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. 結婚なんかしたくない 7
~Yside~
『それでね、一度うちにお招きしようと思うのだけど、ユンホさんの都合はいかがかしら?』
「俺はいつでもいいですよ」
『まあまあ、あなたからそんなセリフを聞くとはね、乗り気でらしたものねぇ』
「ふふ、それは嫌味ですか?お祖母様」
『いえ、どこでお知りになったのかと思っただけよ、では日にちは決まり次第連絡します』
「はいはい、お任せしますよ」
お祖母様からの連絡でいよいよ顔合わせの日取りを決めることとなった
と、いう事は先方がOKを出したということか?本人がゴネていると報告を受けていたが
いやいや、そんな一筋縄ではいかない気もするな、我が許婚殿は(笑)
随分昔に会ったっきりだが、きっと綺麗になっているだろう
あの、天使のような瞳が心から離れなかった
ずっと心の奥にしまっていた想い出が、まさか現実に手に届くものになるなんて
「室長、こちらにいらしたんですか!!」
「ああ、ミノ」
応接室でアメリカーノ片手に景色を眺めていると、第一の部下であるミノが慌てた様子で部屋へ飛び込んでくる
「ああ、じゃありませんよ、探したんですから!!お時間です!!」
「ふふ、わかってる」
「本当に急いでくださいね」
そう言って先に部屋を出るミノに片手を上げると、俺はアメリカーノを一気に飲み干したんだ
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