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. 僕のムソク様 ~あのとき~ 2
~Cside~
事務所の休憩室で打ち合わせ前だった僕、ひょんと喧嘩して電話を切って力なくソファに座った、ノックして入ってきたのはいつものスタッフ
「チャンミン差し入れだって!!もうすぐマネヒョンも来るから」
目の前に紙袋が置かれる、中からはホットドッグのいい匂いがした
気も滅入るけど腹も減ったし、コーヒーでも淹れて食べようかと立ち上がった瞬間ふらりとよろけてしまった
ヤバいコケる!!
前のテーブルで足を強打し、咄嗟に伸ばした手はさっきの紙袋を掴んだ
バターーーン!!
そして派手に転んでしまった(泣)デカイ図体してなにやってんだと情けなくてしばらく寝転がったまま動けなかった
しかも差し入れのホットドッグが外に飛び出して顔の横にあるの見えるし、頭にはなにかペチャリと付いているようだ
手で拭ってみるとそれはケチャップだった
…げっ!!マジか、最悪!!
ひょんと喧嘩してその後転んでケチャップにまみれてるとかどういう日なんだまったく(泣)
コンコン
「失礼しまーす」
ぐるぐるとそのまま考えているとスタッフの女の子が入ってきた、やばい起きなきゃ!!
僕はむくりと起き上がった、その瞬間!!
「きゃーーーーーー!!!」
彼女はものすごい悲鳴をあげて部屋から出て行ってしまったんだ
. 僕のムソク様 ~あのとき~ 1
拍手60000回リクエスト
teru-cya様大変お待たせいたしました( *ˊᵕˋ)✩‧₊
~Cside~
きっかけはほんの些細なことだった…
『ひょんのバカバカバカバカ!!勝手に誰とでも食事でもホテルでも行ってこーーーい!!』
ブチッ!!
僕の叫び声とともに切れた電話、あとから襲ってくる後悔の波、ああ、やっちゃったよ(泣)
ひょんには初めての時代劇ドラマ、暑い夏を超え秋まで続く過酷な撮影、加えて東方神起としての活動もあって2人で会える時間は激減していた
…それでもやっぱり会いたくて、こっそり会いに行ったり、ひょんも耐えきれずに家に来たりもしていたけど、みるみる痩せていくひょんが心配でセーブしていたのも事実だった
そんなときにふって湧いたひょんの熱愛報道!!
こんなことはドラマの撮影ではよくあることで、ましてやカリスマリーダーチョン・ユンホなんて格好のネタなわけで
僕だって本気にしたわけじゃない、そんな事実がないのは一番よくわかってる、でも…
ひょんの口から何も聞かされず、報道が出る前日にマネヒョンから知らされて
….ショックだったんだ
だってお似合いの2人だった、僕と違って柔らかそうな肌、長い髪、細い体
ゴツゴツした僕とは比べ物にならない本物の女性がひょんの横に並んでいるのは、僕にとってやっぱりかなり辛かったんだ
~Yside~
『クソッ!!』
思わずスマホをぐっと握った、なんなんだチャンミナの奴!!食事だのホテルだの熱愛だの勝手なこと言いやがって!!
イライラして楽屋の中をウロウロと歩き回る
喧嘩がしたかったわけじゃない、チャンミナの声が聴きたいと思って電話したのに、当の本人は不機嫌そうに電話口でありもしない熱愛報道のことを話し始めて…
椅子にドカッと座って腕を組む、だって最近全然会えてなかったんだ、少し前はなんだかんだと理由をつけて会いにきたりしていたのに!!
『もうすぐクランクアップですし、体力的にも限界じゃないですか?無理して会わなくてもいいですから!!』
イライラした口調でそんなこと言われたらカチンときてしまう、俺に会いたくないのか!?寂しくないのか!?
…いや、わかってるんだ
チャンミナは俺が無理してでも会おうとするのを止めさせたかったんだ、この撮影で体重はぐっと落ちてしまって、俺の体のことをとても心配していて…
そんなときにこの熱愛報道とか、ほんと勘弁してほしい
「チャンミナ、会いたいよ」
俺は大きく溜息をついて目を瞑った
. 僕のムソク様 ~その後~ 5
このお話も最終話です~
BL表現あり^ ^
R18です♡
大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
イッた後の余韻を逃しながら、繋がったままチャンミナに口付けた
「…ひょん…強引すぎだって////」
潤んだ瞳で俺を睨む、目尻には涙をためて…
ちゅっ…と、その雫を唇で拭った
「…ん、ごめん…止まらなくて」
「…////」
チャンミナの肩に顔を埋める
「…なあ、足りない…」
ビクッ…
チャンミナは更に顔を赤く染める
「…もっと欲しい…いい?」
じっと見つめると大きな瞳をゆらゆらとさせて
「…僕も…////」
細い腕を絡めてくる
…ヤバイ
チャンミナの中でぐっと大きくなる熱の塊を、今度はゆっくりと打ち付けた
~Cside~
ひょんに何度も揺さぶられて、やっぱり空が明るくなるまで離してもらえず
2人でシャワーを浴びてベッドにもどった
僕は疲れてるのになんだか眠れなくて
…腰がだるい、今日の仕事は撮影だけでほんとよかった////
先に寝息をたてて眠るひょんの顔をじっと眺めていた
…ちょっと口が開いてる、満足そうな顔しちゃって////
髪切ったら途端に幼くなったみたい、こないだまでのクールな感じと全然違う…
前髪に手を伸ばしてさらさらと触った
今日のスケジュールは昼に起きても間に合うかな
…もう少しこの逞しい腕の中に居たい
やっと帰ってきた僕の恋人
やっぱ綺麗な顔だな、なんてじーっと見てたらひょんの目がパチっと開いた
「…っ///」
「…チャンミナ、朝から煽ってんの?」
「…ち、ちがっ!!////」
ぎゅうぎゅうと抱きしめられて
さわさわと脇腹から素肌をさわってくる、もうこれ以上は無理だっつーの////
「…ちょっ!!朝から盛るなーーーっ!!!」
「えーー?ちょっとだけー」
騒がしい日常が戻ってきて嬉しいやら悲しいやら(笑)
まったく余韻にひたる間もないよ!
