苺な彼とビールな僕

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BL表現あり^ ^

大丈夫な方どうぞ～




～Yside～




カツカツとヒールの音が聞こえる




…来た！！




ガチャ…



ひょこっと顔をのぞかせたチャンミナの体を強く引き寄せドアに押し付けた



文句を言う隙を与えず唇を塞ぐ




「…んっ…あっ…ひょ…///」




状況を把握したチャンミナは必死で俺から逃れようと身を捩った




「…んんっ！んーーーっ///」




真っ赤に染まる耳の淵を撫でて今度はそこに遠慮なく舌を差し込んだ



「…あっ…ひょんっ…ダ…メッ！！」



トントンと俺の胸を叩いて訴える



…くちゅっ



わざと水音を立てて離れる



チャンミナはハアハアと肩で息をしながらキッと俺を睨みつけた




～Cside～




楽屋に入った途端に壁に押し付けてキスするなんて…！！



だ、誰かに見られたらどーすんだ///




やっと離れたひょんを思いっきり睨んだ




「…ひょん！！いきなり酷いです！」



…ダンッ！！




ビクッ…思わず目を瞑った




僕は壁に両手をついたひょんの腕の中に閉じ込められていた



おでこをコツンとあてて



「…チャンミナ…綺麗すぎ…やばい」



「…//////」




切なそうなひょんの切れ長の瞳が溢れんばかりの熱を孕んで…



思わずひょんの頬を両手で包んだ…



「…ひょん…でも…ここじゃダメです///」



ハァ、とため息をつくひょん



「…わかってる…ごめん…」



そっと離れた体にじわりと寂しさが湧く




…バカだな///




自分の中の熱を冷ますように深く息を吸った



「…チャンミナ、おいで」



ソファに座ったひょんがポンポンと自分の横を叩いた



僕はひょんの隣に俯きながら座った…

2015-08-16 17:00 ｜カテゴリ : 君の瞳に恋してる ｜コメント(13) ｜トラックバック(0)