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苺な彼とビールな僕

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. Crazy night 11


Crazy night 最終話です♡

おまけのリンちゃん目線^ ^

大丈夫な方どうぞ~




~Rside~



…バタン



長身の2人が部屋からでて、僕はふうっと溜息をついた



…全然入り込む隙なんてなかったなぁ



座り心地の良いチェアの背もたれに身を預けてコーヒーを飲んだ



ミニの好きなブラック…
一緒に飲めると思ったのにな




あれは数ヶ月前…




僕はこのホテルのオーナーであるお爺様にあの2人が宿泊することを告げられた



もう長い間ファンだったから



ずっと応援していたグループだった
苦難を乗り越えて立ち直った2人をもっと応援したいと思っていた…



ミニは…

細い儚げな身体でユノの後を追いかけていて、そのひたむきさに惹かれた

不器用だけれど努力家で勉強家で…



…会ってみたい



次期オーナーという立場を利用して2人をもてなした



スィートにしたのは1番いい部屋に泊まって欲しかったから!


まあ…悔しいけど2人にはよかったかもね…



実際に会ったミニはまるで夢のように綺麗で、でもユノしか見えてなくて…



ちょっと意地悪するつもりのキス



後でこっぴどくお爺様には叱られたけど




「あ~あ、失恋かぁ…」




イギリス人の母と東洋人の父のハーフである僕はハッキリ言って良くモテた…自信あったはずなんだけど…な…



それに随分年下に見られてたみたい
ミニと同い年なのに…




ハア、とまた溜息をつく




でも2人でいるときのミニが好きなんだよな…




まだ諦めたわけじゃないし!





僕にはお金もあるしね(笑)










. Crazy night 10



BL表現あり^ ^

大丈夫な方どうぞ~




~Cside~





あれから足りないっていうひょんに何度も揺さぶられて…



結局また何回か口でもイカされて…//////




明け方近くまで離してもらえなかった







目が覚めるとすっかり陽はのぼっていて



怠い体をシャワーで起こした



…今日はもう帰らないといけない



夢のような昨日の余韻に自分の体をぎゅっと抱き締めた



「…チャンミナ?」



ひょんが不思議そうに僕を見て、そっと抱き寄せた



「…どうした?」



黒目がちな瞳が覗き込む




…この瞳が好き




僕はひょんの首に腕を回して




「…ユノ…愛してる」




ひょんの逞しい胸に頬を摺り寄せた





~Yside~




朝からチャンミナの愛の告白に、もう一度押し倒そうかと考えて耳にキスしたら



「もう、ダメです///」




断られてしまった!




荷物を纏めてマネヒョンに預ける

おれとチャンミナはオーナーの部屋に挨拶に向かった





コンコンとノックすると




「…どうぞ」




あれ?今の声は…





ガチャリとドアを開けると、そこにはリンが座っていた




「…スペシャルスイートは楽しんでいただけましたか?」



…は?///




「…なんでここに?」




ニコニコと笑いながらリンが話す、スーツのせいか、いつものフワフワした感じはなかった




「今日はお爺様は予定があって外しているんですよ、だから僕が代理なんです」




お礼を伝えて欲しいとお願いして部屋を出ようとすると




「…僕、諦めたわけじゃありませんよ」




にっこりと、でも強い意志を持った言葉



…こいつ!!




「…ああ、でも渡さないから!」





そう言って部屋をでた




ふん、俺に挑んでくるなんていい根性してるよな!





