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苺な彼とビールな僕

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. 君といたいから 6











~Yside~









「すいません、遅くなりました」




「ん、ありがとう、隣に座って?」




「あ、はい///」




「ここなんだけどね」









コーヒーの香りとともに部屋に入ってきた君、少し緊張しているように見えるのは気のせいじゃない、よな








自分の椅子の隣に座らせて、同じパソコンの画面を覗き込めばふわりと香る君の甘い香り







仕事なのは嘘じゃないけど、ヒチョルの言う通り職権濫用してるのも否めない








「えっと、ここですか?」




「ああ、君はパソコンには強いと聞いたから」




「ちょっと待ってくださいね、うーん、何でこんなに重いんだろう?」








カチカチとマウスを触る指が気になってじっと見つめていると







赤い耳がやけに気になって仕方がない







少しだけ触れてもいいだろうか………








真剣に画面を見つめる君の横顔をチラ見して、隙をついて耳に唇を寄せる






「……わっ!!///」






ほんの少し触れただけなのに、驚いて椅子から転げ落ちそうになる君






慌てて掴んだ腕が細くて驚いたけど、そのまま自分の膝に座らせてやった







「し、社長!!///」




「ん、ごめん、我慢できなかった」




「は、離して、下さい///」




「無理だな」




「………なっ!!んっ///」









俺の膝の上で真っ赤になって暴れる君を抱きしめて、もう一度その可愛い耳に唇を落としたんだ





































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