. スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
. 恋人なんかじゃない 10
~Yside~
「大学時代のユノさんはどんな風でしたか?」
「ふふ、モテモテの引く手数多だったよ」
「………///」
「ユノ目当てに店に連日女の子が押し寄せてさ~」
「ちょっ!!イェソンさん!!」
「いやぁ、盛りすぎたか!!」
俺がちょっと席を外しているうちに何をしているのかと思えば
料理を運ぶついでに座り込んで話をしているとか!!
全く勘弁してほしい……
当のチャンミンはイェソンさんの話を真に受けてウンウンと頷いているし
まったく、俺以外には素直なんだから
そんな拗ねた顔して睨まれても可愛いだけなのに、わかってないな
「ユノさんてモテモテだったんだ」
グラスの水をじっと見つめながらそんなことをポツリと漏らす我が婚約者殿
グラスについた水滴をなぞる指がやけに色っぽいとか!!
「そうでもないよ」
「……そうかな?」
「俺がモテたいのは一人だけだから」
「!!!!………キザだ///」
「ふふ、本当のことだよ」
「………///」
俺の言葉に視線を泳がせて俯く君に、どうやって俺の想いを伝えたらいいだろう
ああ、胸を開いて見せてやりたいよ
こんなにも君に夢中だってこと
黙ってしまった君の赤い首筋に見惚れながら、熱くなる想いを抑えるようにグラスの水をを飲み干したんだ
ご訪問ありがとうございます(⑉• •⑉)♡
ポチッとしていただけると妄想ばびゅんと爆走いたします.。o(♡)
にほんブログ村
- 関連記事
-
- 恋人なんかじゃない 12 (2018/10/27)
- 恋人なんかじゃない 11 (2018/10/26)
- 恋人なんかじゃない 10 (2018/10/25)
- 恋人なんかじゃない 9 (2018/10/24)
- 恋人なんかじゃない 8 (2018/10/23)
. トラックバック
この記事のトラックバックURL:http://yukision.blog.2nt.com/tb.php/2528-8f790a87