苺な彼とビールな僕

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～Cside～





「……え…？は、話した！？」


「ええ」


「しゃ、社長さんにですか！？」


「ええ、勿論」



にっこりと笑ってコーヒーを啜るパクさん、ちょっと待って……何が何だか！！


パクさんと偶然会って、カフェでお茶でもって誘われて、当然のことながらユノの話になって……



………えええええ！？/////




「パ、パクさんっ！！それダメじゃないですか！！/////」


「ん、どうしてです？」


「だ、だって！！/////」


「シムさんはユノが嫌いですか？」


「……っ！！/////嫌いとかじゃなくてっ」


「なら大丈夫、あなたはとても聡明な人だ、ユノの不利益になるようなことは絶対にしない」



……確かにそんな事は絶対に無いけど、それにしたって！！



「あなたに会うことを目標にしているユノはとても輝いていたんです」


「……で、でもっ！！/////」」


「そのパワーの源であるあなたにずっと会いたいと思っていました、僕はね、ユノの熱さに惚れ込んだんですよ」


「……パクさん/////」


「大丈夫、悪いようにはしませんから、ああ、連絡が来ましたね、ちょっと失礼」




そう言ってスマホを片手に席を立ったパクさん、僕はその後ろ姿を呆然と眺めることしか出来なかったんだ

2017-02-01 23:00 ｜カテゴリ : あなたの匂いに包まれて ｜コメント(4) ｜トラックバック(0)