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. 恋する君は花の香り 11
~Yside~
「やあ、お疲れ様!!」
「すいません、お待たせしちゃって」
そう言って息を切らせながら店に入ってきた細過ぎるシルエット
綺麗な顔に長過ぎる手足はまるでモデルのよう
でも、宝石みたいな大きな瞳と艶々のホッペは昔のまんまだ
それにしても大きくなった、なんて変に感心してしまうけど
あれから10年以上が過ぎてるんだから当たり前、だよな
「ほんと久しぶり」
「……あの///」
「やっぱり思い出せない?」
「………ご、ごめんなさい」
「そっか」
「……あの、もしかして僕のおじいちゃんちで遊んだ、とか?」
「そう!!二人でよく遊んだよ!!」
「………そう、なんだ///」
俺の言葉にホッとしたように微笑む君が可愛くて、ああ、本当に出会うことができたんだって
その後はポツリポツリと自分のことを話してくれて、もちろん病気のことも
最初はストーカーかと思って遠ざけられていたことも知って焦ったけど
そんな病気のことがあればナーバスになる筈だよな
「あの店長さんは母の知り合いで、とても良くしてくれるんです」
「そっか」
「あの……また、会ってくれますか?」
「勿論!!俺からも誘おうと思ってた!!」
「ふふ///」
チャンミンの言葉に思わず立ち上がってしまった俺に、可笑しそうに片目を細める君が眩しくて
いつまでも見つめていたくなる俺だったんだ
ご訪問ありがとうございます(⑉• •⑉)♡
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