. スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
. ユノ社長の憂鬱 25
~Cside~
結局あの日は一日中離してもらえなくて、ろくに食事も摂れないまま過ごす事になった
お互いにヤキモチを妬きあって、モヤモヤとしてるくせに求めずにはいられないとか
キュヒョンに話したら笑われてしまいそう
でも、いつもクールなユノさんのそんな一面を見れた事が嬉しくて
愛情のバロメーターだ、なんて……///
それに、黒目がちな瞳で見据えられて追い詰められると
体の奥がゾクゾクしちゃって、少し強引なのも興奮するっていうか………///
「あーー!!チャンミンってばまた一人で赤くなってる!!」
「えっ?///」
「またなんかエロいこと考えてたでしょーー!?」
そう言って僕を睨みつけるテミンさん、この人ってば相変わらず勘が良くて困っちゃうよ
「か、考えてませんって!!///」
「ええーー?嘘ばっかり!!」
コピー機の前でついぼんやりしちゃって、週末のユノさんの事を思い出していたから、あながち嘘ではないけど
まさかそんな事考えてるとか言えるはずも………
「こらテミン、チャンミンをいじめるな」
そしてテミンさんの後ろから颯爽と現れたのは僕の大好きな………
「あ!!社長!!お疲れ様です!!聞いてくださいよ、チャンミンが朝からエロいんです!!」
「なっ!!テ、テミンさん!!///」
「ふむ、恋人は少しエロいくらいがちょうどいい、な、チャンミン?」
「へっ?///」
「こっこっ、恋人ーーーーー!?」
社長の爆弾発言に絶叫したテミンさんの声が、車内に響き渡ったのは言うまでもない、よね(笑)
. ユノ社長の憂鬱 24
*R18です♡
~Yside~
「………あっ……ユノさ……」
「ダメ、隠さないで?」
「だ、だって……恥ずかし………んっ///」
「いい子だ、ちゃんと顔見せて?」
会った途端に求めずにはいられなかった……
こんなにも離れていることが不安だとか思っても見なかった
いつだって自分に正直に動いている俺だから、自分の確固たる意志が揺らぐはずないのに
君の一挙一度にこんなにも振り回されてしまうとか
まったく、人生とは思いもよらないものだ……
俺の下でハアハア甘い息を漏らす君にくまなくキスを落とし、着ていたものを剥ぎ取って生まれたままの姿へ
触れるたびに染まる肌に暴走してしまいそうだよ、
つい、この前この腕に抱いたばかりなのに
「………ユノ、さ……もう///」
「まだダメだ、我慢して?」
「……意地悪、だ……」
「ん、厭らしい子だね、胸だってこんなに固くして」
「あっ///」
「こっちは蜜が溢れてる」
「……やあ……ん///」
ピンと張った可愛い突起を指先で弾いて舌でペロリと舐めてやる
跳ねる体を支えて奥へと手を伸ばせばキュウと締め付けてくるからもう止まらない
綺麗に割れた腹筋にたらりと蜜が滴り落ちて……
「チャンミン、挿れるよ?」
「………んっ……あっ、ああっ!!///」
細い腰をがっしりと掴んで奥の蕾に自分のソレを当てがうと、ゆっくりと君の奥と入っていったんだ
. ユノ社長の憂鬱 23
~Cside~
「えっと、コーヒーでも入れましょうか?それかお腹空いてます?」
「チャンミン」
「あ、それとも何か買ってきます?僕、コンビニに……」
「チャンミン、いいからこっちおいで?」
突然のユノさんの来訪で何をしていいか分からずオロオロとする僕
だって夢かと思っちゃった……
ドアを開けたら大好きな人が立っているとか、こんな幸せな事はない
しかもとびきりの笑顔で抱き締めてくれるとか!!
ユノさんの腕の中でうっとりと身を委ねて胸元に擦り寄った
たった数日離れてただけでこんなにも寂しいとか、僕ってどれだけあなたに夢中なんだろう///
「チャンミン、後輩君はどうだったの?」
「え?あ……ミノですか?えっと、久しぶりに話して楽しかったですよ?」
「そう、それはよかった」
「………もしかして、妬いてくれたんですか?」
「ああ、君を見つめるものには何だって妬ける」
「キザ、ですね///」
「君限定のね、ね、チャンミン」
膝の上に乗っけられての極上の笑顔とか、体の奥がズクンと熱くなる
それでなくてもさっきから意図的に触れるあなたの指にクラクラしてるっていうのに
………まさか、このまま?
「チャンミン、このまま抱いていい?」
「………朝、ですよ?///」
「ふふ、知ってる」
腰の辺りを撫でていた指が素肌に触れると同時に、息もできないほどの甘いキスが落ちてきたんだ
. ユノ社長の憂鬱 22
~Yside~
「え………ユノさん?///」
「おはようチャンミン、そしてただいま」
「あ、えっと……おかえりなさい///」
玄関先で茫然とする君が可愛いくて仕方ない
まさかこんな朝早くに俺が来るとは思わなかったのだろう
相手先の都合で会議がキャンセルになったのをいいことに、とにかく急いで戻ってきたんだ
まだ寝起きの君は瞳をくるくるとさせるばかりで、なかなか中には入れてもらえそうもない
そろそろ抱き締めてもいいだろうか?
「中に入っても?」
「あ!!も、勿論です!!どうぞ、寒かったでしょう?」
「ああ、寒くて死んでしまいそうだ」
「ええ!?………わ///」
オロオロと慌てる君の肩に顔を埋めて胸いっぱいに甘い香りを吸い込んだ
たった数日離れていただけなのに、こんなにも人恋しくなるものなのか
寝起きのままの君はだだ茫然としているから、その鼻先にチュッとキスをしてやった
途端に真っ赤に染まる君が愛おしい
「!!!!ユ、ユノさん!!///」
「あーはーはーは!!朝の挨拶だ」
「も、もう///早く入ってください!!」
「ああ、ありがとう」
真っ赤な顔で逃げていく君に愛おしさが溢れそうで、緩む口元を抑えられない俺だったんだ
. ユノ社長の憂鬱 21
~Cside~
「早く会いたい」
『ぼ、僕も……です///』
そんな、昨日の会話をベッドの中で思い出す
今日は休みだからゆっくり寝てても良いはずなのに、早朝からすっかり目が覚めてゴロゴロとしていた
掃除とか洗濯とかしなきゃいけないことはいっぱいあるのに、なんだかちっともやる気が起きない
今日帰ってくる筈のあなたからは連絡もないままで、スマホを眺めては溜息をつくばかり
………午前中は会議だって言ってたっけ
朝のメッセージが届かないだけでこんなにブルーになるとか
やっぱり様子がおかしかったから気になってるのかも
もしかしてだけど、ミノに妬いてくれた、とか?
そんなの全然気にしなくてもいいのに……
正直ミノにその、告白めいた事は言われたけど、今も昔も僕には全くそんな気持ちは無かったし
なによりミノは可愛い後輩だし!!
ミノだってサラッとしてて別に迫ってくるとかでもなかった
そんなの全然わかんなかったと思うのに、ユノさんはなにかを感じ取っていたって事?
それとも………
枕を抱いてぼんやりとしていると、不意にインターホンが鳴った
……こんな朝早くから誰だろう
そんな疑問を抱きつつ玄関に向かうと、ガチャガチャと鍵を回す音が聞こえた
………まさか?
ガチャリと音を立てて扉が開くと同時に飛び込んできたのは大好きなアーモンドの瞳
そして僕は息もできないほどにぎゅうぎゅうに抱き締められてしまったんだ