. 僕のムソク様 ~その後~ 4
BL表現あり^ ^
R18指定です♡
大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
自分でも驚くほどチャンミナが欲しくて堪らなかった
滑らかな肌の感覚とか…
柔らかな髪がかかる項とか…
首筋に顔を摺り寄せてチャンミナを実感する、やっぱりチャンミナ不足だったんだ…
小さく抵抗しながらも身体を開いて俺を受け入れてくれて
じわりと愛しさがこみ上げる
俺はチャンミナの中心を口に含んで吸い上げた
厭らしい水音を立てて下から上へと満遍なく舐めて、先の部分をちゅっ…と吸う
「…んっ////」
舌だけでなく指でクチュクチュと扱いて強い刺激を与える
「…あっ…ダメ…」
「…チャンミナ?…イって…」
絶頂が近いチャンミナはおれの髪をぐしゃぐしゃと掴んだ
吸い上げる力を強くして追い込む
「…あっ…やっ…イッ…」
反り返る身体をぎゅっと掴む
ピクピクと痙攣して、チャンミナは俺の口内に熱を放った
~Cside~
ひょんに僕の中心を捉えられてあっという間にイってしまった…////
痺れる身体は余韻を残し、次に訪れる快感を期待してしまう
ひょんの綺麗な指が奥の蕾に吸い込まれ
中を解していく
「…んっ…あっ…////」
なかなか会えなかったこの数ヶ月
僕の体はいつもひょんを欲していて…
ゆっくりと蕾を解す指が焦れったくて
「…ひょん!…お願い…早くっ…」
黒目がちな瞳がゆらゆらと揺れて
…くちゅっ
蕾から指が抜かれ、ひょんは僕の脚を開いて
ぐぐっと一気に突き上げた
「…ああっ…ひょんっ…!」
「…チャンミナ…名前で呼んで?」
強く揺さぶられ息もままならない
肌と肌のぶつかり合う音が部屋に響いた
「…んっ…ゆ…の…気持ち…いっ…」
「…くっ…チャンミナッ…愛してる…」
容赦無く熱の塊をぶつけられ、僕とひょんは同時に熱を放った
. 僕のムソク様 ~その後~ 3
BL表現あり^ ^
R18指定です♡
大丈夫な方どうぞ~
~Yside~
うたた寝してるチャンミナをキスで起こした
真夜中は過ぎてるとか、明日のスケジュールとか、そんなことはもうどうでもよくて
お前に触れたいんだ…!
寝起きのくせに必死に抵抗するチャンミナ
…往生際が悪いな
強引にソファに組み敷いて、ただいま、って言ったら呆れた顔で、
「…おかえりなさい////」
って、優しく微笑んだ
「…ねぇ、ひょん打ち上げは?」
「終わった!!」
チャンミナの上で上着を脱ぎながら答える
「…朝まで飲むのかと思ってた、あ、部屋片付けといたのに!」
「わかってる!チャンミナありがとう」
一気に中のTシャツも脱ぎ捨てた
「…ちょっ…ひょん!!////」
チャンミナの着てるスウェットも首からすっぽり脱がせる
途端に真っ赤になって視線を逸らす
「…チャンミナ…欲しいんだ」
逃げないように両手をついて腕の中に閉じ込めた
~Cside~
あまりにも強引なひょんに寝起きの僕はついていけてなくて
でも、触れられると熱を持つ身体…
ひょんは頭をグリグリと僕の首筋に擦り付けてくる
…なんか猫みたいだな
甘えてくれてるんだって思うと嬉しくて髪をくしゃくしゃと撫でた
…あれ?
「…ひょん、髪もう切ったの?」
「…ん、鬱陶しくて」
首筋にあった唇は胸に下りてまだ柔らかい突起を甘噛みした
「…んっ////」
痺れるように甘い刺激、ひょんはペロペロとそこを舐めてちゅっ…っと吸った
「…あっ////」
素早く下着を脱がされて、既に熱を持った僕自身をぎゅっと掴まれた
「…ああっ!!////」
「…チャンミナ…舐めていい?」
もう!ほんと今日は強引だ…////
ひょんの黒目がちな瞳がゆらゆらと揺れる
…拒めるはずがない///
こくん、と頷くとひょんはニヤリとして足の間に顔を埋めた