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苺な彼とビールな僕

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. 僕のお尻が狙われてます 3















~Cside~









「やあチャンミン、よく来てくれたね」




「あ、あの、今日はお招き頂いて、その///」




「ははは、堅苦しい挨拶はなしだ、で、そっちがキュヒョン君かな?」




「あ、はい!!」








スマホの地図を頼りにやってきたシウォンさんの実家







お誘いを受けてのこのことやってきたものの、あまりの豪邸に腰がひけてしまうよ






一緒についてきたキュヒョンも目をくるくるとさせているし






一応ジーパンだけはやめておいて良かった、まさかこんな本格的なパーティーだなんて







軽い気持ちで来るところじゃない気がする(泣)







ニコニコとご機嫌なシウォンさんに案内されたのは綺麗な芝生のバカでかい庭






そしてそこに置かれたでっかいテーブルに並ぶ豪華な料理の数々!!







そうか、セレブってやつは毎日こんなものを食べているんだ






だからあんなに艶々で照り照りなんだ……







「さ、遠慮なく召し上がれ、後で友人にも紹介するからね」




「あ、あの、シウォンさん、僕達場違いなんじゃ……」




「なに言ってるんだ、可愛い後輩じゃないか、キュヒョン君も同じ大学なんだよな?」




「そ、そうなんです、あの、経済学部で」




「へえ、俺のいた学部と一緒だな、あの教授まだいるのかな?ほら、白い髭の」




「ああ!!」







思いの外キュヒョンとシウォンさんは馬が合うようで、僕なんてそっちのけで盛り上がり始めた







なんだよ、そしたら僕は一人でどうすりゃいいんだ、なんて思っていたら、サッとウェイターらしき人に飲み物を渡された






これって所謂食前酒?


いや、シャンパンなのかな?






渡されたグラスをじっと眺めていると後ろから感じる熱い視線






ハッとして振り返るとスラリと背の高いイケメンが手を顎にあててこちらを見つめていた








「うん、いいね」




「へ?///」









そう言ってにっこりと笑ったその人は、僕を見つめたままゆっくりとこちらへ歩いてきたんだ










































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