苺な彼とビールな僕

-------- --:-- ｜カテゴリ : スポンサー広告 ｜コメント(-) ｜トラックバック(-)

BL表現あり^ ^


大丈夫な方どうぞ～








～Cside～








何故だか成り行きでチョン先生とご飯を食べに行くことになってしまった




…お礼のつもりかな？




まあ、どうせ一人暮らしだし、打ち合わせも兼ねてってことだし…ま、いいか




ソファに座ってとりあえず編集長に連絡のメールだけ入れておいた




なんかすごい喜んで貰えたみたいで戸惑ってしまった、掃除と片付けしただけなのに（笑）



人の手ブンブン振って、なんかほんと子どもみたいな人だな…ぷっ、変な先生だ





…ガチャ





「シム君お待たせ！！」




バスルームから出た先生は髪からポタポタと水滴を落としながら更に顎からも血をダラダラと流していた




「どっどどどどーしました！？」



「ん？何が！？」




きょとん顏のチョン先生、気付いてないのか！！




「血が出てますって！！」




僕は慌ててティッシュで顎を押さえた




「あー///////慌てて剃ったから」




…あ、僕が待ってたからか、それにしてもこんなに血が出てるのに気付かないとか




「髪ももう少し拭いて乾かしてください、床に水が滴ってますよ？」



思わずゴシゴシと先生の首にかかっていたタオルで髪を拭いた



「…//////////////」



…はっ！？しまった！！



「…あ、すいません、つい///////」



「…い、いや、ありがとう///////」



「血、止まったみたいですね、絆創膏持ってますよ」




僕はカバンからゴソゴソと絆創膏を出して先生の顎にペタンと貼った




あれ？髭もじゃだった顔がスッキリして綺麗な顎のラインが露わになる、ずいぶんシャープだな…




濡れた前髪からチラチラ覗く切れ長の瞳




…あれ///////もしかして先生って隠れイケメンなのか！？でも前髪が長すぎてよくわかんないや…




「…あっ、絆創膏ありがとう！お、俺ドライヤーしてくるわ////」




赤い顔の先生はフラフラとバスルームに戻って行った

2015-10-04 17:00 ｜カテゴリ : 天使かもしれない ｜コメント(2) ｜トラックバック(0)