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. 君といたいから 33
~Yside~
「ユンホ、話がある」
「何ですか改まって」
出張先での工場視察、本当ならチャンミンも来る予定だったが
色々と理由をつけて取引先に残って貰うことにした
だって、昨日の今日では二人ともが……ね
昨日の君を思い出しては緩む口元を抑えながら、珍しく父と同行していたが
一体何を企んでいる………?
「他でもないんだ、ほら、昨日会っただろう?コ・ユジンをどう思う?」
「……は?」
「いや、是非ともお前を紹介して欲しいと言われてね」
「………」
まあ、そんなことだろうとは思ったけどね、生憎今はそんな事は考えられないしあり得ない
俺は息を一つ吸い込むと隣の父に向き合った
「申し訳ありませんが丁重にお断りして下さい」
「……やはりな」
「……え?」
「いや、予想はしていたが………チャンミンか?」
「!!!!」
「ふふ、嘘のつけないやつだ」
そう言って楽しそうに肩を揺らす親父を軽く睨み返す
そんな俺をさも可笑しそうに見つめる瞳は意外にも優しく感じられ……る?
「予想通りだな」
「……は」
「いや、この話はもういい」
それ以上は黙ってしまった親父の横顔を見つめながら、複雑な気持ちになる俺だったんだ
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