苺な彼とビールな僕

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ユノさんの特別休暇妄想です^ ^


ちゃみの空港サジンで仕事中に突然降ってきました( ˊᵕˋ* )



大丈夫な方どうぞ～








～Cside～






…ウィーーン




遠くでエレベーターのモーター音が聞こえる、帰ってきた？



さっきからソファに座ったりウロウロしたり、落ち着かなくてテレビさえ消して



…バタバタッ



あの足音、あれは…！！



涙が溢れそうで上を向いた、玄関に向かおうと立ち上がるけど足が縺れて歩けない



…ガチャガチャッ



「チャンミナ！！」



「…あ…ひょ…」



涙が溢れて視界が霞む、うまく歩けない僕はフラフラと待ち人のもとへ



グイッとすごい力で抱き締められる、ぎゅうぎゅうと息もできないほどに




「チャンミナ！チャンミナ！会いたかった！！」



「…ひょ…くっ…あ…ひょ…あい…た…た…っく…ひょ…」




何一つ言葉にならなくて





会いたかった
さみしかった
おかえりなさい





愛してる






そんな簡単な言葉ですら発することができない




ここにあるのは確かにひょんの温もりで、僕を抱きしめているこの腕は愛おしいひょんの腕で…




「…チャンミナ、顔見せて？」



「…////」




やっぱり涙が止まらない僕を、優しく抱き締めて髪を撫でる、首筋に顔をくっつけてクンクンと匂いをかいだ




「…チャンミナの匂い、チャンミナただいま！！」




にっこりと目を細めて笑う愛しい人





「…ひょ…かえり…な…さ…ふっ…く…」





僕はぐしゃぐしゃの笑顔でおかえりなさいを言った








～Yside～







初めての休暇でソウルに戻った、一番会いたい人は事務所にいたのに




久しぶりに訪れた俺は皆に囲まれてしまって…




遠慮がちに遠巻きに見る潤んだ瞳




今すぐ抱き締めてこの腕に閉じ込めたいのに…！！




やっと解放されたのは真夜中過ぎだった、連絡は入れておいたから家で待ってるはず




…早く抱き締めたい




エレベーターさえもどかしくて、扉が開いた瞬間飛び出していた




「チャンミナ！！」



玄関を駆け出してくると思った愛しい人は、大きな瞳から涙をポロポロと零して震えていた




両手を広げるとフラフラと立ち上がる、思わず強く引き寄せた




「…あ…ひょ…」




言葉にならないお前の心はちゃんと伝わってるよ？




会いたかった
さみしかった
おかえりなさい




ぎゅうぎゅうに抱き締めて、会えなかった時間を埋めるように口付ける




「…んっ////」




久しぶりのお前の甘い匂い、口付けだけでどうにかなってしまいそうだ




今夜は…




お前に溺れてしまいたい





ただいま、俺のチャンミナ





誰よりも愛してる

2015-10-15 19:00 ｜カテゴリ : SS ｜コメント(4) ｜トラックバック(0)