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. 息も止まるほど恋しくて 15
~Yside~
いくら人気のない校舎だからって、まだ日も暮れないうちにこんな事をしているとか
正に晴天の霹靂、エロすぎるシチュエーション!!
お互いの熱を握って高めあうと、赤く染まる肌がじわりと汗ばんで
ちょっと恥ずかしいくらいに興奮しちまって、あっという間に熱を放ってしまった
暫くは抱き合って余韻に浸っていたけど、流石にこのままじゃ誰かに見られてしまうかもしれないし
慌てて手を拭いて乱れた服を直して、全く何やってんだか(笑)
その後は職員室に戻って雑用を済ませると、そそくさと二人で学校を後にした
黙ったまま歩く夕暮れの歩道は人もまばらで、手を繋ぎたい衝動に駆られて仕方がなかった
だって好きが溢れて止まらない
チャンミンの心に近づけた事
二人の気持ちが前よりもっと通じ合った事
色んな意味での記念日になったと思う
「な!!チャンミン、綺麗な夕焼けだな」
「ふふ、はい///」
沈んでいく夕陽に向かって歩く俺達の未来は、必ず明るいものだと信じたい
うん、俺達二人ならきっと大丈夫!!
夕焼け空に光る一番星に、そう願わずにはいられない俺だったんだ
. 息も止まるほど恋しくて 14
*R18です♡
~Cside~
まさかこんなことになってしまうなんて……!!///
いや、僕から言い出したことだから後には引けないし、ましてや二人ともこんなに反応しちゃってるし///
布越しに触れたユノのソレは痛いほどに熱を孕んで膨らんでいて
僕でそんな風になってくれたのが嬉しくて///
「………く、チャンミン……ヤバイって」
「……んっ、ユ……ノ……///」
「待て待て、そんな風に触ったら……!!」
「あっ、ダメ///」
ユノの膝の上で凭れかかったままサワサワとソレを撫でていたら、急に起き上がって僕の腰に腕を回した
と、ユノの長い指が僕のソレを撫で始めて……!!///
「ユ、ユノ!?///」
「どうせなら一緒に気持ちよくなろう?」
「……ん、でも……声が出ちゃう///」
「こうして塞いでればいい、な?」
「あ……んっ///」
ユノからの強い刺激に耐えられず思わず身を捩るのにどうにも離してもらえそうもない
カチャカチャと音を立てて外されるベルトを呆然と見ていると、照れたように微笑むから居た堪れない!!
「チャンミン、エロい」
「なっ!!///」
「俺のも触って?」
「あ///」
そう言ってにっこりと笑ったユノは、僕の手をとって自分のズボンの中へと導いたんだ
. 息も止まるほど恋しくて 13
~Yside~
「あの、呆れられちゃうかもだし、軽蔑されちゃうかもだし///」
顔を真っ赤にして俯いたままポツリポツリと話す話の内容は、ちょっと俺でも予想外のことだった
最近のよそよそしさは、俺の事を見るだけで体が熱くなって仕方がなかったからだとか!!
でも、この前自分から誘ったくせに怖気付いて泣き出してしまったから、言うに言えなくなって悩んでいたらしい
ま、すぐに顔や態度に出てしまうのはチャンミンの良いところでもあり悪いところでもある
早い話がわかりやすい!!
そしてなんて有難い悩みなんだ!!///
膝の上に乗せたのは表情がわかんなくなるからで、消してやましい気持ちがあったわけじゃない
が………この話の流れだと、素直な俺のジュニアは反応してしまうわけで
「!!!!ユ、ユノ!?///」
「あーーーえっと、ごめん///」
「う、ううん///」
「すげ嬉しくて体の方が反応しちまった」
「………///」
膝の上でモジモジとするチャンミンが可愛くてズクンとソコに熱が篭る!!
ああ、このままじゃ本当にやばい!!
