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苺な彼とビールな僕

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. あなたの胸で眠りたい 13











~Cside~








「……ちょ!!ユノ///」



「ん、何?」



「は、離せっ……んんっ///」






玄関に入るなり壁に押し付けられて、息もできないほどの口づけが降ってくる






荷物だってだって持ったまま、靴だってまだ脱いでもないのに






繰り返される口づけに抗うことなんて出来る筈もなくて





口の中を這い回るユノの舌に頭がクラクラとしてしまう






そっと離れた体、立っていられずに僕はその場にヘナヘナと座り込んだ、帰っていきなりこんなのとか酷すぎる///






「立てるか?」



「………///」



「抱いて連れてってやろうか?」



「だ、誰が!!///」







不敵に笑うユノをひと睨みすると、僕は早足でキッチンへと逃げ込んだ






ご飯作れって言ったくせに……きっとタッパの中身もぐちゃぐちゃになってるよ






「チャンミン?」



「………ぐ、ぐちゃぐちゃだ」



「飯か、何作ってくれたんだ?」



「…………ナシゴレン」



「ん、美味そうだ、このまま二人で食うか?」



「………美味しくないかも」



「お前の飯が不味かったことなんてない」



「………///」








甘い視線に耐えきれず思わず背中を向けたのに、後ろから回された腕があまりにも優しくて








とても逃げ出すことなんて出来ない僕だったんだ










































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