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. 愛の詩をきかせて ~仔鹿君の憂鬱~ 20
~Yside~
「さあ着いたよ、おいで」
「あ…はい、ここって?」
高速をとばして一時間ほど、君の手を引いて古びた門をくぐると、様々な木々に囲まれた別世界が広がる
「俺の祖父の家だ」
「……え?」
「見せたいものがある」
まだ戸惑う君の手を引いて屋敷の中へと入った、管理は任せてあるから鍵を開けておいて貰ったんだ
手入れの行き届いた廊下を過ぎて奥の書斎へと、何も変わらない風景が俺を癒してくれる
「さあ中へ」
「あ、はい…………うわぁ/////」
重厚な扉の向こうには壁一面の本棚が広がる、本好きだった祖父の趣味であったコレクション
様々なジャンルの本が並ぶこの部屋は、正に小さな図書館と言うべきか
「凄い、凄いです/////」
「自由に見るといい」
「はい!!/////」
大きな瞳をキラキラとさせて吸い寄せられるように本棚へと近づいていく君
……やはり連れてきてよかった
昼飯返上でここに来てしまったからきっとお腹を空かせているだろうに
今はそれどころじゃないみたいだけど(笑)
ドアに凭れて本と戯れる君を見つめていると、不意に人の気配がしてドアが開いた
「まあ、坊ちゃん!!おかえりなさいませ」
「パクさん坊ちゃんはやめてくれ(笑)」
「あら、私にとっては坊ちゃんはいつまでも坊ちゃんですよ、ほら、頼まれていたものご用意しましたよ」
にっこりと笑って差し出したのはパクさん特製のクラブハウスサンド、ここに来てはよく食べていたっけ
……君と一緒に食べたくて
「チャンミン、お昼にしよう」
「あ……はい/////」
未だ本に名残惜しげな君の手を取って、俺達はテラスで遅めの昼食をとったんだ
ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭
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comments
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5139. Re: 粋。 ち***様 さん
コメントありがとうございます\( ˆoˆ )/
こっちはすっかり遅くなっちゃって!!
withの本棚のイメージ、そんな感じです(●´艸`)ムフフ
壁一面の本棚ってのにあこがれがあって♡
イケメンが似合いますよねぇ♡
もちろんユノ社長の計らいでクラブハウスサンドは大量ですよん(●´艸`)ムフフ
こっちはすっかり遅くなっちゃって!!
withの本棚のイメージ、そんな感じです(●´艸`)ムフフ
壁一面の本棚ってのにあこがれがあって♡
イケメンが似合いますよねぇ♡
もちろんユノ社長の計らいでクラブハウスサンドは大量ですよん(●´艸`)ムフフ
5140. Re: り*****様 さん
コメントありがとうございます\( ˆoˆ )/
大変遅くなってすいません!!
そうです、ユノさんとジヘちゃんは母親が違います、今のお母さんとは血はつながってないんですね〜
パクさんはお祖父さんのところのお手伝いさんです
ややこしくてすいません(^◇^;)
大変遅くなってすいません!!
そうです、ユノさんとジヘちゃんは母親が違います、今のお母さんとは血はつながってないんですね〜
パクさんはお祖父さんのところのお手伝いさんです
ややこしくてすいません(^◇^;)
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