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. 息も止まるほど恋しくて 12
~Cside~
「ちょ、ユノ!?///」
「いいから中入れって、ちょっと話がしたいんだ」
「あ……うん///」
ドヨンを病院に連れて行って後報告に行ったら、何故か腕を引かれて、別棟にある体育教員室へと連れてこられてしまった
………ここってあんまり使ってないって聞いてたから入るの初めてかも
いずれは壊す予定の旧校舎、生徒達の教室は全て移動しているから人もまばらだし
こんな所に連れてきて何を………?
「チ、チョン先生?」
「ここではユノでいいよ」
ムスッとしたまま部屋に案内されたものの、なんだか居心地が悪くてソワソワとしてしまう
「チャンミン、最近どうしたの?」
「えっ?」
「もしかして俺のこと嫌になったのかなって」
「ええ!?まさか!!」
「なんか距離を感じるからさ、何考えてんのか分かんなくて不安になる」
「あ///」
怒ってるように見えたのに、口を開いた途端に傷ついたような顔で僕を見つめるアーモンドアイ
何で急にそんなこと………
「俺さ、生徒にまで妬いちまうんだよな」
「え?」
「だってさっきドヨンを抱えながら病院に行ったろ?」
「あ……うん///」
「俺ってすげー独占欲強いみたい、チャンミン限定だけど」
そう言ってガシガシと頭を掻くユノにジンと胸が熱くなる
それってヤキモチ妬いてくれたって、こと?///
椅子に座って項垂れるユノの髪にそっと触れてみる
と、グイと腕を引かれてあっという間に僕はユノの膝の上に乗せられてしまった!!
「ユ、ユノ!?///」
「ちゃんと聞かせて?」
「な、なに?///」
「チャンミンの思ってること」
真っ直ぐに見つめるユノの瞳があまりにも綺麗で、思わずゴクンと唾を飲み込む僕だったんだ
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