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. 僕の彼氏はバンパイヤ 10
~Yside~
アパート近くのコンビニでバイトをする君、几帳面な彼は必ず時間通りに帰ってくる筈
偶然を装って声をかけようと待っていたのに、なんだ、余計な邪魔が入ったようだ……
汗臭い男達に囲まれて、うん、その焦った顔もなかなかいいけど
気に入らないのは細い腕を掴む汚い腕、今すぐに切り取ってしまいたい程の不快感
跡形もなく消してしまうことも出来るが、そんなことをしてはここにいられなくなってしまうから
ここはぐっと我慢で能面のように顔を作る
『あの、離していただけませんか?』
そう声をかけつつも視線は掴まれた腕に、まったく、俺の獲物に手をつけるとはいい度胸だ
ほんの少しの力を解放すると、弾かれたように吹っ飛ぶデカイ体
呆然とするそいつらを尻目に愛しい人の手を取ってくるりと踵を返す
何が起こったのか理解できず大きな瞳をくるくるとさせて
無事で良かったと思った以上に安心する自分に、少し戸惑い気味な俺だったんだ
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