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. チャンミナの休日 おまけのおまけ
~Yside~
「チャンミナ、ずっと一緒にいよう」
「は、はい、ユノ様……あの///」
「何?」
「ぼ、僕、あんまりいい奥さんになれないかもだけど、その///」
………出会いは突然だった
まさかランプの精なんてものがこの世に存在するだなんて
ギュッとと寄り添う細い体を抱き上げてベッドルームへ向かうと、恥ずかしいのか肩口に顔を埋めてしまうおまえ
いつだって変わらない反応に胸がジンと熱くなる
そのままソファで抱いても良かったけれど、お前の体の全てを愛したいから
煩いランプも今は気を利かせて黙ってくれてる?
後でいっぱい構ってやるからちょっと待ってて
「…………ユノ様、待って……あっ///」
「可愛いよチャンミナ、ちゃんと顔見せて?」
「んっ……やぁ……そこばっか……あっ///」
ピンと立った胸の突起をくるくると指で弄ぶと、物欲しげに見つめるから堪んない
ちょっと痛い方が感じのはわかってる、焦ったくて揺れる腰も俺を煽って仕方ないとか
痛い程熱を持ったソレはたらりと蜜を垂らして俺の指を待ちわびている
待って、かっこ悪いけど俺だって結構ギリギリなんだ
濡れる唇に何度もキスをして一気に奥の蕾へと指を差し入れた
「ひあっ………ユノ……さま……///」
「チャンミナ愛してる」
「………ぼ、僕も……です……あ///」
「何?欲しいの?」
「ユノ様………ね、おっきいの………早く……///」
「バカ、煽るなって///」
ずっと一緒にいよう
俺の一番大切な人………!!
必死に伸ばす指を強く絡めとって、チャンミナの中に深く押し入ったんだ
廊下の隅にてランプside(笑)←
「ちょっと盛り上がってるとこ悪いねんけど私の事放っておきすぎちゃいます?」
「チャンミナはーん、ユノ様ー?」
「あかん、完全に2人の世界にはいってもーてるわ」
「まあ、2人がラブラブやからええねんけどな、廊下に放置は酷いんちゃうかー?」
. チャンミナの休日 おまけ
~Cside~
「俺達もいつかしような」
「えっ?///」
「王様みたいには豪華にはできないけどな」
最初はユノ様の言葉の意味がわかんなくてキョトンとしていた僕だけど
………わ、わかっちゃった///
恥ずかして俯いてしまう僕に、甘い甘いキスをくれるユノ様
だって膝の上に乗っけられてるから逃げられるわけがない
腰に手を回されてキュッと抱き締められると、その……お互いのソレが当たっちゃって///
「チャンミナ、ずっと一緒にいよう」
「は、はい、ユノ様……あの///」
「何?」
「ぼ、僕、あんまりいい奥さんになれないかもだけど、その///」
「うん?」
「ユ、ユノ様を世界で一番幸せにします!!あ、人間界だけじゃなくて、精霊界も!!天界も!!えっと、それから……んんっ///」
グッと引き寄せられたと思ったらねっとりと舌を差し込まれ、息もできないくらいのキスをされちゃって
ああ、もう、どうしてユノ様のとのキスはこんなに気持ちいいんだろう///
「チャンミナしよっか?」
「…ん………はい///」
とろとろのキスを目いっぱいしてからそんな事を言うユノ様は、ちょっぴり意地悪だと思うんだ
. チャンミナの休日 後編
~Yside~
「へえ、キュヒョナが結婚式?」
「そうなんですよ!!凄くないですか?うわーん、もう想像しただけで震えちゃいます///」
仕事から帰るなりピンクのエプロンで迎えてくれるチャンミナ、頬を紅潮させて何を言うのかと思ったら
親友のキュヒョナの結婚式の話とか!!
