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. 天使かもしれない 29
BL表現あり^ ^
大丈夫な方どうぞ~
~Cside~
『大切な人をソファでなんか寝かせられるか』
殺し文句みたいなセリフを先生に言われて、僕は大胆になってしまったみたいだ
僕だって先生が大切だし、それなら一緒にって…
抱き締められた先生の体は僕より冷たかったけど、その…そこだけは熱くなってて//////
「…先生?あの…当たってます///」
先生は苦笑いして頭をぽりぽりと掻きながら
「あーごめん//////…その、チャンミンといるとこうなっちゃうんだ」
慌てて体を離そうとするから背中に回した手に力を入れた
「…チャ、チャンミン?」
「…先生?あの…先生は僕を抱きたいですか?」
自分の口から出た言葉にびっくりして顔が熱くなる、何言ってるんだ僕!!
「…あ、ごめんなさい、変なこと言って///…やっぱ僕帰ったほうが…」
慌てて身体を離そうとするけどガッシリと腕を掴まれて
「…チャンミン、帰せるはずないだろ」
熱っぽい瞳で見つめられて//////
僕は先生にヒョイと抱きかかえられてしまったんだ
. 僕のご主人様♡ 64
BL表現あり^ ^
大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
せっかくチャンミナとの甘い朝飯を今度はじいちゃんに邪魔されて(泣)
チャンミナは食事も早々にじいちゃんに攫われてしまった
…はあ、思わず溜息がでる
キッチンにいたかあさんが俺の様子に気づいてクスクスと笑った
「…なんだよ」
「ふふ、まるでフラれたみたいな顔しちゃって」
…まあ、確かにフラれたのかも
頬杖をついて庭からじいちゃんとチャンミナを見る、楽しそうに話してるなぁ、なんかひっつきすぎじゃねーの?
イライラしながら二人から目線を外した
「ね、ユンホさん聞いて、チャンミナったらね、朝からあなたの好物を作りたいって早起きしてきたのよ」
「…え?//////」
…やばい、なにそれ、自分で顔が緩むのがわかった
「それにね、他にもお母様の味を教えて下さいって、かわいいわねぇ」
…かあさんの味か、チャンミナは知らないんだろうな
「かあさん?昼飯食って少し休んだら帰ろうと思うんだ、だからさ、なにか作ってよ」
「あら、もちろんよ♡チャンミナのお母様には負けちゃうかもだけどね」
「…かあさん、チャンミナのご両親は居ないんだよ」
「…えっ!?そう、そうなの…まかして!!腕によりをかけちゃうからね」
かあさんは腕まくりをしてウィンクをしてみせた
. 天使かもしれない 28
BL表現あり^ ^
大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
シム君と思いが通じ合ってつい顔が緩んでしまう、どさくさに紛れてチャンミンとか呼んでるし
思いがけずうちに泊めることになってしまったし////
…ズクン
ヤバイヤバイ!!/////////
理性が飛んでしまいそうだ、俺ってここまで節操のない奴だったのか!!
ぐるぐると考えていたらチャンミンが風呂から出てきた
ゔっ!!/////////
上気した頬は桜色に染まり、濡れた髪の隙間から覗く潤んだ瞳
ブカブカのTシャツからは綺麗な首筋、スウェットの短パンから覗く細い脚、眩しくて思わず目を逸らしてしまう//////
挙動不審な俺の態度に不思議そうに首を傾けるその仕草とか
…なんかもう色々大変だ//////
「…先生?」
「…あの、俺はソファで寝るからチャンミンはベッド使って」
「…え?そんな、僕がソファで寝ます」
「…ダッ、ダメだ!!大切な人をソファでなんか寝かせられるか!!」
「…//////」
ヤバイ、恥ずかしいこと言っちゃった、もしかしてひいてる?
