空色の調べにのせて～心の扉～ 14

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～Cside～

『たっぷりチャンミンチャージしたから大丈夫』

少し…と言うか大分寝不足気味のユノさんは、そんなことを言って早朝から会社へと向かった

…ほんとタフだと思うけど、それでもこれだけ忙しいと心配になる

今日は昼からリウ君も帰ってくるし、ヨンさんもお休みだから家のことを先に済ませてしまおう

そういえばスホさんから寄りたいところがあるから少し遅くなるって言ってたけど…

なんだかんだあの二人、いいコンビだよね（笑）

お昼前には晩御飯の下ごしらえまで終わっちゃって、一人だとこんなに早くおわるんだ、いつもはリウ君がいて進まないのに（笑）

なんか僕、すっかり子供のいる生活に慣れてしまったみたい、まるで主婦のよう…

…は、早く帰ってこないかな/////

一人で考えて一人で赤くなっちゃうなんて、何やってんだろ僕、パタパタと顔を扇ぎながら誤魔化すようにコーヒーを飲んだ

気を落ち着かせようとピアノの前に座ると、まあ、いつもの如く止まらなくなってしまい、気付けば何時間も経っていた

…もう夕方だ、お腹すいたけど一人じゃ食べる気しないな

ソファに座ってテレビでもつけようかとリモコンに手を伸ばした瞬間、テーブルに置いたスマホが震え出した

画面に表示されるのはイトゥクさん…？

『もしもし！？チャンミン様ですか？、社長が倒れられて病院へ運ばれました！！これからお迎えにあがりますので、あの……チャンミン様！？』

……え…何？…ユノさんが倒れた！？

僕はスマホを持ったまま、暫く動けなくなってしまったんだ

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