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苺な彼とビールな僕

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. 王子の気持ち 13









~Cside~








「………ん、ユ…ノ?」





ふと目を覚ませば隣で眠っていたはずのユノはいなくて、僕は一人でシーツに包まっていた





……あ、そっか、今日は昼から仕事だっていってたっけ





外を見れば時刻はすっかり夕暮れ時、僕ってばそんなに眠っていたんだ




結局ユノは眠れたのかわかんないけど、僕のせいで寝不足にさせちゃったんだよね






謝らないと……






いつも素直に甘えられなくて、つい憎まれ口をきいてしまうから





僕って本当にバカだよね……





テーブルには大量の食料と飲み物、置き手紙も置かれていて




……きっと仕事に行く前に用意してくれてたんだ





『起きたら連絡して』





そんなユノからの一言がジンと胸に響く、僕はスマホを手に取るとユノへとメッセージを送った






『今起きたよ、昨日はごめんなさい、お仕事頑張って♡』






きっと仕事中だからメッセージは短めに、でも精一杯の気持ちを込めて最後にハートもつけてみた





ご、ご飯とか作ったら食べてくれるかな?///






冷蔵庫を覗いてじっと考える、大したことは出来ないけど母様に教わったチゲならなんとかなりそうじゃない?




ユノのために僕が出来ること、これから考えてかなきゃ///





僕は腕まくりをするとほっぺたをパチンと叩いて、晩御飯の用意にとりかかったんだ

















































ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭

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