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. 恋人の条件 7
~Cside~
「だからぁ、恋人の条件だよ~、ね?聞いてるキュヒョン!!」
「聞いてるって、だから考えすぎ!!」
「考えるに決まってんじゃん、相手は芸能人なのに/////」
「ったく!!飲みすぎだって!!」
キュヒョンはテーブルにダラリと腕を伸ばした僕を見て大きく溜息をついた
……ほんと、今日は飲み過ぎちゃったかもしんない
ずっとユノの側で忙しくしていたから、こういう風に自分を晒け出せるのがとても心地よくて
自分では気づかないほど溜め込んでいたんだ……
「そろそろ帰んなきゃ、だろ?」
「ええ?もう帰るの~?キュヒョン冷たい!!」
「だってほら、さっきからお前のスマホなりっぱなしだよ?」
「………へっ?/////」
そういえばカバンの上に置いたままのスマホは、店に入ってから一度も開いてなかったっけ
手にとって画面を見ればユノからのメッセージが大量に入っていて
チャミ終わったよ
まだ帰ってないの?
潰れたりしてない?迎えに行こうか?
チャミ返事して
早く逢いたいんだ
今朝別れたばかりなのにまるで何日もあってないような内容ばかりで、呆れるのと笑っちゃうので複雑な顔になってしまった
「早く帰ってやれよ」
「キュヒョン……」
「正直に伝えればいいんだよ、お前の気持ちをさ」
「……うん/////」
「考えるより行動!!さあ、行った行った!!」
………キュヒョンの言葉が痛いほど胸に突き刺さる
僕は親友に別れを告げて急いで店を飛び出すと、ユノの待つマンションへとタクシーを走らせたんだ
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