恐る恐る顔を見ると
「…先生、あの…一緒ではダメですか?」
…は?/////////
上目遣いでチラチラと俺を見ながら、目が合うと俯いてしまって
俺はソファから立ち上がってチャンミンを抱き締めた
「そんなこと言ったらどうなるかわかってる?」
「…//////」
チャンミンは俺の背中にそっと手を回して小さく頷いたんだ
. 僕のご主人様♡ 63
BL表現あり^ ^
大丈夫な方どうぞ~
~Cside~
『ご飯よーーー♪』
ユノ様の膝に乗せられて、ついキスに夢中になってしまって//////
二人で顔を見合わせて、ぷっと吹き出した
「い、いこっか///」
「…はい♡」
なんとか熱くなった身体を誤魔化してご家族の待つリビングへと移動した
「遅かったわね?ユンホさん寝起き悪かったかしら」
「…あっ、すいません、僕が悪いんです///」
「かあさん、俺が起きなかったからだよ、おっ♡ホットケーキだ!!」
「チャンミナが焼いてくれたのよ♡お料理好きなのね~」
たっぷりのメープルシロップとバターのチャンミナ特製ホットケーキ♡ユノ様の目は子供のようにキラキラとして///
「うまい!!」
「本当ですか♡よかった//////」
お母様にお願いして作らせていただいたんだ、ユノ様が子供の頃好きだったって聞いて…喜んでくれてる♡
僕も食べようとお皿に手を伸ばしたら
「…チャンミナ、それ焦げてるじゃん」
「…あっ、あのっ、最初失敗しちゃって//////」
「ユンホさん、チャンミナは綺麗に焼けたのをあなたに食べて欲しいって言ってね、ふふ、かわいいわねぇ~」
そう、最初火加減がわからなくて焦がしてしまったんだ、でもユノ様には綺麗なのを食べて貰いたかったから//////
「…チャンミナ、ありがと」
「…い、いえ//////」
ユノ様の黒目がちな瞳が僕を見つめて、なんだか目が離せなくて…しばらく見つめあってしまった//////
「ハイハイ、なんだか朝からメープルシロップより甘ったるいわねぇ~」
僕は自分の顔がかああっと赤くなるのがわかった、と、とりあえず食べよう
ぱくっもぐもぐもぐもぐ♡ん、焦げててもおいし♡
食べ始めてしばらくすると庭からひょっこりとおじい様が現れて
「チャンミナ、遅いぞ!!まだか!?」
リビングにおじい様の声が響き渡った
. 天使かもしれない 27
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大丈夫な方どうぞ~
~Cside~
あまりの急展開に頭がついていかない、先生に好きって言われて、僕も//////
頬に手を添えて優しく口付けられる、ちゅっと音をたてて離れると
「今日は泊まっていくといい、シャワー浴びる?着替えあるよ」
時計を見れば夜中の1時過ぎ、お言葉に甘えてもいいのかな
「…先生すいません、ご迷惑かけちゃって」
「ん?迷惑なんかじゃないよ、チャンミンと恋人同士になれたんだからさ、ほら、スッキリしておいで!」
「…あ、はい//////」
僕はバスルームに向かった
熱いお湯を浴びるとだんだん頭がハッキリしてきた
…恋人同士//////
先生から好きって告白されて、まだ心臓がバクバクと煩い
男同士とか…どうしたらいいんだろう、この状況はどう見ても僕が抱かれる側なんじゃ…
…抱かれるとか、先生に?//////
ズクン、と体に熱が篭る、僕どうしちゃったのかな
このままでは逆上せてしまいそうで慌ててバスルームから出た
先生はソファに座ってテレビを見ていて
…なんかこれすごく恥ずかしい///
「…あの、先生、お風呂ありがとうございました///」
「…あ、ああ//////」
先生は素っ気なく返事をして僕を見るなり目を逸らしてしまったんだ
. 僕のご主人様♡ 62
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大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
チャンミナと一緒に迎えるはずだった甘い朝は、じいちゃんの怒鳴り声から始まった
「チャンミナ、チャンミナは起きとるか?」
寝ぼけたまま横にあるはずの温もりを探す、あれ、居ない?
