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. 僕の彼氏はバンパイヤ 6
~Yside~
………やはり思った通りだった
口の中に広がる甘い血の香りに、理性も何も吹っ飛んでしまうかと思った
そう、彼を初めて見たのは一ヶ月ほど前の夕方のことだった
すれ違い様に香る甘い匂いにふと振り向くと、そこには天使のように微笑む彼がいた
……美味そうだな
そう思ったのは彼の首筋があまりにも綺麗だったから
捕食というよりは焦がれていると言った方がいいのかもしれない
……要するに一目見て彼を気に入ってしまった
俺達の一族は昔よりはずっと減ってしまったが、皆それぞれに人間の世界にとけ込んで暮らしている
たまには突然人間を襲うような輩もいるが、そういうやつは一族を纏める機関の監視下に置かれることになる
ま、そんな奴はごく一部だが……
ほんの少し人間より寿命が長くて
ほんの少し人間の血が必要で
人工的に作られた血液のジュースを飲んで誤魔化す毎日だったのに、こんなにも欲しいと思える人に出会えるなんて……!!
さて、どうやって君を手に入れよう
そんな風に考えるだけでワクワクとしてしまう自分に、苦笑いしてしまう俺だったんだ
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