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. 恋する君は花の香り 12
~Cside~
「えっと、じゃあここで」
「へえ、こんな近くに住んでたんだ」
「はい、学校が近いんですよ、だからアパートも借りやすくて、それに支援もあるし」
「そっか、一人暮らししてんだな」
「……はい」
バイト終わりにカフェで話をして、途中で僕のお腹が鳴ってしまったからラーメンまでご馳走してくれて
ハッキリとは覚えていないのに懐かしい笑顔に癒されたっていうか
きっと、良い人なんだろうって……
帰りは心配だから家まで送る、なんて女の子みたいに扱われて
『だってストーカーとかいるかもしれないだろ?』
とか言われちゃって、思わず2人で顔を見合わせて吹き出してしまった
そういや店長も心配してたっけ
「それにしてもストーカーはないよな」
「随分イケメンのストーカーですね///」
「言うねぇ、何も出ないぞ」
「ふふ///」
「でもストーカーと変わんないかも」
「……えっ?わ///」
不意に腕が伸びてきたと思ったら僕は抱き締められていて
一度ギュッと力を込めてからそっと体を離された
「ごめん、我慢できなかった」
「……い、いえ///」
「チャンミンの香りを確かめたくて」
「……///」
「また連絡する、おやすみ」
そう言ってふわりと笑うアーモンドの瞳が優しくて、何も言えなくなってしまう僕だったんだ
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