パタパタパタパタ
…チャンミナの足音がする
「おじい様おはようございます」
「おお、チャンミナ!庭を案内してやるぞ」
「ありがとうございます♡では、あの、ユノを起こしてから参りますね、お食事の用意も出来てますよ///」
「あいつはまだ寝とるのか!!けしからん」
「ささ、おじい様♡」
ドスドスドスドス
…行ったな、ずいぶんチャンミナがお気に入りじゃないか
ガチャ
「ユノ様♡おはようございます///」
「…チャンミナずいぶん早起きだ」
俺は不機嫌な顔でチャンミナを引き寄せて膝の上に跨らせた
不思議そうに首を傾げて俺の眉間を撫でながら
「縦線が入ってますよ?」
「…キスしてくれたら治る」
「…//////」
ふふっ、と柔らかく笑って
「ユノ、おはようございます♡チュッ…んっ…んんっ///」
俺はチャンミナの後頭部に手を回して噛み付くように口付けた
「…ん…ダメ…///」
胸に手を置いて体を離そうとするから細い腰をぐっと引き寄せた
「…あっ/////…ユノ様当たって…///」
「チャンミナが乗っかってるから♡」
「…ユノ様が乗せたくせにっ…んっ///」
バタバタとする体を抑えてまだ文句を言おうとする唇を塞いだ
「…んっ///はっ…んん…ちゅっ…」
深くなる口付け、チャンミナの腕が俺の首に回った途端
「ご飯よーーーー♪」
またしてもタイミング良くかあさんの声が響いた
. 天使かもしれない 26
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大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
どうしても離したくなくて家に連れて帰ってしまった、だらりとするその体をベッドに横たえて、スヤスヤと眠る君にもう一度口付けた
…寝込みでも襲う勢いだ//////
慌ててベッドから離れて、シャワーで頭を冷やす、今日はソファで寝るか…
バスルームから出ると寝室からチャンミナが起きた気配がした
部屋に入るとぼんやりとした表情で、俺を見上げる潤んだ瞳
『恋人になって』
そう伝えると驚いて目を見張る、握った掌に口付けてそのまま返事を待った
俯いてしまった顔に睫毛が影を作る、やっぱり見惚れてしまうんだ
「…先生?…僕男ですよ?///」
遠慮がちに話し始める、もしかして断られてしまうのかな、ドクドクと心臓が煩い
「…ん、わかってるよ」
「そ、それに背だって先生と変わらないし…///」
「…うん?」
「…女の人みたいに、柔らかくないし…///」
「…ふふ、うん?」
表情は見えないが耳がどんどん赤くなってる?
右手はシム君の手を握ったまま左手で耳の淵をそっと撫でた
…ビクッ
思わず顔を上げる君は大きな瞳に涙を溜めて
「…それに…あの…///」
思わず引き寄せてふわりと抱き締めた
「チャンミン、返事は?」
「……ぼ、僕でいいの?//////」
「チャンミンがいいんだけど?」
「……はい///」
「チャンミン好きだ」
「…僕も先生が好き//////」
俺はチャンミンの瞳から零れた雫に口付けて、そのまま桜色の唇に口付けたんだ
. この場をお借りして✧◝(*´꒳`*)◜✧˖
このブログの管理人紫苑☆です^ ^
読者の皆様いつも私の拙いお話を読んでくださってありがとうございます\♡/
これはいつものお話ではなく、いつもコメントを下さる読者様にまつわるお話です
お付き合い頂けたら嬉しいです♡
~Y&Cside~
…ゴソゴソゴソゴソ
「チャンミナ、マイク入ってる!」
「…えっ!/////うそっ!!」
バタン、ゴトッ…
「し、失礼しました/////あ、あの…僕、チャンミナと申します、『僕のご主人様♡』というお話のランプの精です…す、すいません緊張しちゃって…」
「チャンミナ、ファイティン♡」
「…ユノ様♡あ、あのっ…いつもランプを読んで下さる読者様、本当にありがとうございます、そ、それで、今日はこのお話が生まれたいきさつをお話したいと思います」
「チャンミナ、水」
…ゴクゴクゴクゴク
「…ぷはっ…えと…実はこのお話はある読者様のお誕生日に向けたリクエストで、管理人の紫苑さんの初のパラレルでもあるんです」
「ふむふむ」
