. スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
. 俺の最強様 ~あなたに触れたくて~ 27
~Cside~
ユノと一つになった次の日、僕達はお昼までホテルで過ごし、コ叔母さんに挨拶をして大邱を後にした
コ叔母さんはどうやらユノを随分と気に入ったらしく、大量のお土産を送っておいたとご機嫌な様子だった
そういや僕が仕事の話をしてる間もなんだか2人で盛り上がっていた気がする
やたらと好青年だって褒めていたし、よっぽど印象が良かったんだろう
でも、ベッドの上では結構意地悪だったりしたのに………
やだ!!思い出したら体の芯が熱くなっちゃう///
そんな事を考えながら電車に揺られていると、ふと視線を感じて振り返る
寝ていると思ったユノはいつの間か起きてこちらを見つめていた
そ、そんなに見つめられたら余計に恥ずかしくなっちゃうよ///
「何考えてたの?」
「べ、別に何も///」
「ふうん?なんだか顔が赤いけど?」
「そ、そう?そういやちょっと暑いかも///」
アーモンドの瞳から慌てて目を逸らすと、誤魔化すように窓の外を見る
空はもう既に夕暮れ時で、車窓から見える景色は茜色に染まっていた
「なぁチャンミン、今度はさ、光州も経由して来ようか」
「えっ?///」
「………俺の爺ちゃん達にも紹介するよ」
「!!!!は、はいっ///」
思わぬユノの言葉に動揺した僕は、この後コーヒーを溢して大騒ぎになってしまったんだ
. 俺の最強様 ~あなたに触れたくて~ 26
~Yside~
「チャンミンおはよう」
「おはよ、ございます///」
「よく眠れた?体は平気?」
「あ、えっと、大丈夫です、いたた……///」
甘い甘い恋人の時間、朝の光の中目覚める君をこうして見れるなんて……
気怠げに髪をかきあげる仕草とか、シーツから覗く艶やかな肌だとか
うん、全部俺のもの………!!
二人で目覚める幸せを一人噛み締めていると、不信に思ったのか腕の中から見上げるバンビアイ
やばい、それの目線は腰にくる!!///
「ユノ?///」
「はあ、もう可愛すぎだから」
「へっ?///」
「存在自体が罪だな」
「えっ?えっ?ちょ!!擽ったいって、ユノ!!///」
シーツの中で弄るように脇腹に手を伸ばす、擽ったさで逃げる体を後ろから抱き締めて拘束してやった
当然ながら俺のソレは元気にチャンミンの腿に当たっているわけで、きっとチャンミンのソレも………
「ユ、ユノッ///」
「ふふ、そんなに慌てなくても今日はシないよ?」
「…………///」
「チャンミン?」
「い、今は無理だけど………帰ったら、その///」
「バカ、煽るなって!!」
俺の言葉にキョトンとする君にキスをして、シーツごとその体を強く抱き締めたんだ
. 俺の最強様 ~あなたに触れたくて~ 25
*ほんのりR18です♡
~Cside~
「チャンミン、力抜いて?」
「………ん、無理………あっ///」
「そう、いい子だ、上手だよ」
「……や……怖い///」
「素直に感じたらいい、もっと気持ちよくするよ?」
静かな部屋にクチュクチュと響く水音、もう、どれくらいこうしているんだろう
ユノの指が僕の中を掻き回して、最初は違和感しかなかったはずなのに、段々と違う感覚が生まれていく
揺らされているのは僕の体?いや、僕自身がユノを求めて腰を揺らしている
僕ってこんなだった?
こんなにも一つになりたくて堪らないとか
「ね、ユノ……もう///」
「ん、俺もそろそろ限界」
お互いがお互いを求め合い、一つになりたいと願うのは当然のこと
だって僕達は唯一無二の存在で、これから先ずっと一緒に生きていくのだから
「………んっ……ユノ///」
「チャンミン愛してる、この先ずっと変わらない」
「僕……も………あっ、ああっ///」
ずっしりとしたユノのソレが体の奥を貫くと、痛みと共に広がる幸福感にギュッと目を閉じる僕だったんだ
. 俺の最強様 ~あなたに触れたくて~ 24
*ほんのりR18です♡
~Yside~
「もう我慢の限界」
「えっ?///」
「チャンミン、今夜俺のものになってくれる?」
「ユ、ユノ///」
腕の中でコクコクと頷く君が愛しくて仕方ない
強張る体を安心させるようにキスをして、身を寄せ合いながら部屋の中へと戻った
ちょっとカッコ悪い告白だったかもしれない、でも、これが俺の正直な気持ちだから
君が欲しくて堪らなかったから……
パジャマがわりに来たTシャツ、無防備すぎるその身体をベッドへと横たえて上から見下ろした
君に触れるのは初めてじゃないのに、半端ない緊張に襲われて小さく息を吐く
いや、緊張してるのはお互い様
おでこをコツンと当てて微笑みあって、唇が重なればそれが始まりの合図
捲ったTシャツから溢れる小さな突起、つるりと撫でるとピクピクと体を逸らすから止まらなくなる
「………んっ…ユノ///」
「チャンミン、力入りすぎ」
「だ、だって………どうすればいいか……あっ///」
「ん、全部俺に任せて?」
「………ユノ……んっ///」
一枚ずつ衣服を剥ぎ取って生まれたままの姿でもう一度抱き合った
ルームライトに照らされた白い肌に目眩がしそうだよ
「………あ、あんまり見ないで///」
「無理」
「ユ、ユノ………んっ///」
不安げに見あげる瞳にキスの雨を降らせて、しっとりと汗ばむ肌に舌を這わせたんだ
. 俺の最強様 ~あなたに触れたくて~ 23
~Cside~
「あーさっぱりした」
「ふふ、お疲れ様でした」
「いやいや、チャンミンこそお疲れ様」
そう言ってガシガシと髪を拭くユノから慌てて視線を逸らす
だって上半身裸とか、目のやり場に困っちゃうよ///
一旦ホテルに戻った後僕達は近くのレストランへと向かい、二人で乾杯をした
郷土料理なんかも取り扱うちょっと小洒落た店で、ホテルの人から勧められての夕食だった
ビールで軽く乾杯をして、今日あったことなんかを話しながらの食事は本当に楽しくてあっという間だった
近くにはお洒落なカフェもあり、明日の朝はここで朝食を摂ろう、なんて話しながらホテルへと戻った
先にシャワーを浴びると言うユノにドキドキしていたのは僕だけのようで
至って普段通りのユノに拍子抜けしちゃったっていうか、その///
そ、そういうことが目的の旅行じゃないんだし、僕ってば勝手に期待しちゃって
なんだか落ち込みながらもシャワーを済ませると、部屋の中にユノの姿が見当たらない
キョロキョロと辺りを見渡すとテラスに佇む後ろ姿が目に入る
なんだろう、何か、考え事だろうか……
そんな事を思いながらその姿をじっと見つめていると、不意に振り返るからドキンと心臓が跳ねた
「チャンミン、おいで?」
「あ、はい///」
「ん、まだ髪濡れてる」
「あ、熱くて………あ///」
長い腕が伸びてきたと思ったら、僕は背中からユノに抱き締められていた
こんな所で抱き合っているなんて、誰かに見られたら///
「もう我慢の限界」
「えっ?///」
「チャンミン、今夜俺のものになってくれる?」
「ユ、ユノ///」
そう言って僕の肩口に顔を埋めるユノに、ただ頷く事しかできない僕だったんだ