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. 僕の彼氏はバンパイヤ 15
~Cside~
「さあどうぞ」
「お、お邪魔します///」
チョンさんに夕食を一緒にと誘われて、戸惑ってはいたもののいいワインがあるって言われちゃって
のこのことやってきてしまった僕……
最初は変態だって思ってたし、血を吸わせてくれとか言われて警戒心しか無かったのに
その……最近では親しくなって、もっと彼のことが知りたいって思い始めていて
自分の心境の変化に戸惑うばかりだけど……
とにかく謎に包まれた人で、何の仕事をしてるのかもわからないし
憂いを帯びた黒目がちのアーモンドアイとか、普通の人とは思えない程のスタイルの良さとか
かと思ったら人を惹きつけるような人懐っこい笑顔とか
なんだよ、いつのまにか夢中になってんのは僕の方じゃないかって!!
「どうしたの?狭いけどどうぞ?」
「あ………はい///」
つい入り口でぼんやりと考え込んでしまって、つい、と手を引かれて部屋の中へと入った
うわ………何も、ない
本だらけの僕の部屋と違って、至ってシンプルに物が置かれていて、同じ間取りのオンボロアパートの筈なのに
生活感のなさにヒヤリと背中が冷たくなった
………これってなんかヤバいんじゃない?
心の奥で警鐘が鳴り響く、逃げるなら今しかないってわかってるのに!!
「何もないでしょう、とりあえず座って?」
「……は、はい」
無言の圧力に逃げることも出来なくなった僕は、そっと手を取られるとソファへと座らされたんだ
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