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苺な彼とビールな僕

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. 愛をもっと!! ~ジュニア来襲~ 13






~Yside~




タクシーの後部座席から手を振るシム先輩、苦笑いしてるクセに耳は赤いとか、ほんと可愛くて堪んない


車が見えなくなるまで見送って、がっくりと肩を落とし部署に戻ればチームの皆の呆れ顔


「お前ほんとに惚れてんのな」


チーフに肩をぽんと叩かれ大きく息を吐く、とりあえず今やる事はここにある仕事を片付けること


そして定時で上がって、ダッシュでシム先輩の元へと向かってやるんだ!!


光の速さで仕事をこなし、定時のチャイムと共に部屋を飛び出した


後ろから叫ぶチーフの声が聞こえたけど、手をヒラヒラと振って返事の代わりにしておいた


『おーい、バレないようにしろよ!!』


全く、チーフってばなんだかんだ応援してくれんだよね


心の中で頭を下げて、俺はタクシーへと飛び乗った、向かうは敵陣、山手にある高級ホテル!!


車から降り立つとまるで中世の城のような佇まいで、ホテルのロビーには眩しいシャンデリアが輝き、キョロキョロと周りを見渡す俺は場違いこの上ない


「お客様、どちらへお越しですか?」


少し訝しげに俺に質問するホテルマン、俺は覚悟を決めて背筋を伸ばした


これでも黙ってたらイケメンって言われてんだ、スーツだって一番いいやつ選んできたんだし、怯んでなんかいられない!!


「すいません、こちらに『TOHO』のキム・ミンソクさんが来られていると思うのですが…」


どうにか居場所を聞き出して、案内されたのは最上階にあるバーだった


接待は寿司って聞いていたから店を移動したんだろう、なるほど、ホテル内ならなにかと好都合だからな


電話するフリして中を覗くと、奥のボックス席に見えるのはジュニアの後ろ姿、後は数人の男と……いや、チャンミンが居ない?


……悪い予感がする


俺は周りを見渡して、レストルームを見つけるとそっと中へと入り込んだ


中は広々としてソファなんかもあって、酔った客が休める場所になっているようだった


「……は、離して下さい/////」


「なに、私が介抱してあげるよ、とびきり優しくね」


……チャンミンの声だよな!?



部屋の奥で揉み合う人影、そこには中年のニヤけた親父に腕を掴まれて迫られるチャンミンの姿!!



俺は咄嗟に2人の間に割り込むと、その親父を思いっきり突き飛ばしてやったんだ


















































ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭

ポチッとしていただけたら妄想がばびゅんと爆走いたします\♡/


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comments
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-09-01 23:21:50 | [編集]

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-09-01 23:25:09 | [編集]

3402. Re: り*****様 さん
コメントありがとうございます(*´ー`*人)
そう、あのメガネの方ですよ〜
チャンミン危うし!!
ユノにかかれば怖いものなんてないですよね(●´艸`)ムフフ
2016-09-03 10:44:17 | [編集]

コメントありがとうございます\( ˆoˆ )/
椅子万←気に入ってもらえました?(笑)
あのやろー調子に乗りやがって٩(//̀Д/́/)۶
口は立つけどか弱き乙女(笑)
上手いこというなぁ、ち***ちゃん、いつもながら文章力高いです♡
ほんま、背骨粉々にしてやって!!ユノー!!
2016-09-03 10:47:24 | [編集]

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