苺な彼とビールな僕

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～Yside～





気を失ってしまったチャンミナを抱えてお湯に浸かると、魔法泉がキラキラとチャンミナを包んでいるようだった



…これって効いてるってことだよな？/////



初めてなのに気を失うほどヤッちまうなんて、俺ってほんと抑えが利かないな、まったく自分に呆れてしまうよ


…愛する人と一つになるってこんなに満たされることなんだ



チャンミナ愛してる

ずっと一緒だよ…



俺に身体を預ける丸い後頭部にキスをして小さく心に誓ったんだ



しばらくするとチャンミナは意識を取り戻して、幸せそうに微笑んでいた



それからスパを出て二人でベッドに滑り込んで、寄り添うように眠りについた



次の日はゆっくりとした朝を迎えて、シウォンさんとキュヒョナに挨拶をして帰ることにした



「シウォンさん、キュヒョナ、ありがとうございました！！」


深々と礼をするとポンポンと肩を叩かれる、顔を上げるとシウォンさんが満面の笑みで俺を見ていた


「チャンミナを幸せにしてやってください」


「はい！！」



横にいたチャンミナはキュヒョナと何か小声で話しているようだ、顔を赤くして何の話してんだか（笑）



「チャンミナ体大丈夫だった？/////」

「…キュヒョナ、ありがと♡魔法泉すごい効いたみたい/////」

「…また詳しくね！！」

「…えっ？/////…うん！！」



「チャンミナ、帰ろう」


「…はいユノ様♡」


何故かもっと赤くなったチャンミナの腰を抱き寄せて俺達は二人に別れを告げたんだ



こうして、俺達の初夜はなんとか無事に終わった…あれ？




「…チャンミナどした？」





「…ああっ！！また忘れたー！！」










『チャンミナはーん、もう朝みたいやねんけど初夜はどないでしたん？』


…………。


『チャンミナはーん？なんかえらい静かやねんけど…（汗）』


……………。


『チャンミナはーーーーーん！！まさか！！また置いてかれてもーたーーーーん！？ちょっとー！！（号泣）』

2016-02-01 23:00 ｜カテゴリ : 僕のご主人様♡ ｜コメント(6) ｜トラックバック(0)