チャンミナは首を傾げて、なにかあったのかと聞いてきたが





「…また来よう?今度は2人で…」





髪を撫でて顔を覗き込むと、顔を真っ赤に染めてこくん、と頷いた














. Crazy night 9




BL表現あり^ ^

R18です♡

大丈夫な方どうぞ~





~Cside~





ひょんの中心は熱を放ったにも関わらず大きいままで…



…早く欲しい///



ひょんの腕の中でそんなことを考えてた





僕を抱き締めていた左手が奥の蕾をくるりと撫でる



…ピクッ



「…チャンミナ?ベッド行こう…」



僕は熱くなる顔を見られないようにぎゅっと抱きついた




ふわふわのタオルでお互いの身体を包んで、雫が垂れるのも気にせず縺れるように寝室へと向かった




ベッドに横たわると、ひょんの黒目がちな瞳が僕を捉えて



何度も何度も角度を変えて唇がふってくる


…ちゅっ



音を立てて離れた唇は、胸の突起の周りをクルクルと舐めてから中心を強く吸った



「…あっ///」



もう片方の突起も同じようにゆっくりと…



焦らすようなゆっくりとした愛撫に耐えきれず声が漏れる



「…んっ…ひょんっ!早く…っ///」



「…どうしてほしい?」



ひょんはニヤリと意地悪な笑顔をうかべた





~Yside~




無意識に腰を擦り付けてくる


そして、早く…だなんて…



チャンミナの中心を撫でながら足の付け根に唇を落とす、そして舌の先でペロリと舐めた



「…あんっ!!///」



熱をもってぬるぬるとした先の部分を口に含んで強く吸い上げると



「…あっ…やっ…////」


「…チャンミナ嫌なの?」


「…////」



眉を下げてぎゅっと瞳を瞑るとふるふると首をふった…



ピクピクする後ろの蕾につぷんと侵入すると、更に体を反り返らせて反応する



「…あっ…ひょん…お願い///」



「…なに…?」



「…//////」



「…ちゃんと言って?」



射るように見つめると視線を泳がせて




「……ひょんの…早く欲しい…//////」




長い睫毛を震わせながら言った





…やばい//////




「…挿れるよ」




チャンミナの脚を開いて、ゆっくりと蕾に侵入する




ゆらゆらと腰を動かせば




「…んっ…きもち…い…////」




恍惚として細い腕を巻きつけた




チャンミナの中はとろとろに蕩けて俺を包み込んで…



「…チャンミナ…あんま…締めんな」



「…んっ…わか…な…」



…潤んだ瞳を見つめながらぐっと奥に突き上げる




「…んっ…ふっくっ////」




ぎゅっと瞑った目尻には涙のしずく



…綺麗だな



そっと唇で拭った



「…あっ…も…無理…」



チャンミナはビクビクと腰を震わせて絶頂を迎える



反り返る体をガッチリと掴んで



「…くっ…チャンミナ…」




細い体に腰を強く打ち付けて熱を放った










. Crazy night 8


BL表現あり^ ^

R18です♡

大丈夫な方どうぞ~



~Cside~





バスルームのレッドオーシャン

ひょんのサプライズに胸が熱くなる




…あなたに感じて欲しい




ワインがそうさせてるのか…

亜熱帯の気候のせいなのか…




ひょんをバスタブの淵に促して、足の間に入り込む



欲を孕んだ黒目がちな瞳が切なくて…
瞼に、頬に、胸に、ひょんの体すべてに唇を落として行く




そして逞しい胸の突起をちゅっと吸った




「…っつ///」





ひょんの反応が嬉しくて




そのまま足の間に顔を埋める




ひょん自身は既に形を成していて…

僕は迷わずそれを口に含んだ






~Yside~




薔薇のレッドオーシャンに浮かぶチャンミナはとても綺麗で…



そしてエロかった/////////




….ちゅっ…くちゅっ…ちゅっ



卑猥な音を立てて俺の中心を刺激する




…この状況堪んないな//////




チャンミナの髪を撫でながら、長くは持たないと思った




「…チャンミナ?もういいって///」




苦しげに涙目になってるくせに、咥えたままふるふると首を横にふった



…マジでやばい///



ちゅっ…先の窪みに吸い付きペロペロと舐めながら扱いていく



もう限界が近い…



「…くっ…チャン…ミナッ…」



熱を放つ瞬間チャンミナの口から逃れようとした



が…間に合わなかった



「…んんっ///」



上手く受け止めきれなかった俺の熱はドクドクとチャンミナの口から溢れ出した



「…ふっ…くっ…ん…////」



口から溢れる俺の熱をペロリと舐めて上目遣いで見つめる




「…ひょん…気持ちよかった?///」




ゆらゆらと欲で溢れた瞳…

そのくせ頬を染めて俯くその仕草



…だから、もう堪らないって!



「…んっ///」



思わず丸い後頭部を引き寄せて強く強く口付けた














. Crazy night 7



BL表現あり^ ^

R18です♡

大丈夫な方どうぞ~






~Cside~




部屋に戻ってホッとした…



リンに振り回されて、なんだか疲れちゃったけど、やっとひょんと2人になれて…///


でも、やっぱ飲んでなかった気がするよなぁ…



…わざと?



ミネラルウォーターを頬に当てて考えてたらひょんの呼ぶ声が…




「チャンミナ、おいで」



一緒にお風呂とか//////

恥ずかしいけどちょっとドキドキする

初めてじゃないはずなのに…




そろそろとバスルームに向かう



なんかいい香りがする…
これは…?



バスルームに入るとひょんがにっこりと笑顔で迎えてくれて…




…わあ////////





バスルームの中はキャンドルが灯り




湯船には真紅の薔薇の花弁が敷き詰められていた





それはまるで…レッドオーシャンだった





~Yside~






薔薇で敷き詰められたバスタブを見て目をキラキラさせるチャンミナ




…よかった!!喜んでくれてる





オーナーにお願いして薔薇を分けてもらったんだ




薔薇のレッドオーシャンにチャンミナを浮かべてみたかったから…




目をキラキラさせて俺を見上げる瞳




「…ひょん…これ///」



「ふふ…気に入った?」




きゅっと俺のシャツの裾を握って、こくん、と頷く





チャンミナを後ろから抱えるようにバスタブに入る



窓から見える夜景はキラキラと輝いて…



…なんだかほんとにハネムーンみたいだな…


肩に顎を乗せて思った




薔薇の花弁に浮かぶチャンミナは、まるで夢みたいに綺麗で…



消えてしまうんじゃないかと不安で、思わずぎゅっと抱き締めた




「…ひょん?///」




振り返って見つめる潤んだ瞳

それは既に熱が篭っていて…




…チャンミナ?耳が赤い…

耳の淵をそっと撫でる




…ピクッ




1度きゅっと目を瞑ってからくるりと向きなおって






「…ひょん…僕がしていい?///」





首に腕を巻きつけてお願いされてしまった…!






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紫苑☆

Author:紫苑☆
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