苺な彼とビールな僕

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～Yside～










「チャンミンおはよう」



「………お、おはようござい、ます///」



「早速なんだけど今日の会議の資料は」



「あ、えっと、こっちのフォルダに入れておきました」



「ん、ありがとう」



「い、いえ///」







少々ぎこちなくはあるが普段通り迎えた週明け、避けられてはいない、よな







覚えていてくれてよかった………







酔った勢いで、というよりは、ヒチョルと戯れるチャンミンに嫉妬して想いを伝えることになったが






後悔はしていない







いずれは伝えるつもりだったし、それが少し早まっただけ






まさか自分の家に連れてきてしまうなんて、思いもしなかったけど






告白を聞いた後に、全身を真っ赤に染めて逃げるように帰っていく後ろ姿に愛しさだけが込み上げて………







返事は待って欲しいと言われたから、待つことしか出来ないが







一度や二度断られても諦めるつもりはない






自分勝手だと思われても後悔だけはしたくないんだ






遠い昔に置き去りにした想い出を、これから二人で綴っていきたいから






繋いだ手を決して離す事はないから







ねえチャンミン



どうか、俺の想いに応えて下さい

2018-09-01 10:30 ｜カテゴリ : あの夏を忘れない ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)