「…あ、あのっ…ランプの精のお話のイメージは紫苑さんの中にあったんですが、文章に起こすことになったきっかけはその方がリクエストをくだすったからで、いわば生みの親」
「チャンミナあと少し」
「…ユノさま、しーっ!/////あっ!!すいません、そしてですね、今日はその読者様のお誕生日なんです!!」
「ユノ様立って!せーのっ!けいこさん、お誕生日おめでとうございます!!」
パンパーンッ、パン♪(クラッカー音)
「…あの…おいくつかは聞いてないのですが、けいこさんがこの世に生を受けた大切な日、心からお祝いいたします!!」
「パチパチパチパチパチパチ」
「…多分寝ておられるかもですが、けいこさんにとってステキな1年になりますように♡」
「チャンミナ、そろそろシメて」
「…あっ、で、では皆様お付き合いいただいてありがとうございました♡」
…ガサゴソガサゴソ
「あっ、ユノ様、ランプの宣伝忘れました!」
「もういいって、あとは紫苑さんに任せとけ、帰るぞ」
「は、はいっ♡」
ハイ、再び紫苑です~
今日はランプのお話のリクエストをくだすったけいこさんのお誕生日✧◝(*´꒳`*)◜✧˖
いつもコメントくださって\♡/
スランプのときは元気をくれて\♡/
変態で純情で\♡/
そんなあなたが大好きです~♪
センイルチュッカヘ\♡/
おめでとでとっ♪\♡/
いつかお会いできる日を夢見て\( ˙▿˙ )/
この場をお借りしてお祝い申し上げます(⑉• •⑉)♡
. 僕のご主人様♡ 61
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大丈夫な方どうぞ~
~Cside~
続けて二度もイかされてしまって/////
すっかり力の抜けた僕はユノ様に支えられてやっとジャグジーに入った
ブォオオオオオオオオ
あっという間に見事なバブルバスが出来上がって、僕は少し元気を取り戻した
モコモコの泡の中にユノ様と二人♡///
後ろから僕を抱きかかえるようにしていたユノ様はそっと僕の肩に顎を乗せた
「…チャンミナ怖かった?」
「…す、すこし/////」
「びっくりさせてごめんね?」
「…あ、あの…僕こそごめんなさい////」
ぎゅっと抱きしめる力が強くなる
「…次はするよ?」
「…/////」
僕はユノ様の腕をきゅっと握ってコクリと頷いた
その夜はふかふかのベッドで、ユノ様の腕に包まれて/////
…明日の朝は早く起きなきゃ
お母様のお手伝いしたいし、少しでもユノ様の好きな料理を教えてもらわなきゃ//////
そんなことを考えながら僕は眠りについた
. 天使かもしれない 25
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大丈夫な方どうぞ~
~Cside~
先生に腕を掴まれて壁に押し付けられたと思ったらキスされていた
思考が停止する、男にキスとか…!!
…でも嫌じゃなくて/////
…先生の赤い唇が僕の唇に何度も触れて、気付けば夢中になっていた
意識が朦朧として、ヘナヘナとそこに座り込むと、ふわりと体が浮いて僕は先生に抱えられていた
「トゥギヒョン、ヒチョルヒョン、シム君連れて帰るわ、タクシー呼んで?」
「ええっ!!大丈夫か!?」
「おい!シウ、タクシー!!」
「はいっ」
「お前家知ってんの?」
「…いや、うちに連れて帰る」
…うち?うちってどこだろ
遠くで皆の声が聞こえる、ふわふわして気持ちいい、このまま寝たふりしてもいいかな…
目を瞑るといつの間にか眠ってしまっていた
そのまま僕は先生のマンションに連れて行かれて、気付いたときには先生のベッドに寝かされていた
重い頭を押さえてゆっくりと体を起こす
「…あれ?夢だった?」
…ガチャ
「シム君起きたの?大丈夫?」
「…あ、はい…僕?」
「飲み過ぎたんだよ、覚えてない?」
「…お、覚えてます////」
ベッドの脇に座って僕を覗き込む、シャワー浴びたのかな?髪が濡れてる
「…せんせ…濡れてる」
思わず首にかかったタオルで髪を拭こうと手を伸ばす、その手は先生の手に捉えられてぎゅっと握られた
「…俺の言ったこと覚えてる?」
「…あ、あの/////」
「俺はこんな男だし、全然イケてもないけど…チャンミン、君が好きだ、俺の恋人になって」
先生は僕の掌にキスをしたんだ