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. 家政婦さんは恋人 12
~Yside~
「それで、進行の挨拶が終わったらこちらの席に移動して……って、ちょっとユノ!!聞いてんの?」
「へ?ああ」
「もう!!誰のイベントだと思ってんのよ!!」
そう言って声を荒げるボアに軽く手をあげて誤魔化す俺
いよいよ明日に迫ったサイン会のリハの為、わざわざ会場にやってきたわけだけど
やっぱり辞めて帰りたいのが本音、かな
会場と言っても元々はショッピングモールの広場のような所で、二階からも見渡せる造りになっている
ったく、こんなの見せ物じゃねえかよ……
小説家なんて姿が見えないからいいんじゃないか、何が悲しくてこんなことを
往生際悪くぐるぐると考え込んでいると、ふと視線を感じて顔を上げた
するとそこには数人の学生らしきグループが柱の影からこちらを伺っていた
見たところ高校生、か?
『え、絶対そうだよ』
『うそー本人が来るとか凄くない?』
『思ったより若いね、カッコいい』
閉店間際の時間を利用しての短時間のリハーサル、なんだよ、これってバレちゃってるんじゃね?
一応サングラスをしておいてよかった、あんまり顔バレすんのは………
「あの、もしかして明日ここでイベントされるU.Kさんですか?」
「あ、いや///」
突然駆け寄ってきたと思ったら声をかけられて、思わずドギマギとしてしまう俺だったんだ
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