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. あの夏を忘れない 38
~Cside~
「え?帰った?」
「ああ、急に取引先に行くことになってね、そのまま直退するそうだ」
「そ、ですか」
「ああ、後でお前に連絡するって言ってたぞ?何か約束でもしてたのか?」
「あ、はい」
「そうか、美味いもんでも食わせてもらえ」
「はい(笑)」
パク課長に書類を提出するついでに、ユノ先輩が何時に終わるか確認しようと思ったのに
そっか、外に行っちゃったんだ
仕事の様子を見て今日ならいいかと声をかけたけど、忙しいなら別に今日じゃなくても……
早く話をしたいのは事実だけど、せっかくの今の関係を壊すことになってしまいそうで
正直などうすればいいか迷ってるんだよね
本当は今でもユノ先輩のこと好きだし、その、また付き合えるならとてと嬉しいことだけど
学生の頃のように若くもないし、体だって大きくなってゴツゴツしちゃってるし
可愛さのかけらもないこんな僕に、すぐに嫌気がさしてしまうかもしれない
それがとても怖くて、胸が潰れそうで……
「チャンミンちょっといい?」
「キュヒョン、会議だったんじゃ?」
「終わったよ、少しでいいんだ」
「あ、うん」
そう言ってキュヒョンは僕の背中をぐいぐいと押すと、訝しがる僕ににっこりと笑ったんだけど
ご訪問ありがとうございます(⑉• •⑉)♡
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