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苺な彼とビールな僕

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. レラ先輩の場合 2





レラ先輩のお話二話目です^ ^



大丈夫な方どうぞ~








~Lside~








俺の新たなご主人様はこのオッサンじゃなくて娘ってことらしい、ランプは家長から跡継ぎへと受け継がれる





…俺が夜のランプの精って忘れてないか?




まあいい、ご主人様に仕えるのが俺の仕事だしな




このオッサンは社長のようで娘は後を継ぐらしい、ふーん、なんか事情がありそうだ




「娘のシュミカだ、よろしく頼む」



「レラでございますご主人様」



「…ランプの精なんてほんとにいたのね?驚いたわ」



「どうぞなんなりとお申し付け下さい」



「…なんでも?そうね、夜もって事だったわね」




ふふっと不敵に笑って




「自分より綺麗な男に抱かれるなんて真っ平御免だわ」



「シュミカ!!」




ケラケラと、冗談よ、とイタズラっぽく笑う



「あ、様なんていらないわ、シュミカって呼んでね」



「…//////」




俺より年上のシュミカは茶色がかった大きな瞳が印象的な人で




…十分綺麗じゃないか////




この頃はもうオッサンの仕事を代行できるほどの敏腕ぶりだった、次期社長、なんて言われていて…




しかし、若い上に女性と言うこともあり、風当たりのキツイことも多かった




俺は陰からシュミカを守っていた、人間ってのは汚いもんだな、つくづく実感した




シュミカは強い人だった、弱音も吐かなければ人前で涙を見せることもなかった、いつでも凛として笑顔を絶やさない、俺はだんだん彼女に惹かれていった




そんな彼女が唯一気を許していた相手がいた、シュミカの恋人のジンだった




二人の仲のいい姿を見ると心がズキンと痛んだ




「レラ聞いて、ジンがね!」




嬉しそうに話すシュミカに笑顔を向けるけれど胸の痛みは増すばかりで…




そう、俺はいつの間にかシュミカを愛していた




…ご主人様に惚れるなんて、俺もまだまだ甘いな




俺は密かにランプの精の交代の準備をすすめていた




そんな時だった、シュミカがジンと別れてしまったのは…



さみしそうなその小さな背中をそっと抱き締めた




「シュミカ、元気だして」



「ジンにね、レラとの仲を疑われて…」




…え?俺が原因?誤解は解かないと、でも、いつ見られたんだろう




「…私が話したの、ランプの精とは言ってないけど…ずっと助けてくれる人がいるんだって」



「話せば誤解は解けるんじゃない?」



「…ううん、誤解じゃないから…ジンにはわかっちゃったのね」



「…シュミカ?」



「レラのことがずっと好きだったの…でも私年上だし、レラはランプの精だし、諦めなきゃって思って、だからジンを利用してた」




「…////」




「ごめんね、変なこと言っちゃって!迷惑よね、忘れていいから!!」




俺の腕から逃げようとする身体をぎゅっと抱き締めた




「…俺もずっと好きだった、でも言えなかった、シュミカには幸せになってほしかったから、ジンと居るのを見るのが辛くて離れようって思ってた」



「…レラ」



「シュミカ好きだ、ずっと前から、俺のそばにいて?」



大きな瞳から涙が溢れる、何度も頷いて俺の首に手を回した




「レラ愛してる」



「俺もだ、シュミカ愛してる」





出会ってから何年経つのだろう、ずっと守ってきたご主人様は、いつの間にか俺の最愛の人になった









~C&Yside~





「…チャンミナ、始まってる」


「…えっ///あっ、あのっ…皆様こんばんは、チャンミナです、あの…レラ先輩のお話楽しんでいただけてますか?」


「チャンミナファイティン♡」


「ユノ様♡…あの、レラ先輩意外と一途なんです、口は悪いけど…あの///僕の大切な方なのでよろしくお願いします♡」


「チャンミナ、お知らせ」



「あのっ、次のランプのお話は精霊界編になります//////」



「精霊界編…嫌な予感しかない…(泣)」



「…ユノ様?///」



「な、なんでもないから///ほらっ」



「…あ、はい///あのっ明日もう一話レラ先輩のお話です!よろしくお付き合いくださいね♡ではチャンミナでした♡」


「チャンミナよく頑張ったな♡ちゅっ」


「あん♡…ユノ様///」













バカップル失礼いたしましたwww
レラ先輩あと一話です♡



ご訪問ありがとうございます\( ˆoˆ )/

ポチッとしていただけると妄想がひゅうんと加速します.。o(♡)


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comments
769. けいこ さん
紫苑ちゃん!泣かすな…レラ様の一途さに胸がじ-んとして胸が痛い!片想いで傍にいるのって辛いよね…
私の18才の頃を思い出す…29才の先生との片想い…年齢差に既婚者…切なかったわ…
相手に幸せになって欲しいと願う健気なレラ様!分かる分かる!でも、良かったね想いが通じ合ってて!
あの18才を思い出して切なくなりながらコメントしました…
2015-10-30 23:20:15 | [編集]

770. いい思い出だね♡ けいこ様 さん
コメントありがとございます♡
乙女チックけいこさんですねぇ(●´艸`)ムフフ
レラ先輩も小さい頃は色々あって家族や恋人を大切にしたい気持ちが強いのよね♡
なんか私ってほんとパラレル考えると色々考えすぎちゃって頭がパンクしそうwww
2015-10-31 00:36:38 | [編集]

771. 。゚(゚´Д`゚)゚。 ゆんちゃすみ さん
紫苑さん、おはようございます

うhwdby☆8gさやぎゅ@ひゃ!!(;゚Д゚)!
なんということでしょう!!
レラ様がぁぁ!!(/ω\*)

すいません、誰か親切な方、救急車を呼んで頂けますか?ここに一匹の変態が倒れています
どうも興奮し過ぎて発作を起こしたみたいです…

やだー!クスって笑えるのを想像していたのに、泣かせましたね!紫苑さんったら…鼻水も出ちゃった
このお話はプリントアウトして家宝にしますね

私より綺麗な男に抱かれるなんてごめんだわ!って本当ですわね…横に並ぶのさえただの公開処刑になっちゃう!!

お知らせチャンミナもご苦労様でした
楽しみにしています♡
2015-10-31 05:52:34 | [編集]

772. おはようございます♡ ゆんちゃすみ様 さん
コメントありがとございます♡
ラブコメのはずだったんですがwww
色々混じった言語が飛び交ってるから喜んでいただけたみたいですね♡
わりと苦労してるチャンミナとレラパイセンでした(笑)
おや?救急車ですか|・ω・*)チラ
なんだかかわいい子を囲ってるみたいでしたけどそちらは大丈夫?
2015-10-31 11:03:39 | [編集]

774. あゆ さん
紫苑さんこんにちは(*ノ∀ノ)

なんかもう、、、色んな意味で悶絶しました(#゚ロ゚#)
私の中で、お話と現実がゴッチャになってて思わずにんまり(〃艸〃)ムフッ
いいお話でした♡

あ、こんな所に変態が落ちてる……
ツンツン。
歩行者の邪魔だからこのゴザで巻いてっと。くるくるくる。
それでもって川へポーイっ(*ノ∀ノ)
2015-10-31 13:37:19 | [編集]

コメントありがとございます♡
なんか普通のお話でしたねwww
ラブコメのはずだったんですが、何故かこのような仕上がりに(笑)
変態さんお忙しいですよねぇwww
蘇生されたでしょうか^ ^
あと一話おつきあいください〜
2015-10-31 16:14:31 | [編集]

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