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苺な彼とビールな僕

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. 恋しいのは君の手 7














~Yside~












チャンミンの家に着いてからお互い緊張しちまって







かなり強引にここに来た筈なのに、今更怯んでしまうとか、俺って意外と小心者だったのか








いや、これは多分チャンミン限定








今すぐ抱き締めてキスをして、それからって思うけど、やっぱり恋人になってからじゃないと意味がない







無理強いはしたくない


その笑顔を曇らせたくない


できればずっと笑顔でいて欲しい








そう思うのに赤くなった耳が堪らず可愛くて、背中からそっと腕の中に閉じ込めた








なんだよ、逃げないのかよ、とか、心の中でツッコミを入れながらも首筋の匂いを胸いっぱいに吸い込んだ







ああ、甘い……








「ユ、ユノ、離し……て?」



「やだ」



「もうすぐ出来るから、ね?」




「チャンミンチャージ中」




「な、何言ってんの……あっ///」








慌てて体を離そうとするから耳をペロリとなめてやった







途端に睨み返すバンビアイ、ああ、好きが溢れて止まんない








「いてっ!!」



「ユ、ユノのバカ!!///」







慌てるあなたが可愛くてそのまま背中に顔を埋めたら、遂には足を踏まれてしまった俺だったんだ










































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