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. 息も止まるほど恋しくて 11
~Yside~
「え?病院?」
「あ、はい!!シム先生が付き添ってくれるって」
「なんだ、結構捻っちまったんだな」
「はい、戻ったら連絡来るそうです」
「そうかわかった、お前は練習に戻れ」
「はい!!」
練習中に足を挫いたドヨンを保健室に運んだはいいが、どうやら結構やっちまったらしい
気にはなるけどここはチャンミンに任せるしかない、よな
落ち着かない気持ちで練習に戻ったものの、なんだか落ち着かなくて集中できない
いくら生徒とはいえ男と2人で病院だとか、例え生徒でも妬けちまうのはかなりの重症じゃないのか
ったく、ドヨンの心配してやれよ……
頭に浮かぶ2人の姿思い浮かべては溜息をつく、とにかく戻ってきたら速攻様子を見にいかなきゃ
今日は予定変更で早めに部活を終わらせて、職員室で書類やなんかを片付けて2人を待っていた
なんだよ、ちょっと遅過ぎるんじゃないか、なんてイライラしていると、入口からひょっこりとチャンミンが顔を見せた
「ユ………あ、いや、チョン先生!!」
「ああ、おかえり、ドヨンの具合はどう?」
「はい、一応レントゲンを撮ってもらいました、2、3日休めば大丈夫だそうです、で、自宅が近かったので病院からそのまま家に送って来ましたた」
「そうか、ありがとう、助かったよ」
「あ、いえ、それじゃ僕はこれで///」
そそくさとその場を去ろうとするチャンミンの腕を咄嗟に掴んだ
俺の行動に驚いたのか慌てて手を引こうとするから離れないようギュッと力を込める
………このままじゃ
「あ、あの、チョン先生?///」
「ちょっと付き合って?」
「え、わ///」
大きな瞳をくるくるとさせる君の腕を引いて、別校舎にある自室へと連れて行ったんだ
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