あの二人がくっつく前にチャンミナが攫われたり、精霊界に乗り込んだりと色々あったっけ
「それでキュヒョナは元気だったんだな、ランチは何食べたんだ?」
「あ、えっとお洒落なカフェに行ってワンプレートのランチ食べてきました!!」
「どれ?おお、お洒落だなぁ、インスタ映えだな」
「イ、インス?///」
「おしゃれで美味そうに撮れてるってことだよ」
「そ、そっか、僕何にも知らなくて///」
てへ、と小首を傾げるチャンミナが可愛くて仕方ない、毎日一緒にいるのにどんどん好きになるとか、俺ってどんだけ……
「ユノ様?///」
「チャンミナおいで」
「ま、まだ片付け終わってませんよ?///」
ソファに座って手招きをすると、キッチンからパタパタと駆けてくる細い体
手を引いて膝に座らせると、真っ赤になって俯くから両頬を挟んでこっちを向かせた
「ユノ様?あの?///」
「俺達もいつかしような」
「えっ?///」
「王様みたいには豪華にはできないけどな」
「ユ、ユノ様///」
幸せそうにふにゃりと笑うチャンミナを抱き締めて、誓う様に何度もキスをしたんだ
. チャンミナの休日 中編
~Cside~
「ええ?今度は正式な結婚式?」
「そうなんだよね、全く嫌になっちゃうよ、それでなくても王宮って面倒なことが多いのにさ」
「そ、そうなんだ、でもキュヒョナ」
「うん?」
「顔はとっても嬉しそうだよ(笑)」
僕の言葉に途端に真っ赤になるキュヒョナ、なんだ、ただの惚気だったんだ
キュヒョナと食事なんて久しぶり、人間のフリしてお洒落なカフェでのお洒落なお昼ご飯とか
たまにはこういうの、いいよね?///
ランチにはデザートも付いていたから、僕は苺のショートケーキにしてみた
だってユノ様が大好きな苺だもの、僕もいつの間にか好きになっちゃってる
「結婚式かあ、それならまた衣装とかも凄そうだよね」
「そういうのが結構苦痛だったりするんだけどね」
「しょうがないよ、だって王様の結婚式なんだもの」
「そうだよねぇ、改めて思っちゃう、あ!!でもチャンミナもちゃんと招待するからね!!」
「へっ?///」
にっこりと笑うキュヒョナに戸惑う僕、だって正式な結婚式とか、そんなのに僕が参加しても……
「チャンミナは僕の大親友だし、来てくれなきゃ暴れちゃうよ」
「ぷっ、キュヒョナったら」
「あ、ほんとだよ?ちゃんとユノ様も招待するから2人で来てよね!!」
「え?///」
ユ、ユノ様のあの時の衣装!!まるで精霊界の騎士みたいな!!
………あれをまた見ることが出来るんだ///
わ///なんだかドキドキしてちゃう
「とにかく日程が決まったらまた連絡するね」
「う、うん///」
そう言ってパチンとウインクするキュヒョナに、なんだか今から緊張してしまう僕だったんだ
. チャンミナの休日 前編
~Cside~
「チャンミナおはよう」
「あ、ユノ様おはようございます///」
「………なんだ、朝から可愛いな」
「えっ?ユ、ユノ様……ダメです、あっ///」
キッチンで朝ご飯の用意をする僕の後ろからさわさわと撫でるユノ様の長い指
そんな風に触られたら変な気持ちになっちゃうのに///
悪い事をしようとする手を軽く抓って睨み返すと、ちょっぴり拗ねたようなアーモンドの瞳に胸がキュッとなる
「ああ~なんで俺は休みじゃないんだ!!」
「うふふ、美味しいもの作って待ってますからお仕事頑張って下さい」
「そうだな、早めに帰るようにするよ、ちゃんとシャワー浴びて待っとけよ?」
そう言って僕の顔を覗き込むユノ様は今日も超絶かっこいい!!
昨日もシたのに……ユノ様の体力ってば本当に計り知れないよ///
ユノ様に拾ってもらってからすっかり人間界にも馴染んじゃって最近は魔法もサボり気味
自分がランプの精ってことも忘れてしまう程で、この前ランプにも怒られちゃったんだよね
『チャンミナはん、私のこと忘れすぎちゃいます?』
まあ、あながち間違ってはない(笑)
てことで今日は近況報告も兼ねてキュヒョナとランチに行く予定
ランチを一緒に食べてお喋りしたらちょうどユノ様の帰宅時間前には帰れる予定だし
今からちゃっちゃと晩ご飯の下ごしらえをしてしまおう
「んふ、楽しみ~」
鼻歌を歌いながら冷蔵庫を開けると、食材を出して晩ご飯の下ごしらえにとりかかったんだ