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. 王子の気持ち 21
~Cside~
「で、こっちの歩道を渡ってですね」
「へー」
「……チャンミン様聞いてます!?」
「あ、キュヒョンあれ!!」
「ちょっ!!チャンミン様!?そっちじゃないですってば!!」
大学までの道を案内してくれるというキュヒョンに連れられて外へ出たけど
この辺りって既にリサーチ済みなんだよね
ユノのマンションの周りに何があるのか知りたくて、パソコンでずっと見ていたから
勿論大学までの道だって完璧だし、教えてもらうまでもない
地下鉄の乗り方だってわかってきたし、地図のアプリだって使いこなせる
僕だって前に来た時とは違うんだから!!
駅前を歩いていて見つけたのはお目当てのラーメン屋、ネットで見てからずっと気になってたんだ
ユノに聞いたら時々食べに来るって話してたし、この辺りでは美味しいって有名らしい
「ね、キュヒョン、お昼食べよう?」
「……へっ?あ、チャンミン様!!」
まだワタワタとするキュヒョンを置いて店内へと入る、テーブル席はいっぱいだけどカウンターは空いてるし
ふふ、こういうの憧れてたんだよね
慌てて追いかけてきたキュヒョンとカウンターに座ってラーメンを注文した
ここは細麺なんだって話してたっけ…
サイドメニューで頼んだ唐揚げをつまみながらふと目に付いたのは壁に貼ってあるアルバイト募集の紙
『アルバイト急募!!困ってます』
そんな笑っちゃうようなコピーの文字に、思わず釘付けになってしまった僕だったんだ
ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭
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