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苺な彼とビールな僕

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. 鈴カステラの缶詰 9






~Cside~





何故だかわからないけど僕はユンホさんに組み敷かれてキスをされていた


缶詰を開けた瞬間から僕はユンホさんのものだから、何をされてもいいって思ってたけど、この身体の疼きはいったい…?/////


僕のことを気にいった、なんて言ってたけどホントかな?彼女さんと間違えてたんじゃないのかな?

名前を呼ばれて落とされる口付けは甘くて、僕は必死に舌を絡ませたんだ


体を撫でられて次に起こることを期待してしまうなんて、僕はどうしちゃったんだろう


もっと、もっと、って思ったところでインターホンが鳴り響いた


僕らは顔を見合わせて、途端に恥ずかしさでお互い目を逸らす、少し待ってて、と僕をベッドに残したままユンホさんは玄関へと向かって行った



「ちょっとユノ!!今日約束してたの忘れたの!?」

「……ああ、そうだったかな、ごめん、ちょっと親戚の子預かってんだ」

「ええ?じゃあ今日のデートは!?」

「悪い、また今度な、じゃ!!」

「ちょっと!!ユノ!?ちょ…」





インターホン越しに聞こえた会話、やっぱり彼女さんいたんだ、当たり前だよね、ユンホさんかっこいいもんね


「……グスッ」


「なんでまた泣いてんだ?」


ユンホさんはベッドに座る僕の横へとやってきて、背中から僕を抱き締める


「……か、彼女さんと約束してたのに…グスッ」


「約束はしてたけど彼女じゃねえよ」


「……で、でも」


「今はお前といたいんだって」


「……ユンホさん…グスッ」



抱き締めるユンホさんの腕はとってもあったかくて、僕はそのままぎゅっと目を瞑ったんだ



















拍手コメたくさんありがとうございます(*´ー`*人)


名無しさんはもしかしてあの方でしょうか?いつもありがとうございます\( ˆoˆ )/


み**さん、気持ちわかりますよ!!
私もスーパーで売ってる鈴カス見てうっとりしてますから←不審者



ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭

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