「………あの、僕がシようか?///」
「へっ?///」
「い、嫌ならいいんだけど……ご、ごめん、学校で変な事言って!!///」
「い、嫌じゃない嫌じゃない!!///」
「………ユノ///」
俺の言葉に嬉しそうに笑ったチャンミンは、俺のソレをそろりと布の上からなぞったんだ
. 息も止まるほど恋しくて 12
~Cside~
「ちょ、ユノ!?///」
「いいから中入れって、ちょっと話がしたいんだ」
「あ……うん///」
ドヨンを病院に連れて行って後報告に行ったら、何故か腕を引かれて、別棟にある体育教員室へと連れてこられてしまった
………ここってあんまり使ってないって聞いてたから入るの初めてかも
いずれは壊す予定の旧校舎、生徒達の教室は全て移動しているから人もまばらだし
こんな所に連れてきて何を………?
「チ、チョン先生?」
「ここではユノでいいよ」
ムスッとしたまま部屋に案内されたものの、なんだか居心地が悪くてソワソワとしてしまう
「チャンミン、最近どうしたの?」
「えっ?」
「もしかして俺のこと嫌になったのかなって」
「ええ!?まさか!!」
「なんか距離を感じるからさ、何考えてんのか分かんなくて不安になる」
「あ///」
怒ってるように見えたのに、口を開いた途端に傷ついたような顔で僕を見つめるアーモンドアイ
何で急にそんなこと………
「俺さ、生徒にまで妬いちまうんだよな」
「え?」
「だってさっきドヨンを抱えながら病院に行ったろ?」
「あ……うん///」
「俺ってすげー独占欲強いみたい、チャンミン限定だけど」
そう言ってガシガシと頭を掻くユノにジンと胸が熱くなる
それってヤキモチ妬いてくれたって、こと?///
椅子に座って項垂れるユノの髪にそっと触れてみる
と、グイと腕を引かれてあっという間に僕はユノの膝の上に乗せられてしまった!!
「ユ、ユノ!?///」
「ちゃんと聞かせて?」
「な、なに?///」
「チャンミンの思ってること」
真っ直ぐに見つめるユノの瞳があまりにも綺麗で、思わずゴクンと唾を飲み込む僕だったんだ
. 息も止まるほど恋しくて 11
~Yside~
「え?病院?」
「あ、はい!!シム先生が付き添ってくれるって」
「なんだ、結構捻っちまったんだな」
「はい、戻ったら連絡来るそうです」
「そうかわかった、お前は練習に戻れ」
「はい!!」
練習中に足を挫いたドヨンを保健室に運んだはいいが、どうやら結構やっちまったらしい
気にはなるけどここはチャンミンに任せるしかない、よな
落ち着かない気持ちで練習に戻ったものの、なんだか落ち着かなくて集中できない
いくら生徒とはいえ男と2人で病院だとか、例え生徒でも妬けちまうのはかなりの重症じゃないのか
ったく、ドヨンの心配してやれよ……
頭に浮かぶ2人の姿思い浮かべては溜息をつく、とにかく戻ってきたら速攻様子を見にいかなきゃ
今日は予定変更で早めに部活を終わらせて、職員室で書類やなんかを片付けて2人を待っていた
なんだよ、ちょっと遅過ぎるんじゃないか、なんてイライラしていると、入口からひょっこりとチャンミンが顔を見せた
「ユ………あ、いや、チョン先生!!」
「ああ、おかえり、ドヨンの具合はどう?」
「はい、一応レントゲンを撮ってもらいました、2、3日休めば大丈夫だそうです、で、自宅が近かったので病院からそのまま家に送って来ましたた」
「そうか、ありがとう、助かったよ」
「あ、いえ、それじゃ僕はこれで///」
そそくさとその場を去ろうとするチャンミンの腕を咄嗟に掴んだ
俺の行動に驚いたのか慌てて手を引こうとするから離れないようギュッと力を込める
………このままじゃ
「あ、あの、チョン先生?///」
「ちょっと付き合って?」
「え、わ///」
大きな瞳をくるくるとさせる君の腕を引いて、別校舎にある自室へと連れて行ったんだ