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. あの夏を忘れない 30
~Cside~
『ダメだよチャンミン』
そう言って困ったように僕を見つめるユノ先輩に昔の記憶が蘇る
初めて出会った時から憧れていて、本当に好きだったから
『付き合ってほしい』そう言われた時は夢なんじゃないかって思った
でも、そんな幸せな時は長くは続かなくて、すぐに別れを告げられてしまって……
悲しくて、辛くて
でも忘れることなんて出来なくて………
「チャンミン?」
「あ、あの………僕やっぱり一人で帰ります、から///」
「……立てないのに?」
「キ、キュヒョンに頼みます、ユノ先輩は戻って……」
「却下」
「………へ?」
「お持ち帰り決定だな」
「………え?あ、あの?///」
ユノ先輩は僕の腕をグイと引いて立たせると、腕の中にすっぽりと包み込んでしまう
スーツから香るユノ先輩の香りに胸が痛くなるのに、好きって気持ちが溢れてしまうのに
離してください、そう言えばいいのに……
あなたの腕の中があまりに心地よくて、とても逃げられそうもない僕だったんだ
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