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. ユノ社長の恋人 2
~Yside~
「社長、今夜のスケジュールですが…」
「なんだイトゥク、俺は夜まで拘束されるのか?」
「は、いえ……そういうわけでは、先方に合わせての会食となりますので」
「仕方がないな、わかった、夕方までにここにある書類を片付ける、後でチャンミンをよこしてくれ」
俺の言葉にピクリと眉を動かすイトゥク、小さく溜息をつくと呆れたように俺をマジマジと見つめた
「社長、公私混同は……」
「わかってるよ、でも少しぐらい癒されてもいいだろう?」
「………少しでは済まないのではないですか?」
「はは、そんな事はないよ、ああ、それとコーヒーも頼む」
「ではシムに持たせましょう、お待ちください」
そう言ってトゥクは苦笑いを浮かべると部屋を出て行った
ま、これくらいは許されるだろう
………あの日、初めて君の肌に触れた日からどれだけ経っただろう
こんなにも2人で過ごす時間がないなんて……
事前に決まっていた海外出張はともかくとして、新規取引先の工場見学やら、会社訪問やら
夜は疲れて眠るだけとか、せっかく恋人になったっていうのに
まったく、神様ってのは随分意地が悪いらしい
山のように積み上げられた書類にサインをしながらじっと空を眺める
……ま、とりあえずは今週が山、かな
俺は大きく息を吐くと気を取り直して、なかなか減らない書類の山へと手を伸ばしたんだ
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