. スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
. シークレットサービス 1
~Yside~
「……と、言うわけでSM王国の王子の警護の件はお前に決まった」
「はっ!!」
「我がチェシークレットサービスの名において完全なる警護をお願いしたい」
「はっ!!」
「ちなみに24時間体制だから、君には王子と同じマンションで過ごしてもらう、あちらの政権の体制が落ち着くまでだ、その辺りは了承してもらえるな?」
ニヤリと笑うチェ社長、ったく、こっちは雇われの身なんだから文句なんて言えねーっつーの!!
俺の名はチョン・ユンホ、チェシークレットサービスに勤務するしがない平社員
ま、警備の腕は一流だけど、どうも揉め事に巻き込まれやすいらしく、あちこち転々としてるところにチェ社長に拾われたってワケ
「今度は女絡みじゃないから大丈夫だろ、なあユノ?(笑)」
「るせっ!!」
「まあまあごてるな、今回は報酬が破格なんだぜ、喜べよ~いい飯食えんぞ?」
「……ったく、四六時中男と一緒なんて」
「終わったらいい女が抱けるぞ、まあ、お前にゃ掃いて捨てるほどいい女が寄ってくんだろーがな」
カラカラと笑って部屋を出て行くチェ・シウォン、社長っていってもおんなじ歳だし、おんなじ学校だったし
ま、くされ縁ってやつだよな(笑)
あいつがひらってくれなきゃ路頭に迷うとこだったし、ここはひとつ真面目に働いとくか
……それにしても今回は珍しい警護になりそうだ
国王が亡くなって後継問題に巻き込まれないように母親の母国に避難とか
第6夫人とかいってたっけ、中東に嫁ぐなんて珍しいパターンだよな
……ま、俺には関係のないことだけど
これから警護をする王子がとんでもなく破天荒なやつだなんて、この時の俺は知る由もなかったんだ
ご訪問ありがとうございます(⑉• •⑉)♡
ポチッとしていただけると妄想ばびゅんと爆走いたします.。o(♡)
にほんブログ村
- 関連記事
-
- シークレットサービス 5 (2017/07/29)
- シークレットサービス 4 (2017/07/27)
- シークレットサービス 3 (2017/07/26)
- シークレットサービス 2 (2017/07/25)
- シークレットサービス 1 (2017/07/24)
. トラックバック
この記事のトラックバックURL:http://yukision.blog.2nt.com/tb.php/1589-b22de3c4