うと更にパワーアップするんだから溜まったもんじゃない
この先の苦労が目に浮かぶよう
ま、それはお互いに気をつけなきゃって思ってるとこ
なんせ俺のおかげかコンビニは大繁盛しちまってるから(笑)
『ユノもちゃんと気をつけて!!』
なんて膨れっ面で注意されて、思わず笑っちまったけど
この先もずっと一緒生きていくから………
いつかきっと、俺の隣でブーケを抱える貴方を見るために
頑張んなきゃ、ね
木枯らしが吹く冬の空に未来の俺達を思い浮かべて、心がジワリとあったかくなる俺だったんだ
. そんなデカイの入るわけない!! ~チャンミンの憂鬱~ 20
*ほんの少しR18です♡
~Cside~
「チャンミンキツイ?」
「だ、大丈夫、も……いいよ?///」
「ん、でももう少し解さなきゃ」
「………や……はや……く……んっ///」
ユノに体の奥を掻き回されてふわふわと夢を見ているよう
痛くはないけど、違和感と苦しさは相変わらず半端ない
まだ、入んないの、かな………
慎重に僕の奥を解すユノは額にびっしりと汗をかいていて苦しげに見えるし
チラチラと見えるユノのソコはガチガチに膨らんで今にも弾けてしまいそうだし
そっと手を伸ばして触れてみると、慌てて腰を引くからちょっぴり悲しくなる
僕に触られるの、嫌なのかな?
「ユノ………嫌?」
「ばっ!!嫌なわけない!!///今触ったら!!」
「え?///」
「と、とても持ちそうにないんだって!!///」
そう言って真っ赤になるユノに思わず顔が綻ぶ
なんだ、余裕たっぷりだと思っていたのにユノもギリギリだったんだ
笑ってる僕に困ったような顔で手を止めるユノ、ああ、愛しさで溢れてしまいそうだよ
「俺、かっこ悪いよな」
「ううん、全然」
「早く一つになりたいのに……」
「ん、慌てなくても僕はユノのものだから///」
「……すげー殺し文句///」
それから僕らはおでこをコツンと合わせて微笑みあって、お互いの熱を高めあったんだ
. そんなデカイの入るわけない!! ~チャンミンの憂鬱~ 19
*ちょっとR18です♡
~Yside~
「………ちょっ、ユノ!?あ……ん///」
そんな蕩けそうな表情で
潤んだ瞳で見上げるとかやめてほしい
赤く染まった目尻がやけに艶っぽい
酔ってるせいだってわかってても止まらなくなる
こう見えて結構我慢してる方だと思う
だって隣に住んでるんだ、いつだって奪おうと思えば奪えるのに
ふにゃふにゃと抗議をする唇を塞いでねっとりと舌を差し込んだ
慌てて押し返す腕を掴んでソファに沈めると、観念したのかぎゅっと目を瞑るから堪んなくなる
「………チャンミン、触ってもいい?」
「………もう、触ってるじゃん///」
「いっぱい感じたい、体ごと」
「キ、キザだ///」
「ん、チャンミンにだけだよ?」
「………知ってる///」
太腿に触れるお互いの熱ははち切れんばかりに膨らんで、ああ、早く触れたくて……
「チャンミン触って?」
「………ユノ、凄く大っきい///」
「チャンミンも、だろ?」
「………あっ……はあっ……ユノ///」
首筋を舌でなぞりながら触れたチャンミンの熱は、トロトロと蜜を垂らして悩ましげに揺れていたんだ
. そんなデカイの入るわけない!! ~チャンミンの憂鬱~ 18
~Cside~
「ほら、しっかりしろよ」
「うん、ユノ………ね、怒ってる?」
「怒ってるに決まってんだろ?」
「こ、ごめんなさい」
「ほら、とりあえず水飲んで」
「………はい///」
不機嫌そうに水を手渡すユノをチラチラと見上げる
迎えに来てくれて喜んだのもつかの間、思いの外機嫌を損ねてしまったようで帰り道も黙ったまんまで家まで帰ってきてしまった
『チャンミンは無防備すぎる!!』
いつもそんな事言われていたのに、そりゃ怒るに決まってるよね
しかも……合コンだったし
「チャンミン」
「は、はい///」
「飲み過ぎはダメだって言ったよね?」
「う、うん///」
なんだろう、こういう時のユノって本当に大人びて見える
歳は二つも下な筈なのに、言い返す隙さえ与えてもらえないとか
長い沈黙に耐えられずそっと腕を伸ばす
………と!!くるりと視界が回ってあっという間にソファへと押し倒された!!
「……ユ、ユノ!?///」
「……ったく、人の気も知らないで」
「……え?あっ///」
唇が触れるか触れないかの距離でじっと見つめられて、プチプチとシャツのボタンを外されてしまったんだ
. そんなデカイの入るわけない!! ~チャンミンの憂鬱~ 17
~Yside~
なんとなくだけど悪い予感はしてた
それでもキュヒョンさんと飲みにいくことは結構あるから、大丈夫かもって思っても見たけど……
「あっ!!ユノ君?」
「キュヒョンさんこれって……」
「あ、えっとちょっと飲みすぎちゃったみたいで」
「あ!!最近コンビニでバイトしてる子じゃない?」
「わあ、ほんと!!」
バイトが終わって速攻でチャンミンのいる店に向かうと、ちょうど男女入り乱れた団体が入り口のところでたむろしていた
……いた!!
くったりとキュヒョンさんに身を預けるその姿!!
慌てて駆け寄ると驚いたように眼を見張るから胸がキュッと苦しくなる
全く、飲みすぎるなって言ったのに……!!
「チャンミン」
「え………ユノ!?」
「迎えに来たんだ、帰ろう」
「ええーーー!?チャンミン君帰っちゃうの!?」
きゃあきゃあと騒ぐ女の子達をひと睨みして、細い腕をグイと引いた
ふにゃりと笑ったチャンミンはポスンと音を立てて俺の胸に顔を埋めてくる
「キュヒョンさん、申し訳無いけど」
「あ、ああ、ほんとごめん」
「皆さんすいません、失礼します」
「ユノ、ごめん………///」
腕の中で小さく呟く恋人をぎゅっと抱き締めて、呆気にとられる女の子達に一礼をしてその場を後にしたんだ