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. オオカミなんかじゃない 1
~Cside~
「ほんっとよく降るよな~」
「ああ、まったくだよ」
「せっかくの酔いが覚めてちゃうよな~じゃ、チャンミナまた月曜にな」
「うん、キュヒョンもお疲れ様」
せっかく仕事終わりにキュヒョンと居酒屋に行ったのに、夕方から降り出した雨はどんどん酷くなって
店を出る頃にはすっかり土砂降りになってしまった
こんな時はタクシーも掴まらないし、仕方がないと諦めて折りたたみの傘を取り出した
ここから地下鉄の駅までは割と近いけど、最寄駅に着いてからが意外と遠かったりする
早足で歩けば十分強、こりゃびしょ濡れになるの覚悟しないとだよ……
僕の名前はシム・チャンミン、今の会社に勤めてもう一年が過ぎた
ごく普通の高校を出て、ごく普通の大学に入り、今の生活にも慣れてようやく1人立ちできた気がする
大学時代からの親友のキュヒョンも近くの会社に勤めてるし、こうして週末毎に飲むのも楽しみの一つになってたりする
明日は休みだし、朝はゆっくりして近くのカフェでモーニングとかもいいかもしれない
ま、雨が降ってたら二度寝決定だけど(笑)
そんな事を考えながら雨の中を歩いていると、ふと目に入ったのは歩道で蹲る1人の男
傘もさしてないし、もしかして具合が悪い、とか?
気にはなるけど誰かもわからない他人に声をかけるのはちょっぴり勇気のいる事
チラチラと横目に見ながら通り過ぎようとしたけれど、ぐったりとするその人は目を閉じているようだった
「あの、すいません、大丈夫ですか?」
そう言って声をかけてしまった事でまさか自分の運命が変わってしまうなんて、この時の僕は思いもしなかったんだ
完全なる見切り発車(^◇^;)
かなりファンタジーなお話になります~
楽しんでいただけたらいいな\♡/
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