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. 迷惑な同居人 13
~Cside~
「……あの、この部屋の方ですか?」
「………え?」
マンションのエントランスで見かけた若い青年、いや、あんまり可愛いから最初は女の子かと思った
………でも、声は男の子、だよね?
うちのマンションじゃ見かけない顏だし、どうやら誰かの家を探してるみたいだけど
「あ、あの………突然すいません、こちらにチョン・ユンホさんがおられるって聞いて」
そう言ってその子はキュッと唇を噛んだ、何やら思い詰めている感じだし
……ユンホ君の知り合い?
「えっと、君は?」
「あ、僕、イ・テミンと言います、あの、事務所の後輩で」
「あ……そうなんだね、今家にいるよ?ちょっと待って」
「は、はい!!」
今日はたまたま二人とも休みが重なって、疲れて寝てるユンホ君にお昼でも作ろうかと買い物に出た所だった
家に入れた方がいいのかもしれないけど、一応僕の家じゃないし、ね
「ユンホ君?お客さんだよ」
「………ん~?」
ソファで丸くなって眠るユンホ君をゆさゆさと起こしてみる
まったく、いつになったら布団で眠るんだか
「俺に客?誰?」
「ん、事務所の後輩だって」
「え!!」
ガバリと起きたユンホ君は僕に毛布を渡すと、一目散に部屋を出て行ったんだ
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